有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002M0L
日本ビューホテル株式会社 業績等の概要 (2014年4月期)
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府および日銀による積極的な経済政策や金融政策などの効果が企業業績の改善や個人消費マインドの回復に表れ、緩やかな回復基調を続けました。一方、本年4月に消費税率が引き上げられた事による個人消費動向への影響や新興国の経済成長への懸念等、先行については依然不透明な状況が続いております。
ホテル業界におきましては、消費マインドの上昇により国内旅行支出が増加し、円安や東南アジア諸国へのビザ発給要件の緩和などにより訪日外国人旅行客も増加するなど、緩やかな回復基調で推移致しました。
このような経営環境のもと、当社グループは当連結会計年度(第66期)を初年度とする3ヶ年の中期経営計画「V-STAGE 200」を策定致しました。この中期経営計画において、当社グループの基本的な経営戦略を1)サービスの向上、2)「食のView」・「味のView」の地位確立、3)施設の改装の3つとして定め、当社グループの堅固な成長基盤の構築を目指し経営に取り組んでまいりました。
1)サービスの向上につきましては、階層別研修および職能別のサービス研修の充実を図るとともに、ビューホテルアカデミーを立ち上げ当社グループとしての顧客に対するサービスマインドを従業員全員が再共有すべく研修会を実施しております。
2)「食のView」・「味のView」の地位確立につきましては、地域の朝食ランキング1位の獲得を目指すとともに、グループホテル共通のメニューやオンリーワン商品の開発を進めております。
3)施設の改装につきましては、浅草ビューホテルの27階レストランのリニューアルオープンおよび客室の改装、成田ビューホテルの客室の改装、那須りんどう湖LAKE VIEW(旧りんどう湖ファミリー牧場)の園内改修工事を実施致しました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、17,645百万円(前連結会計年度比4.9%増)、営業利益は593百万円(同70.3%増)となりました。経常利益につきましては、原子力発電所事故の風評被害に係る受取補償金が前年に比べ減少したことなどにより774百万円(同9.0%減)、当期純利益につきましては、施設の改装に伴う固定資産除却損が前年に比べ減少したことなどにより418百万円(同3.5%増)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
①ホテル事業
ホテル事業におきましては、2013年5月より浅草ビューホテルの27階レストランを「 THE DINING シノワ 唐紅花&鉄板フレンチ蒔絵」としてリニューアルオープンし、同じく27階にスカイチャペルをオープン致しました。浅草ビューホテルでは当連結会計年度において計171室の客室改装も実施しております。このほか、成田ビューホテルの客室47室の改装、高崎ビューホテルの3階宴会場の改装などを実施しております。
この結果、旗艦ホテルである浅草ビューホテルの業績が牽引し、売上高は14,963百万円(前連結会計年度比5.1%増)となりました。営業利益は人件費をはじめとするコスト削減に努めた結果547百万円(同24.5%増)となりました。
ホテル事業の主要な指標は以下のとおりであります。
(ホテル施設概要) 2014年4月30日現在
※施設とは、レストラン、テナントおよびプール等であり、客室および宴会場は含みません。
※総客室数とは、改装工事中等の客室も含めた室数であります。
(収容実績)
(平均利用単価)
※平均利用単価は、収容実績(人数)の合計により算出した1人当たりの単価であります。
(客室稼働率)
※客室稼働率(%)=稼働客室数÷総客室数×100
※客室稼働率は、改装工事等により販売が不可能であった客室も含めた総客室数を分母として算出しております。
②施設運営事業
施設運営事業におきましては、ぎょうけい館において東日本大震災の影響からの業績の回復が続いたほか、ホテルプラザ菜の花での営業活動の強化を図りました。また、新規に2014年3月より保養所1施設の運営受託を開始しております。この結果、売上高は1,506百万円(前連結会計年度比3.7%増)となりました。営業損失は人件費をはじめとするコスト削減に努めた結果15百万円(前連結会計年度営業損失126百万円)となりました。
(収容実績および客室稼働率)
収容実績および客室稼働率は、ぎょうけい館、グリーンパール那須、ホテルプラザ菜の花の合計です。
③遊園地事業
遊園地事業におきましては、園内の改修工事を進めたほか、ウィンターイルミネーションなどイベントの充実を図りました。また、開園50周年に向けて、2014年4月より施設の名称をりんどう湖ファミリー牧場から那須りんどう湖LAKE VIEWに変更し、今後の業績伸長のため、顧客層の広がりを図っております。この結果、売上高は1,279百万円(前連結会計年度比4.7%増)となりました。営業利益は利益率の高い入園料売上が増加したことなどにより54百万円(同97.3%増)となりました。
(収容実績)
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は2,809百万円(前連結会計年度末3,344百万円)となり、535百万円減少いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,980百万円(前連結会計年度比1,314百万円増)となりました。これは主に、減価償却費1,040百万円、税金等調整前当期純利益609百万円、法人税等の還付72百万円の収入によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,883百万円(前連結会計年度比422百万円減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,729百万円、有形固定資産の除却による支出156百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、632百万円(前連結会計年度に得られた資金は726百万円)となりました。これは主に、割賦債務の返済による支出571百万円によるものであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府および日銀による積極的な経済政策や金融政策などの効果が企業業績の改善や個人消費マインドの回復に表れ、緩やかな回復基調を続けました。一方、本年4月に消費税率が引き上げられた事による個人消費動向への影響や新興国の経済成長への懸念等、先行については依然不透明な状況が続いております。
ホテル業界におきましては、消費マインドの上昇により国内旅行支出が増加し、円安や東南アジア諸国へのビザ発給要件の緩和などにより訪日外国人旅行客も増加するなど、緩やかな回復基調で推移致しました。
このような経営環境のもと、当社グループは当連結会計年度(第66期)を初年度とする3ヶ年の中期経営計画「V-STAGE 200」を策定致しました。この中期経営計画において、当社グループの基本的な経営戦略を1)サービスの向上、2)「食のView」・「味のView」の地位確立、3)施設の改装の3つとして定め、当社グループの堅固な成長基盤の構築を目指し経営に取り組んでまいりました。
1)サービスの向上につきましては、階層別研修および職能別のサービス研修の充実を図るとともに、ビューホテルアカデミーを立ち上げ当社グループとしての顧客に対するサービスマインドを従業員全員が再共有すべく研修会を実施しております。
2)「食のView」・「味のView」の地位確立につきましては、地域の朝食ランキング1位の獲得を目指すとともに、グループホテル共通のメニューやオンリーワン商品の開発を進めております。
3)施設の改装につきましては、浅草ビューホテルの27階レストランのリニューアルオープンおよび客室の改装、成田ビューホテルの客室の改装、那須りんどう湖LAKE VIEW(旧りんどう湖ファミリー牧場)の園内改修工事を実施致しました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、17,645百万円(前連結会計年度比4.9%増)、営業利益は593百万円(同70.3%増)となりました。経常利益につきましては、原子力発電所事故の風評被害に係る受取補償金が前年に比べ減少したことなどにより774百万円(同9.0%減)、当期純利益につきましては、施設の改装に伴う固定資産除却損が前年に比べ減少したことなどにより418百万円(同3.5%増)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
①ホテル事業
ホテル事業におきましては、2013年5月より浅草ビューホテルの27階レストランを「 THE DINING シノワ 唐紅花&鉄板フレンチ蒔絵」としてリニューアルオープンし、同じく27階にスカイチャペルをオープン致しました。浅草ビューホテルでは当連結会計年度において計171室の客室改装も実施しております。このほか、成田ビューホテルの客室47室の改装、高崎ビューホテルの3階宴会場の改装などを実施しております。
この結果、旗艦ホテルである浅草ビューホテルの業績が牽引し、売上高は14,963百万円(前連結会計年度比5.1%増)となりました。営業利益は人件費をはじめとするコスト削減に努めた結果547百万円(同24.5%増)となりました。
ホテル事業の主要な指標は以下のとおりであります。
(ホテル施設概要) 2014年4月30日現在
施設数 (ヶ所) | 総客室数 (室) | 宴会場数 (室) | 宴会場面積 (㎡) | |
浅草ビューホテル 成田ビューホテル 秋田ビューホテル 伊良湖ビューホテル 高崎ビューホテル ホテルビューパレス | 33 18 16 19 12 8 | 326 493 188 147 108 42 | 12 20 8 6 8 - | 2,801 2,532 2,070 729 1,680 - |
※総客室数とは、改装工事中等の客室も含めた室数であります。
(収容実績)
2013年4月期 (人) | 2014年4月期 (人) | 前年同期比(%) | |
《ホテル事業》 婚礼・宴会 客室 レストラン他 (主要な事業所) 浅草ビューホテル 婚礼・宴会 客室 レストラン他 | 706,177 623,010 1,339,004 270,114 208,440 585,900 | 676,856 669,647 1,418,305 242,196 214,108 641,798 | 95.8 107.5 105.9 89.7 102.7 109.5 |
(平均利用単価)
2013年4月期 (円) | 2014年4月期 (円) | 前年同期比(%) | |
《ホテル事業》 婚礼・宴会 客室 (主要な事業所) 浅草ビューホテル 婚礼・宴会 客室 | 9,186 5,229 11,217 7,776 | 9,667 5,317 13,449 7,781 | 105.2 101.7 119.9 100.1 |
(客室稼働率)
2013年4月期 (%) | 2014年4月期 (%) | 前年同期比(%) | |
《ホテル事業》 (主要な事業所) 浅草ビューホテル | 77.7 87.8 | 83.1 88.4 | 107.0 100.6 |
※客室稼働率は、改装工事等により販売が不可能であった客室も含めた総客室数を分母として算出しております。
②施設運営事業
施設運営事業におきましては、ぎょうけい館において東日本大震災の影響からの業績の回復が続いたほか、ホテルプラザ菜の花での営業活動の強化を図りました。また、新規に2014年3月より保養所1施設の運営受託を開始しております。この結果、売上高は1,506百万円(前連結会計年度比3.7%増)となりました。営業損失は人件費をはじめとするコスト削減に努めた結果15百万円(前連結会計年度営業損失126百万円)となりました。
(収容実績および客室稼働率)
2013年4月期 | 2014年4月期 | 前年同期比(%) | |
収容実績(人) 客室稼働率(%) | 57,775 85.1 | 59,347 89.7 | 102.7 105.4 |
③遊園地事業
遊園地事業におきましては、園内の改修工事を進めたほか、ウィンターイルミネーションなどイベントの充実を図りました。また、開園50周年に向けて、2014年4月より施設の名称をりんどう湖ファミリー牧場から那須りんどう湖LAKE VIEWに変更し、今後の業績伸長のため、顧客層の広がりを図っております。この結果、売上高は1,279百万円(前連結会計年度比4.7%増)となりました。営業利益は利益率の高い入園料売上が増加したことなどにより54百万円(同97.3%増)となりました。
(収容実績)
2013年4月期(人) | 2014年4月期(人) | 前年同期比(%) | |
収容実績 | 391,140 | 412,336 | 105.4 |
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は2,809百万円(前連結会計年度末3,344百万円)となり、535百万円減少いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,980百万円(前連結会計年度比1,314百万円増)となりました。これは主に、減価償却費1,040百万円、税金等調整前当期純利益609百万円、法人税等の還付72百万円の収入によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,883百万円(前連結会計年度比422百万円減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,729百万円、有形固定資産の除却による支出156百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、632百万円(前連結会計年度に得られた資金は726百万円)となりました。これは主に、割賦債務の返済による支出571百万円によるものであります。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30738] S1002M0L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。