シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023OL

有価証券報告書抜粋 株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度における我が国経済は、政府の経済対策や、日本銀行の金融政策を背景に円安や株高が進行し、所得や雇用環境、消費者マインドの改善などが進み、景気は緩やかな回復がみられました。
当社の属する宅配食市場におきましても、高齢化社会の進展、女性の社会進出、小規模世帯の増加、インターネットの普及等により、今後も堅調に推移すると考えられます。

このような状況の下、当社は「ご家庭での生活を『もっと美味しく、もっと便利に』」をテーマに、調理済食材を中心とした宅配事業の展開を基本戦略とし、積極的な出店を促進してまいりました。当社においては、1つの拠点に複数のブランドを出店する「複合化戦略」の基で、店舗数を増加するとともに、お客様に支持される価値ある商品づくりに取り組み、顧客の獲得、収益構造の強化を図ってまいりました。また、仕入における営業努力により原価率が改善されました。
その結果、当事業年度における売上高は 16,470百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は 917百万円(前年同期比69.2%増)、経常利益は 910百万円(前年同期比70.9%増)、当期純利益は 504百万円(前年同期比119.0%増)となりました。

事業ごとの業績は以下のとおりです。

① 宅配事業
FCを含むチェーン全体の店舗数においては、宅配寿司「銀のさら」を4店舗(直営店3店舗、FC店1店舗)、宅配御膳「釜寅」を7店舗(FC店)、宅配代行業態「ファインダイン」を5店舗(直営店)出店いたしました。また、直営とFCの区分が変更されたことにより、直営店は、「銀のさら」4店舗の純増となっております。
これにより当事業年度末における店舗数は573店舗(直営店159店舗、FC店414店舗)、拠点数は371拠点(直営店84拠点、FC店287拠点)となりました。

店舗数・拠点数の推移は、以下のとおりであります。
[店舗数の推移]
区分ブランド前事業
年度末
新規
出店
閉店区分変更(注)当事業
年度末
増加減少
直営銀のさら723-8△479
釜寅58--4△458
銀のお弁当9----9
ファインダイン65---11
その他2----2
直営合計 店舗数1478-12△8159
FC銀のさら2921△34△8286
釜寅1237△24△4128
その他------
FC合計 店舗数4158△58△12414
チェーン合計 店舗数56216△520△20573

(注)区分変更における「銀のさら」「釜寅」の直営店舗の増加は、主にFC店舗が閉店したエリアに直営店舗が出店したことによるものであり、FC店舗の増加とは、直営店舗の加盟店への売却によるものです。

[拠点数の推移]
拠点前事業
年度末
拠点
開設
拠点
閉鎖
区分変更当事業
年度末
増加減少
直営 拠点数773-8△484
FC 拠点数2931△34△8287
チェーン合計 拠点数3704△312△12371


宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」の商品戦略としましては、例年実施しております、大トロ、うなぎ等の人気の高い食材を使用した期間限定キャンペーンの実施、高級食材を使用した年末年始限定商品の導入等により、お客様にご満足いただける商品の提供に努めてまいりました。
販売戦略としましては、繁忙期を中心としたテレビコマーシャルやメディアを通じた認知度向上・販売促進活動を展開するとともに、既存顧客に向けた、注文回数、注文頻度等、顧客の属性にあわせた計画的なDMによる再注文促進活動等を行いました。また、ファミリー層への認知度、売上向上に向けて、お子様に人気のあるアニメキャラクター「はなかっぱ」とのタイアップ企画を実施いたしました。
WEBにおける販売促進においては、宅配寿司「銀のさら」をご注文いただいたお客様に、映像配信サービス「TSUTAYA TV」の視聴ポイントをプレゼントする共同キャンペーンや、宅配御膳「釜寅」と、ゲームソフトウェア「龍が如く 維新!」とのコラボキャンペーンの実施、また、「本マグロ一本」や「米一俵」プレゼントといった、WEB限定のキャンペーン等を行い、会員獲得、注文促進に努めてまいりました。その他、WEB会員の属性にあわせたメールマガジンの配信等、WEBを活用したCRM(※)の確立に向けた活動を行ってまいりました。

※Customer Relationship Managementの略。顧客接点での情報を統合管理し、顧客との長期的な関係性を構築、製品・サービスの継続的な利用を促すことで収益の拡大を図るマーケティング手法。

宅配弁当「銀のお弁当」においては、商品仕入方法を変更したことにより、全ての店舗で土日祝祭日の営業が可能となりました。商品戦略においては、寿司や、うなぎを用いたイベントメニューの実施、販売促進においては、一般シニア層に向けた販売促進に加え、ケアマネージャーやデイサービスなどの介護施設への販売促進活動を行い、新規顧客獲得・リピート促進に努めてまいりました。
また、2月には、「銀のお弁当」の店舗展開の加速を目的に、高齢者向け配食サービスを全国展開しております株式会社シルバーライフと業務提携を行いました。

宅配代行業態であります「ファインダイン」においては、1店舗における配達エリアの適正化を進め、新たに5店舗を出店いたしました。エリアの適正化により、配達時間が短縮されるため、顧客満足度の向上、配達の効率化につながっております。また、従来のバイクでの配達に加え、自転車で配達を行うサイクルポーターの活用を開始いたしました。これにより、アルバイトの雇用の幅を広げております。
提携レストランの新規獲得においては、導入時のレストランの店舗オペレーションへの不安を低減するため、開始時から紙媒体とWEBの両方に店舗ページを記載するのではなく、WEBのみから開始可能なプランを構築いたしました。WEBからの注文比率が高いため、WEBページにより多くのレストランを掲載することで、顧客の注文促進につながっております。
販売戦略においては、販売促進物の配布に加え、定期的なメールマガジン・クーポンの配信等を行い、顧客の注文頻度向上に取り組みました。
その他、販売促進物の見直しによる販促費の低減、デリバリー効率化のための設備変更等、生産性の向上に向けた活動を実施してまいりました。

これらの施策の結果、宅配事業における当事業年度の売上高は 16,454百万円(前年同期比2.1%増)となりました。

② その他事業
その他事業として展開しております「リトルアーティスト」においては、住宅メーカー等に向けての営業活動を積極的に行い、ブランドの認知・注文数向上に向けて活動してまいりました。
これらの施策の結果、その他事業における当事業年度の売上高は 16百万円(前年同期比29.1%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前事業年度末より1,243百万円増加し、2,410百万円となりました。当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、783百万円の収入(前年同期は829百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益928百万円を計上した一方で、法人税等の支払額305百万円が生じたことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、193百万円の支出(前年同期は485百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入106百万円を計上した一方で、有形固定資産の取得による支出184百万円、無形固定資産の取得による支出105百万円が生じたことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、653百万円の収入(前年同期は382百万円の支出)となりました。これは主に、株式の発行のよる収入1,000百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出343百万円が生じたことなどによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30065] S10023OL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。