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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001XMQ

有価証券報告書抜粋 株式会社松風 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、債務問題の影響が残る欧州や景気が減速傾向を見せる新興国の経済状況の影響を受けたものの、個人消費の回復や公共投資の増額などもあり、景気は回復傾向で推移しました。
しかしながら、2014年4月からの消費税率引き上げに伴い、個人消費に対する影響が懸念されるほか、駆け込み需要の反動が避けられないこと、中国を含めた新興国の景気状況が依然として不透明であること、ウクライナを巡る情勢不安などもあり、景気の先行きに不安要因も残る状況となりました。
当歯科業界におきましては、歯科医療費は増加傾向にあり、国内歯科業界全体の環境は緩やかな回復を見せつつありますが、当社の事業分野である歯科材料、歯科用機械器具の販売分野においては、依然として激しい競争が続いており、厳しい環境のもとでの事業活動を強いられる状況にあります。
このような状況下にあって、当社グループは、厳しい環境のもとにあっても着実に収益を上げることができる企業体質を構築するため、様々な施策を推進してまいりました。具体的には、ユーザーの視点を取り入れた、潜在的ニーズの見込める新製品を積極的に投入し、その利点をユーザーに直接訴えることによって拡販につなげる営業活動を展開しました。また、生産体制や方法の見直しを図り、生産効率を向上させるとともに、販売機会の喪失を避け、顧客のニーズにタイムリーにお応えするための仕組みの構築に努めました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は、円安の効果や新製品の売上が好調だったこともあり、18,258百万円と前期に比べ2,230百万円(13.9%)の増収となりました。
営業利益は、将来に向けた積極的な投資を引き続き行ったため、販売費及び一般管理費が高水準で推移したものの、増収の効果もあり、987百万円と前期に比べ261百万円(36.1%)の増益となりました。
経常利益は、978百万円と前期に比べ246百万円(33.6%)の増益となりました。
当期純利益は、506百万円と前期に比べ487百万円(2,602.4%)の増益となりました。


セグメントの業績は、次のとおりであります。
① デンタル関連事業
国内におきましては、デジタル口腔撮影装置「アイスペシャル C-Ⅱ」や、自己接着性レジンセメント「ビューティセムSA」などの新製品を市場投入しました。また、前期に投入した歯科用多目的超音波治療器「エアフローマスター ピエゾン」や、歯科技工用高周波鋳造器「アルゴンキャスターi」なども売上に寄与しました。こうした新製品の投入と併せて、ユーザーへの直接の営業活動に注力し、商品の知名度の向上や優位性のアピールを図り、営業基盤の強化を積極的に進めました。
海外におきましては、シンガポールの当社営業所を子会社に再編し、販売機能を強化したほか、世界各地でそれぞれに異なるニーズに合致する販売戦略をきめ細かく実行する体制の整備を進め、販路の拡大に努めました。こうした活動の成果に加え、為替の影響もあり、概ね好調に推移しました。
これらの結果、デンタル関連事業の売上高は、16,378百万円と前期比2,061百万円(14.4%)の増収となり、営業利益は925百万円と前期比175百万円(23.4%)の増益となりました。



② ネイル関連事業
ネイル関連事業は、市場規模は緩やかな拡大を見せているものの、価格・品質をめぐる競争は厳しいものになっております。このような市場状況に迅速に対応するため、新たに当社内にネイル事業部を設置し、商品開発から製造販売までを統括管理する体制の構築を図りました。また、市場規模の拡大が見込まれるアジア市場をはじめとする海外市場にも積極的に進出いたしました。
これらの結果、ネイル関連事業の売上高は、1,792百万円と前期比159百万円(9.8%)の増収となり、営業利益は前期にのれんの一括償却を行った影響もあり、24百万円と前期比77百万円の増益となりました。


③ その他の事業
当社グループの株式会社昭研におきまして、歯科用研磨材の生産技術を応用し、工業用研磨材を製造販売しております。その他の事業の売上高は87百万円と前期比8百万円(11.3%)の増収となり、営業利益は29百万円と前期比7百万円(34.1%)の増益となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ、792百万円減少し、3,727百万円となりました。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、823百万円のプラス(前期比440百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益978百万円によるものであります。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、441百万円のマイナス(前期比760百万円の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出616百万円によるものであります。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは1,305百万円のマイナス(前期比827百万円の減少)となりました。これは主に短期借入金の返済による支出980百万円によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01183] S1001XMQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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