有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021KC
愛知製鋼株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、産業の発展と社会貢献を通じて収益に結びつくオンリーワン技術の開発をめざして、自動車向け特殊鋼の開発、ステンレス鋼の開発、特殊鋼を素材とする自動車部品用鍛造品の開発、さらには電磁品の開発等を中心に積極的な研究開発活動を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は、3,471百万円、研究開発人員は約220名であります。
なお、セグメント別の研究の目的、研究成果及び研究開発費は、次のとおりであります。
(1)鋼材事業
自動車部品用の新しい特殊鋼やステンレス鋼の研究及び製造方法の開発を行っております。当連結会計年度の主な成果は次のとおりであります。
特殊鋼における製造プロセスの革新として、
①新連続鋳造機活用による高清浄度化と偏析低減技術の更なる向上
②ステンレス形鋼用熱処理炉の省エネ改善(燃料転換)
自動車向け特殊鋼の開発として、
③エンジンの軽量化や燃費向上に貢献するクランクシャフトやコンロッド用鋼の研究開発
④駆動伝達ユニットの軽量化や高出力化に貢献する高強度歯車用鋼及び低コスト化に貢献する省合金歯車用
鋼(モリブデン含有量を低減)や浸炭熱処理時間を画期的に短縮する歯車用鋼の研究開発
ステンレス鋼の開発として
⑤将来の需要増が見込まれるエネルギー、環境・水処理・インフラ分野を狙ったステンレス鉄筋バー及び
二相系ステンレス形鋼の商品レパートリーの拡大
⑥水素社会に対応する高圧水素用ステンレス鋼“AUS316L-H2”の商品化及び省合金化、低コスト
化をはかる高圧水素用ステンレス鋼の更なる研究開発
当事業に係わる研究開発費は2,049百万円であります。
(2)鍛造品事業
自動車部品用の鍛造品製造プロセス開発、製造方法の開発を行っております。当連結会計年度の主な成果は次のとおりであります。
熱間鍛造プロセスの高効率製造・低コスト化として、
①CVTシャフトの高速自動鍛造化と更なる製造サイクル短縮化
②小型クランクシャフト専用4500Tプレスの建設と高速自動多数個取り化
③省エネルギー・低CO2排出熱処理炉の本格稼動
冷間鍛造の高精度・低コスト化として、
④高精度インナースプライン成形、パーキングロックギヤ成形のラインナップ拡大
⑤アップセッタ代替工法であるスクリュ成形によるリアアクスルシャフト生産体制構築
⑥部品の小型軽量化を目的とした中空クランクシャフトの製造工法開発
⑦高精度・低コスト化を目的とした金型加工用5軸加工機の導入と開発
⑧鍛造金型の長寿命化を目的とした表面処理技術開発
当事業に係わる研究開発費は177百万円であります。
(3)電磁品事業
MIセンサの開発、モータ用磁石の開発、歯科用磁性アタッチメントの開発、車載電子機器用放熱部品の開発等を行っております。当連結会計年度の主な成果は、経済産業省からの補助金を受け、「エアコンコンプレッサ及び電動パワーステアリングモータ用Dyレスネオジム系ボンド磁石ロータの実用化研究」「農機具及びEV用Dyレスネオジム系ボンド磁石ロータの実用化研究」「Dyフリーネオジム系ボンド磁石活用によるEVモータ実用化技術の開発」の3つの事業を完了させることができました。また次世代自動車向け高効率モータ用磁性材料技術開発(組合)にも参画し、次世代の磁石開発に取り組みました。
当事業に係わる研究開発費は1,244百万円であります。
当連結会計年度の研究開発費は、3,471百万円、研究開発人員は約220名であります。
なお、セグメント別の研究の目的、研究成果及び研究開発費は、次のとおりであります。
(1)鋼材事業
自動車部品用の新しい特殊鋼やステンレス鋼の研究及び製造方法の開発を行っております。当連結会計年度の主な成果は次のとおりであります。
特殊鋼における製造プロセスの革新として、
①新連続鋳造機活用による高清浄度化と偏析低減技術の更なる向上
②ステンレス形鋼用熱処理炉の省エネ改善(燃料転換)
自動車向け特殊鋼の開発として、
③エンジンの軽量化や燃費向上に貢献するクランクシャフトやコンロッド用鋼の研究開発
④駆動伝達ユニットの軽量化や高出力化に貢献する高強度歯車用鋼及び低コスト化に貢献する省合金歯車用
鋼(モリブデン含有量を低減)や浸炭熱処理時間を画期的に短縮する歯車用鋼の研究開発
ステンレス鋼の開発として
⑤将来の需要増が見込まれるエネルギー、環境・水処理・インフラ分野を狙ったステンレス鉄筋バー及び
二相系ステンレス形鋼の商品レパートリーの拡大
⑥水素社会に対応する高圧水素用ステンレス鋼“AUS316L-H2”の商品化及び省合金化、低コスト
化をはかる高圧水素用ステンレス鋼の更なる研究開発
当事業に係わる研究開発費は2,049百万円であります。
(2)鍛造品事業
自動車部品用の鍛造品製造プロセス開発、製造方法の開発を行っております。当連結会計年度の主な成果は次のとおりであります。
熱間鍛造プロセスの高効率製造・低コスト化として、
①CVTシャフトの高速自動鍛造化と更なる製造サイクル短縮化
②小型クランクシャフト専用4500Tプレスの建設と高速自動多数個取り化
③省エネルギー・低CO2排出熱処理炉の本格稼動
冷間鍛造の高精度・低コスト化として、
④高精度インナースプライン成形、パーキングロックギヤ成形のラインナップ拡大
⑤アップセッタ代替工法であるスクリュ成形によるリアアクスルシャフト生産体制構築
⑥部品の小型軽量化を目的とした中空クランクシャフトの製造工法開発
⑦高精度・低コスト化を目的とした金型加工用5軸加工機の導入と開発
⑧鍛造金型の長寿命化を目的とした表面処理技術開発
当事業に係わる研究開発費は177百万円であります。
(3)電磁品事業
MIセンサの開発、モータ用磁石の開発、歯科用磁性アタッチメントの開発、車載電子機器用放熱部品の開発等を行っております。当連結会計年度の主な成果は、経済産業省からの補助金を受け、「エアコンコンプレッサ及び電動パワーステアリングモータ用Dyレスネオジム系ボンド磁石ロータの実用化研究」「農機具及びEV用Dyレスネオジム系ボンド磁石ロータの実用化研究」「Dyフリーネオジム系ボンド磁石活用によるEVモータ実用化技術の開発」の3つの事業を完了させることができました。また次世代自動車向け高効率モータ用磁性材料技術開発(組合)にも参画し、次世代の磁石開発に取り組みました。
当事業に係わる研究開発費は1,244百万円であります。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 経営上の重要な契約等
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01234] S10021KC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。