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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CU6

有価証券報告書抜粋 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、海外の経済情勢に不透明さは残るものの、一連の政策効果と設備投資の復調により、景気は緩やかな回復基調にあります。
当社グループが属するライフサイエンス業界においては、大手の製薬企業がバイオベンチャーの技術を活用するオープンイノベーションに向けた動きが強まるとともに、個別化医療を実現するためのコンパニオン診断薬の開発が進みつつあります。
このような環境のなか、当社グループは医薬、臨床分野における事業拡大のため、がん研究用の解析プランの販売に注力してまいりました。また、大うつ病性障害のバイオマーカーの臨床検査法として、酵素や抗体を用いた検査法の原理の確立を進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、610,356千円(前連結会計年度比23.0%増)、営業損失は12,341千円(前連結会計年度は104,812千円の営業損失)、経常利益は5,962千円(前連結会計年度は93,460千円の経常損失)、当期純利益は1,627千円(前連結会計年度は95,261千円の当期純損失)となりました。


2013年3月期2014年3月期増減率
売上高496,296千円610,356千円+23.0%
営業損失(△)△104,812千円△12,341千円
経常利益又は経常損失(△)△93,460千円5,962千円
当期純利益又は当期純損失(△)△95,261千円1,627千円


セグメント別の業績は次のとおりであります。

① メタボローム解析事業

2013年3月期2014年3月期増減率
売上高375,151千円516,351千円+37.6%
(内国内売上高)351,205千円459,327千円+30.8%
(内海外売上高)23,945千円57,023千円+138.1%
営業利益216,156千円311,155千円+43.9%


当連結会計年度においては、医薬、臨床分野での営業活動に注力した結果、がん研究用解析プラン「C-SCOPE」の販売が大幅に拡大しました。また、セミナーを55回開催した他、展示会・学会等に11回出展し、積極的な販促活動を展開しました。さらに、北米の販売子会社においても、営業体制の整備に努めました。
この結果、売上高は516,351千円(前連結会計年度比37.6%増)、営業利益311,155千円(前連結会計年度比43.9%増)となりました。


② バイオマーカー事業


2013年3月期2014年3月期増減率
売上高18,000千円15,000千円△16.7%
営業損失(△)△76,062千円△48,700千円

(注) 本事業においては海外の売上高はありません。

当連結会計年度においては、大うつ病性障害のバイオマーカーを用いた臨床検査法の開発を進めました。大うつ病性障害を正確に測定するため、イオンクロマトグラフィーを用いた機器分析法に加え、簡便な診断を可能にするため酵素反応や抗体反応を利用した検査法の開発に注力し、酵素の活性の確認や提示抗原を獲得することに成功しました。
また、慶應義塾大学より肝疾患のバイオマーカーを導入した他、糖尿病性腎症や線維筋痛症など、大うつ病性障害のバイオマーカーに続くシーズ技術の開発を進めました。
この結果、売上高は15,000千円(前連結会計年度比16.7%減)、営業損失は48,700千円(前連結会計年度は76,062千円の営業損失)となりました。

③ メタボロミクスキット事業

2013年3月期2014年3月期増減率
売上高51,638千円31,293千円△39.4%
(内国内売上高)41,318千円28,052千円△32.1%
(内海外売上高)10,319千円3,240千円△68.6%
営業利益又は営業損失(△)3,634千円△129千円


当連結会計年度においては、メタボロミクスキットの受注は回復しましたが、第4四半期に受注した案件が多く、売上高への計上は一部にとどまりました。また、メタボローム解析の前処理工程で使用する限外ろ過フィルターは、前連結会計年度の反動により大幅に減少しました。
この結果、売上高は31,293千円(前連結会計年度比39.4%減)、営業損失129千円(前連結会計年度は3,634千円の営業利益)となりました。

④ 人材派遣事業

2013年3月期2014年3月期増減率
売上高51,507千円47,712千円△7.4%
営業利益743千円1,991千円+167.9%

(注) 本事業においては海外の売上高はありません。

当連結会計年度においては、大学向けに研究者、技術員等の派遣を行いました。派遣従業員の離職により、売上高は減少したものの、価格の改定により営業利益は増加しました。
この結果、売上高は47,712千円(前連結会計年度比7.4%減)、営業利益は1,991千円(前連結会計年度比167.9%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、1,509,385千円となり、前連結会計年度末に比べ1,307,217千円増加しました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは29,568千円の収入(前年同期は55,916千円の支出)となりました。これは主に、減価償却費36,501千円、税金等調整前当期純利益5,962千円を計上したこと、売掛金が24,550千円増加したこと等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは 39,986千円の支出(前年同期は24,966千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出32,317千円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは 1,314,396千円の収入(前年同期は747千円の収入)となりました。これは、主に株式の発行による収入1,356,825千円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30071] S1002CU6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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