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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100296C

有価証券報告書抜粋 Mipox株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績


当連結会計年度における事業環境は、政府の金融政策の効果による円安と企業業績の回復などから景気は緩やかな回復基調となりました。その一方で、中国をはじめとする新興国経済の減速懸念等から先行き不透明な状況で推移いたしました。

当社グループでは、前期に引き続き経営基本方針である「業界をリードする製品事業の拡充」「受託事業強化」「早い変化に対応できる経営基盤の整備」のもと、当社グループの強みであり基盤である研磨・塗布技術に更なる磨きをかけ、顧客ニーズに合った製品開発、サービスの提供を目指し、各種取り組みを進めてまいりました。

ハードディスク関連市場向けは、研磨フィルムの高付加価値化、精密洗浄剤の拡販等を進めましたが、PC市場の低迷等の影響を受け、売上高は11億30百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
光ファイバー関連市場向けは、前期に市場投入した新開発仕上げ研磨フィルム、ダイヤモンド研磨フィルム等の拡販により、売上高は7億92百万円(前年同期比25.6%増)となりました。
半導体関連市場向けは、研磨装置の売上が順調に伸びたことから、売上高は4億92百万円(前年同期比57.3%増)となりました。
自動車・一般研磨関連市場向けは、中国、インド及び東南アジア圏におけるローカルフィット戦略の展開により、売上高は2億39百万円(前年同期比24.5%増)となりました。
受託製造・機能性フィルム関連市場向けは、受託元の在庫調整等の影響を受け、売上高は5億17百万円(前年同期比5.0%減)となりました。

以上の結果、当連結会計年度における売上高は37億60百万円(前年同期比10.3%増)となりました。

損益面においては、人件費や本社移転費用等の販売費及び一般管理費が増加した結果、営業利益は2億67百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
経常利益は、営業外収益として米ドルに対する円安の進行に伴う為替差益57百万円が発生し、一方で営業外費用として社債発行費24百万円を計上した結果、経常利益は3億円(前年同期比0.2%減)となりました。
また、特別利益として旧昭島本社跡地の売却等に伴う固定資産売却益を1億26百万円、特別損失として社員寮の撤去等に伴う固定資産除却損を1億14百万円、新基幹システム導入に伴う現行基幹システム等の減損損失を33百万円計上しました。
更に、当連結会計年度の業績と今後の業績見通し等を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性の見直し等を実施し、法人税等調整額△29百万円を計上した結果、当期純利益は2億30百万円(前年同期比49.0%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

① 製品事業
製品事業の売上高は、32億2百万円(前年同期比13.7%増)となりました。光ファイバー関連市場等での研磨フィルム、半導体関連市場での研磨装置の売上が増加しました。
その結果、セグメント利益は4億円(前年同期比41.4%増)となりました。

② 受託事業
受託事業の売上高は、5億58百万円(前年同期比6.0%減)となりました。受託元の在庫調整等の影響を受け、セグメント損失は1億32百万円(前年同期は7百万円のセグメント損失)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ4億25百万円増加の16億15百万円(前年同期比35.8%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、2億90百万円の増加(前年同期は4億19百万円の増加)となりました。主な内容は、税金等調整前当期純利益2億72百万円、減価償却費2億23百万円、減損損失33百万円、固定資産除却損1億14百万円、株式給付引当金の増加30百万円、たな卸資産の減少による増加64百万円、固定資産売却益1億26百万円、売上債権の増加による減少2億28百万円、法人税等の支払額75百万円、利息の支払額19百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、51百万円の減少(前年同期は5億7百万円の増加)となりました。主な内容は、有形固定資産の取得による支出3億62百万円、無形固定資産の取得による支出91百万円、有形固定資産の除却による支出28百万円、新本社ビル敷金等のその他の支出12百万円、旧本社跡地等の有形固定資産の売却による収入4億42百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、1億38百万円の増加(前年同期は6億63百万円の減少)となりました。主な内容は、社債の発行による収入5億25百万円、長期借入金の借入れによる収入3億60百万円、短期借入金の返済による支出2億90百万円、長期借入金の返済による支出4億9百万円、社債の償還による支出34百万円等であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01218] S100296C)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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