シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003R4C

有価証券報告書抜粋 メドピア株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年9月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択、適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を及ぼす見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。

(2)財政状態の分析
(資産)
当事業年度末における総資産は1,287,875千円です。このうち流動資産は1,229,469千円であり、主に現金及び預金951,483千円、受取手形25,920千円、売掛金219,177千円及び繰延税金資産23,573千円により構成されます。また、固定資産は58,405千円であり、主に敷金53,713千円により構成されます。総資産は前事業年度末に比べ952,145千円増加しており、上場に伴う公募増資、売上高の増加等に起因する現金及び預金の増加830,153千円、売上債権の増加88,088千円、及び敷金の増加40,789千円が主な要因です。
(負債)
当事業年度末における負債合計は231,320千円です。このうち流動負債は231,320千円であり、主に未払金32,489千円、未払費用30,640千円、未払法人税等81,926千円及びポイント引当金44,014千円により構成されます。負債合計は、前事業年度末に比べ72,129千円増加しており、未払法人税等の増加71,778千円及びポイント引当金の増加16,534千円が主な要因です。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は1,056,554千円であり、資本金493,255千円、資本準備金483,255千円、利益剰余金80,043千円により構成されます。純資産合計は前事業年度末に比べ880,015千円増加しており、上場に伴う公募増資による資本金の増加364,705千円、資本準備金の増加364,705千円及び当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加150,604千円によるものであります。


(3)経営成績の分析
(売上高)
当事業年度における売上高は958,320千円(前年同期比66.7%増)となり、内訳は、医師集合知サービス882,033千円(前年同期比78.7%増)、医師求人情報サービス76,286千円(前年同期比6.1%減)です。「MedPeer」サイトの会員数増加等によりメディア価値が向上したことにより、主に製薬企業のe-Marketing費用を中心とした受注増加に結実いたしました。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度における売上原価は108,176千円(前年同期比35.5%増)となり、結果、売上総利益は850,143千円(前年同期比71.8%増)となりました。売上原価の主な増加要因は、「MedPeer」サイトの改善及び新サービス開発に伴う人件費及びクラウド型サーバーの利用料の増加、日経メディカル オンラインへの薬剤評価掲示板の掲載に伴う支払手数料の増加によるものですが、売上高の増加がこの費用の増加を吸収し、売上総利益が増加する結果となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益)
当事業年度における販売費及び一般管理費は585,353千円(前年同期比44.3%増)となりました。これは主に、業容拡大に伴う人員増強による人件費及び採用教育費の増加並びに「MedPeer」サイトの活性化に伴うポイント関連費用の増加等によるものであります。この結果、当事業年度における営業利益は264,790千円(前年同期比196.8%増)となりました。
当事業年度において営業外収益は753千円、営業外費用は20,378千円発生しており、経常利益は245,164千円(前年同期比177.6%増)となりました。これは主に、上場関連費用の発生によるものであります。
(当期純利益)
当事業年度において特別利益及び特別損失は発生していないため、税引前当期純利益は245,164千円(前年同期比182.7%増)となりました。また、法人税、住民税及び事業税を82,619千円計上し、繰延税金資産が11,940千円減少したため、当期純利益は150,604千円(前年同期比32.6%増加)となりました。


(4)キャッシュ・フローの分析
当事業年度における現金及び現金同等物の残高は前事業年度末より830,153千円増加し、951,483千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、211,789千円となりました。この主な要因は、医師集合知サービスの売上高が増加したことにより税引前当期純利益が245,164千円となるとともに、ポイント引当金が16,534千円、未払費用が5,032千円及び未払消費税等が19,673千円増加する一方で、売上債権の回収期間が長期であるため、売上債権が88,085千円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は、44,101千円となりました。この主な要因は、敷金の差入による支出40,789千円、及びPC及びサーバー等の有形固定資産の取得による支出3,312千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により得られた資金は、662,466千円となりました。この主な要因は、株式の発行による収入729,411千円、株式の発行による支出19,405千円、及び長期借入金の返済による支出47,539千円によるものであります。

(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当社は、医師専用サイト「MedPeer」を運営しており、医師間の情報共有に特化した機能を提供しております。当社の事業は「MedPeer」サイトを基盤としたものとなっており、医師会員の数及び「MedPeer」サイトの利用度合いは当社の経営成績に重要な影響を与える要因と考えております。そのため、当社といたしましては、「MedPeer」サイトのコンテンツを充実させるとともに、機能を拡充させることで、会員数の維持及び増加並びにサイト活性化を図って参ります。

(6)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の自己資本比率は2014年9月末で82.0%、流動比率は531.5%となっており、流動性は十分確保されていると考えております。

(7) 経営戦略の現状と見通し
当社は、「Supporting Doctors, Helping Patients.(医師を支援すること。そして患者を救うこと。)」というミッションの下、「集合知によって医療分野の変革を行う」ことをビジョンとし、医師の集合知を活用したサービスを展開しております。
今後も多くの医師に活用していただけるサイト構築を進めるとともに、既存サービスはもとより、医師の集合知を活用した新たなサービスの開発・運営を通じて、医師会員、顧客企業、ひいては患者にとって価値のあるサービスを提供できるよう努めて参ります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30650] S1003R4C)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。