株式会社高見澤 研究開発活動 (2014年6月期)

当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は54百万円であります。
セグメント別の主な研究開発の成果及び研究開発費は次のとおりであります。
(建設関連事業)
(1)オープンシールド工法によるボックスカルバート敷設工法の導入
オープンシールド工法とは、市街地の狭隘箇所や軟弱地盤などの厳しい施工条件下でオープンシールド機を用いて土留めをしながら函渠・開渠を地中に埋設する工法です。
近年多発しているゲリラ豪雨の災害対策として、既設の河川、水路を改修する目的に使用され、工事による近隣住民への迷惑を少なくするメリットがあります。
この敷設工法の導入により、ボックスカルバートの新規需要への参入をはかり、製造販売を開始しました。
(2)防草機能を持ったエプロン付境界ブロックの製品開発
道路縁石の隙間から草が生えない構造のエプロン付歩車道境界ブロックを、ドライキャスト製法での長尺化製品を開発し、製品化することができました。
当初は、製品の形状から実現が難しいと考えましたが、型枠の形状を研究し、問題をクリアすることができ、製造販売が可能になりました。また今後も新たな製品を開発し、市場への導入を目指しております。
当セグメントに係る研究開発費は54百万円であります。