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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002796

有価証券報告書抜粋 エンカレッジ・テクノロジ株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、輸出は伸び悩んだものの内需の拡大により企業の設備投資や生産活動が改善にむかい、また個人消費も増加するなど緩やかな回復を続けました。
当社の属する情報システム分野におきましては、企業のIT投資の前年比伸び率は依然として低迷したまま推移しましたが、当社の主要顧客先である金融業においては、メガバンクのシステム統合や生損保業での経営統合や企業合併によるシステム統合など大型システム開発案件の活発化により、ソフトウエア投資額が増加しております。
このような経営環境のもと、当社は研究開発におきまして、製品開発コンセプト「ESS SmartIT Operation(略称以下SIO)」にもとづくシステム運用管理製品、申請内容と実際の作業記録を突き合わせする点検監査製品の「ESS
AutoAuditor(EAA)」、システムの変更・リリース作業の自動化・効率化を実現する「ESS AutoQuality(EAQ)」及び特権ID管理製品「ESS AdminControl(EAC)」と、主力製品であるシステム証跡管理製品「ESS REC」との製品間連携の統合強化を図った「EAA V2.3」、「EAQ V1.3」、「EAC V1.2」をリリースいたしました。これによりSIO各製品と「ESS REC V5.2」との組み合わせによるIT統制作業における操作の自動化や製品間レポートの連携による点検監査の強化・効率化など、お客様の課題に合わせたソリューションの提供が可能となりました。また、「ESS REC V5.2」ではWindows8/8.1、Windows Server2012(R2)への対応やファイルセンサー強化によりファイル操作の記録と点検機能を向上しましたほか、Unix/Linuxサーバーのターミナルソフトによるコマンド入出力を、より克明に記録するオプション製品を新たにリリースするなど製品機能の強化・充実を図ったほか、その他の既存製品の拡張・改良に努めました。
営業面においては、金融業界への深耕策として、地方銀行や有力信用金庫への営業活動を強化して取組み、日本金融新聞社主催の金融ITフェア「FIT2013」に参加して、東京(7月、11月)、大阪のほか仙台においても当社のソリューションと導入事例を紹介するセミナー講演を行ったほか、ダイレクトメールによる訴求など新規案件の発掘に努めました。
また、「ESS REC」導入顧客へのSIO製品のクロスセルの取り組みにつきましても、金融、公共向け案件などで導入コンサルテイング(構築支援業務)を伴った大型案件として獲得に奏功し当期の業績に寄与いたしました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,172,092千円(前事業年度比28.0%増)、営業利益は、2013年2月の本社事務所移転による賃借料や人員増による労務費・人件費など固定費の増加がありましたが、412,319千円(同33.8%増)を確保いたしました。経常利益は、営業外費用として東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う株式公開費用19,351千円を計上したため、397,043千円(同28.4%増)となりました。当期純利益は255,160千円(同33.5%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,389,575千円(前事業年度末比768,914千円増)となりました。当事業年度中における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は330,057千円(前年同期比55,417千円増)となりました。
主な収入要因は、税引前当期純利益397,043千円、保守サポートサービス契約に伴う前受金の増加額37,851千円で あり、主な支出要因は法人税等の支払額125,943千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果支出した資金は246,990千円(同78,231千円の支出増)となりました。
主な支出要因は、定期預金の預入による支出200,000千円、無形固定資産、主に製品の拡張・改良にともなう市場販売目的ソフトウエアの取得による支出41,497千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は685,847千円(前年同期は20,250千円の支出)となりました。
収入要因は、株式の発行等による収入715,272千円、支出要因は、配当金の支払額29,425千円によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30085] S1002796)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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