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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005AM0

有価証券報告書抜粋 株式会社ヨシックスホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。当事業年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、次の通りであります。なお文中の将来に関する事項につきましては、当事業年度末現在において当社が判断、予測したものが含まれております。

(1) 経営成績の分析

当社の当事業年度の売上高は、前年同期比17.8%増の9,001百万円となりました。当社の主力業態は「や台ずし」業態と「ニパチ」業態であり、当事業年度は「や台ずし」業態を中心に新規出店に努めてまいりました。
「や台ずし」業態は新規出店24店舗実施し、店舗数が93店舗(フランチャイズ含む)となり、総店舗数の54.7%を占めております。新鮮な魚介をお値打ち感の高いメニューで提供することにより、当業態の売上高が4,980百万円(前年同期比44.7%増)となりました。
「ニパチ」業態は店舗数が59店舗となり、総店舗数の34.7%を占めております。均一の低価格業態でありながら、ひと手間加えたコストパフォーマンスの高いメニューを提供することにより、当業態の売上高が3,141百万円(前年同期比8.5%減)となりました。
また、昨今の景気回復基調において、嗜好の多様化が進む中でも良い商材を使用し、お値打ち感の高い商品の提供を徹底したことで「や台ずし」業態が非常に好調に推移いたしました。新規出店に関しても戦略的に当業態を中心に出店したことから、総店舗数も過半数を超え、当社の業績に大きく貢献しました。
一方で、地方都市では「ニパチ」業態が低価格で気軽に飲食できることから、一定程度のニーズはあったものの、戦略的な観点から新規出店は実施しませんでした。
「や台や」業態は、店舗数が13店舗(フランチャイズ含む)となり、総店舗数の7.6%を占めております。お好み焼き・鉄板焼きを中心にお値打ち感のあるメニューを提供することにより、当業態の売上高は535百万円(前年同期比8.8%増)となりました。
当社の当事業年度の売上原価は、売上高の増加に伴い、前年同期比18.1%増の3,001百万円となりました。売上高に占める売上原価の比率は33.3%でほぼ横ばいとなっております。

(2) 財政状態の分析

当事業年度における資産の部は5,042百万円、負債の部は2,148百万円、純資産の部は2,893百万円であり、自己資本比率は57.4%となりました。

(流動資産)
流動資産につきましては前事業年度末に比べ1,348百万円(79.8%)増加し、3,038百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,284百万円、売掛金が16百万円増加したことによるものであります。

(固定資産)
固定資産につきましては前事業年度末に比べ125百万円(6.7%)増加し、2,003百万円となりました。これは主に有形固定資産が134百万円、差入保証金が25百万円増加し、繰延税金資産が22百万円減少したことによるものであります。

(流動負債)
流動負債につきましては前事業年度末に比べ385百万円(34.0%)増加し、1,518百万円となりました。これは主に未払法人税等が147百万円、未払消費税等が123百万円増加したことによるものであります。

(固定負債)
固定負債につきましては前事業年度末に比べ17百万円(2.9%)増加し、630百万円となりました。これは主に役員退職慰労引当金が20百万円増加し、長期借入金が3百万円減少したことによるものであります。

(純資産)
純資産につきましては前事業年度末に比べ1,070百万円(58.7%)増加し、2,893百万円となりました。これは主に資本金及び資本準備金がそれぞれ276百万円、利益剰余金が517百万円増加したことによるものであります。

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べて1,134百万円(112.0%)増加し、2,147百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は前年同期に比べ680百万円(129.7%)増加し、1,205百万円となりました。これは主に、税引前当期純利益426百万円、未払消費税等106百万円及び法人税等の支払額116百万円の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は前年同期に比べ114百万円(25.2%)増加し、567百万円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出150百万円及び定期預金の払戻による収入105百万円の増加によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は前年同期に比べ597百万円(前年同期は102百万円の使用)増加し、495百万円となりました。これは主に、株式の発行による収入539百万円の増加及び社債の償還による支出100百万円の減少によるものであります。

当事業年度は、営業活動によるキャッシュ・フローで、新規出店のための固定資産を取得するとともに、長期借入金の返済を着実に実施することで負債比率の圧縮に努めております。

(4) 戦略的現状と見通し
当社は、「赤ちゃんから おじいちゃんおばあちゃんまで 楽しくすごせる心・食・居を演出する」という企業理念に基づき、現在の時勢及び多様化する顧客ニーズに関する情報を適宜に収集して分析することで、迅速かつ最適な経営戦略の立案に努めております。出店に際しては、建築事業部と連携することにより、出店の機動性を高めており、今後も主力ブランドである「や台ずし」を中心に「や台や」及び「ニパチ」の店舗を継続的に出店する方針であります。
今後も新規出店を継続していくことで企業規模の拡大を図るとともに、企業理念の実現に向けた人材の採用及び教育に注力して、将来の成長に対応できる体制の構築に努めてまいります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30656] S1005AM0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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