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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100299H

有価証券報告書抜粋 日本冶金工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、各種景気刺激策や円安局面の継続等により企業収益の改善が見られ、緩やかな回復傾向が続きました。ステンレス特殊鋼業界につきましても年度後半より国内市場の需要回復の兆しが見えてきましたが、欧州経済の停滞や中国経済の成長鈍化等により、年度を通じては需要の盛り上がりを欠く結果となりました。
このような経営環境の中、当社グループとしましては、戦略分野である高機能材の拡販のため、昨年6月に拡販戦略の立案・推進等を担う組織として高機能材営業推進部を設立し、エネルギー・環境等の成長分野にターゲットを絞ったアプローチを強化してまいりました。また、本年2月にはシンガポールの現地法人が営業を開始し、日・米・欧・亜(中国・アセアン)のグローバル販売体制を確立いたしました。
当連結会計年度の経常利益は、これら販売施策に加え、前年度に公表しました「総コスト削減計画」に基づく諸施策を着実に実行することによりエネルギーコスト上昇の一部を吸収し、6億13百万円(前連結会計年度比70億74百万円増)となりました。また、当期純利益は、子会社株式売却益、投資有価証券売却益等の特別利益、「総コスト削減計画」の一環として資産の見直しを行った事業構造改善費用等の特別損失の計上により、4億80百万円(前連結会計年度比78億45百万円増)となりました。

・セグメントの業績は次のとおりであります。
(ステンレス鋼板及びその加工品事業)
☆注 当社グループの事業区分は、「ステンレス鋼板及びその加工品事業」単一となっております。
ステンレス鋼板及びその加工品事業の販売数量につきまして、高機能材は前述の欧州、中国経済の状況等から前連結会計年度比1.3%増に止まったものの、一般材は緩やかな国内景気の回復を映じて10.8%増となりました。更に、一般材も含めた販売価格の是正にも取り組んだことにより、当連結会計年度の売上高は1,199億3百万円(前連結会計年度比10.2%増)、このうち、国内売上高892億71百万円(前連結会計年度比9.3%増)、輸出売上高306億32百万円(前連結会計年度比12.9%増)となりました。
また、高機能材の売上高は318億4百万円(前連結会計年度比4.3%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業キャッシュ・フローは、減価償却費(38億17百万円)、たな卸資産の増加(△29億27百万円)等により、6億72百万円の収入(前連結会計年度比11億97百万円の収入増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資キャッシュ・フローは、有形・無形固定資産の取得(△33億76百万円)、子会社株式の売却(11億18百万円)等により、16億30百万円の支出(前連結会計年度比28億69百万円の支出減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務キャッシュ・フローは、短期借入金の減少(△16億70百万円)、割賦債務の返済(△7億72百万円)等により、25億42百万円の支出(前連結会計年度比24億19百万円の支出増加)となりました。
以上の結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物残高は、換算差額を含めて65億79百万円となり、前連結会計年度比34億98百万円減少いたしました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01242] S100299H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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