シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002ZJO

有価証券報告書抜粋 株式会社ジョイフル本田 業績等の概要 (2014年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府・日銀による経済政策および金融緩和に伴う円安・株高を背景に、設備投資の増加や輸出関連企業を中心とした業績の回復がみられ本格的な景気回復への期待が高まり、雇用者数の増加や失業率の低下など消費を取り巻く環境は改善基調となっております。しかしながら、輸入資材や原油等の価格上昇、また中国をはじめとする新興国経済の減速など景気下振れリスクを抱えており、今後の経済動向は依然として不透明な状況となっております。
小売業におきましては、消費税増税前の駆け込み需要により一部には伸びがみられましたが、日用品など生活必需品に対する消費者の節約・低価格志向は一層顕著となり、業種・業態を超えた激しい販売・価格競争が続いております。
そのような中、当社グループは更なるお客様の利便性拡大を追求し、既存店舗の強化に取り組んでまいりました。2013年8月に宇都宮店(栃木県河内郡上三川町)にタイヤ・オイル等の販売・交換を専門に取り扱うタイヤセンターを開業したほか、2013年12月には古河店(茨城県古河市)を品揃え充実のため増床しリニューアルオープンしております。このほか、宇都宮店および富里店(千葉県富里市)でメガネ売場を新設、また八千代店(千葉県八千代市)および君津店(千葉県君津市)で医薬品売場を新設し営業を開始しております。
以上のような取り組みを行った結果、当連結会計年度の売上高は、1,767億82百万円(同比0.0%減)、営業利益は91億20百万円(同比9.6%減)、経常利益は105億82百万円(同比8.2%減)、当期純利益は64億12百万円(同比7.3%減)となりました。
なお、当社グループの当連結会計年度のセグメント別業績は、以下のとおりとなっております。

ホームセンター事業
ホームセンター事業は、リフォーム部門が消費税増税前の駆け込み需要と政府の補助金政策による太陽光発電工事の受注増加などを受け大幅な増収となりました。また、反動減を上回る駆け込みのあった生活雑貨部門や、販売単価が上昇したガソリン・灯油部門が売上を伸ばしました。一方、ガーデンライフ部門が台風や大雪など天候不良の影響により来店客数が減少しました。また、季節商品の販売が伸び悩んだ住宅インテリア部門のほか、ペット部門やアート・クラフト、ホームセンター周辺部門などが低調に推移しました。結果として、ホームセンター事業全体の売上高は、前連結会計年度に対して同水準にとどまりました。
なお、2011年3月にオープンした千代田店(群馬県邑楽郡千代田町)は、リフォーム部門とエクステリア部門が好調に推移したことを受け前連結会計年度比で増収となり黒字となりましたので、今後の一層の貢献が期待できる状況となっております。


セグメントの業績を部門別に示すと、次のとおりであります。
(主要商品部門別の状況)
①「住まい」に関する分野
(a)住宅資材・DIY
上半期は猛暑や台風などの天候不順の影響により販売が苦戦しましたが、下半期において大雪の影響により融雪剤や屋根材、雨どいなどの補修材のほか脚立など関連商材の販売が伸びました。また新築需要の高まりから構造材や合板などの資材類の動向が改善し、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ27百万円増加し、218億98百万円(同比0.1%増)となりました。

(b)住宅インテリア
夏場はスダレやござなどの節電関連商品の販売が振るわず、また冬場はコタツ布団、寝具、座椅子などの季節商品の販売が伸び悩みました。このほか、カーテンが新入居関連のまとめ買いなどにより持ち直したものの遮光カーテンや裏地付カーテンなどの販売減が響き、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ5億29百万円減少し、95億96百万円(同比5.2%減)となりました。

(c)ガーデンライフ
夏場の猛暑や秋の寄せ植え時期など需要期における台風の到来や気温の低下、記録的な大雪等、気候の影響を受け来店客数が減少しました。集客不足を補うべく各種イベントの実施に取り組みましたが低調に推移しました。結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ7億35百万円減少し、91億6百万円(同比7.5%減)となりました。

(d)アグリライフ
大雪により除雪用品やスコップ、ハウス補修関連の需要が発生し販売増につながりましたが、刈払機や発電機などの大型機械類、散水用品や浄水器などの水道用品が低調に推移しました。結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ2億71百万円減少し、94億83百万円(同比2.8%減)となりました。

(e)エクステリア
消費税増税前の駆け込み需要により外構工事や外壁塗装などの高額商品や、カーポートや物置などの住宅関連商品の売上が順調に推移しました。このほか大雪被害による解体工事や補修需要が発生しましたが、工事完成時期のずれ込みもあり、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ50百万円増加し、61億29百万円(同比0.8%増)となりました。

(f)リフォーム
消費税増税前の駆け込み需要により、太陽光発電などの屋根工事、塗装工事が順調に推移しました。加えて台所関連、浴室関連、給水湯関連商品も好調となり、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ14億92百万円増加し、127億24百万円(同比13.3%増)となりました。


②「生活」に関する分野
(a)生活雑貨
消費税増税前の駆け込み需要によりトイレットペーパーや洗濯洗剤などの大容量品、パック品の売上が好調となりました。また、新生活に関連して一般調理器具の販売が伸び、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ1億72百万円増加し、605億24百万円(同比0.3%増)となりました。

(b)ガソリン・灯油
ガソリン、灯油のいずれも販売単価は高値で推移しましたが、販売数量は低燃費車の普及もあり減少しました。2013年4月に新設したJSS富里店が通年営業となったことが主な売上増加要因となり、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ7億9百万円増加し、252億31百万円(同比2.9%増)となりました。

(c)ペット
犬猫生体は各種イベントの取り組みにより販売を伸ばしましたが、季節商品のペットベッドや洋服などの関連商品が伸び悩みました。消費税増税前の駆け込み需要によりペットフードやトイレ用品などのまとめ買いが発生しましたが、全体をカバーするには至らず、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ3億14百万円減少し、82億20百万円(同比3.7%減)となりました。

(d)アート・クラフト、ホームセンター周辺部門
主力のJOYFUL-2をはじめ飲食やアンティーク等の主要事業が伸び悩みました。JOYFUL-2ではアクセサリーパーツやステーショナリー等の販売が低迷し、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ7億21百万円減少し、113億0百万円(同比6.0%減)となりました。


その他
その他の事業では、スポーツクラブの運営等を行っております。スクール会費収入が新クラス(新種目)の設置等の取り組みにより堅調に推移しました。会員単価低下によるクラブ会費収入の落ち込みを補い、結果として、売上高は、前連結会計年度に比べ2百万円増加し、17億28百万円(同比0.2%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ26億28百万円増加し、382億28百万円(同比7.4%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、77億2百万円(前連結会計年度比21.7%減)の収入となりました。これは主に税金等調整前当期純利益103億36百万円、たな卸資産の増加額22億89百万円、仕入債務の減少額42百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、37億53百万円(前連結会計年度比72.4%減)の支出となりました。これは主に店舗改装に伴う有形固定資産の取得による支出25億66百万円、定期預金の預入による支出7億円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、13億20百万円(前連結会計年度比33.1%減)の支出となりました。これは主に長期借入金の返済による支出7億7百万円、親会社による配当金の支払額5億14百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30501] S1002ZJO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。