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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100284P

有価証券報告書抜粋 ダイキョーニシカワ株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


国内自動車業界は熾烈なコスト競争を背景に、製造拠点の海外シフトによる需要地での生産や、現地部品調達率アップを進めており、国内生産台数の維持が困難な時代に入っております。
このような環境下において、当社グループは国内の売上高比率が高く、また特定取引先の売上依存度が大きい点に経営課題があると認識しております。これに対処すべく、①世界4事業地域(日本、中国/韓国、アセアン、中米/北米)での積極的事業拡大、②新商品開発による拡販、③環境変化に強い経営体質への変革とグローバルで活躍できる人材育成に取り組んでまいりました。
さらに、国内外の情勢変化や国内自動車メーカーの企画・開発スピードの加速化に対応するため、当社グループは、あらゆる事業活動の迅速化を図り、収益力の強化とグローバルな事業拡大の実現に向けた施策に積極的に取り組んでまいります。

(事業展開面)
当社は、軽量化技術で新たな樹脂製品の市場を造り、国内顧客とのビジネス基盤を固めて、グローバルに事業展開する戦略を進めております。
国内自動車メーカーとの長い取引を通じて築いてまいりました「フルサービスサプライヤー」としての実績こそが、当社の強みであると捉えています。今後も次世代車種の商品企画の段階から積極的な提案を行うことで、主要得意先に対して継続的かつ安定した取引を確保してまいります。
さらに、新たな軽量化樹脂ボディ部品の量産を開始するなど、軽量化ニーズを先取りする当社独自の戦略商品やモジュール開発技術で、自動車メーカー各社とのビジネス拡大を積極的に推し進めております。今後も当社グループの強みである軽量化樹脂製品を武器に、『顧客の多様化』に取り組んでまいります。
一方、海外における日系自動車メーカー各社のグローバル調達方針に対応すべく、中国、タイ、インドネシア、メキシコに事業展開を進め、世界4事業地域の拠点整備が一定の進捗を示しております。
今後は当社の独自の技術力・商品開発力を活かし、この各事業拠点を成長軌道にのせることで、『事業地域の多様化』を確実なものにしてまいります。

(技術・研究開発面)
今、市場・顧客が求めるものは、①革新的な新技術開発力と②熾烈な価格競争に勝つコスト競争力の2つに集約されます。
当社は独自の材料ブレンド開発から、新工法・新設備の開発、さらに多様な量産技術まで、ものづくりの源流から川下までを一貫して自社に保有することが最大の強みであり、グループの連携を更に強化することで時代を先取りする新商品の開発・提案スピードを加速させていきます。
また、周辺部品の機能の統合(モジュール化)などによる商品の高付加価値化、低コスト化を図り、顧客に感動を与える新開発商品を、求められるタイミングと価格で提供できるよう、開発力・技術力の強化に積極的に取り組みます。

(生産・管理面)
国内工場を「マザー工場」と位置づけ、国内工場で培った生産技術力をさらに強化、各事業拠点共通の生産方式を確立し、当社の世界4事業地域の各工場に展開してまいります。
グローバルな事業展開に伴い、それぞれの国や地域の文化、法律、商慣習等に関する情報を事前に入手し、変化に素早く対応する体制の必要性が増しております。様々なリスクをコントロールし、グローバルで戦い勝ち抜くために、広い視野と戦略的思考・経営者視点を持った人材の確保と育成を図り、世界で戦える自立型人間集団の形成に取り組みます。

以上施策を通じて、『顧客の多様化』と『事業地域の多様化』を図ることで、経営課題に対処するとともに、これまで樹脂が使用されていなかった分野にも軽量で魅力的な樹脂製品を次々に提案するという、当社のDNAをさらに進化させ、新たな市場を開拓・創造して事業拡大を図ってまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30438] S100284P)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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