有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003R1E
株式会社デジタルプラス 業績等の概要 (2014年9月期)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、現政権による経済対策や日銀による金融政策等により、企業収益や雇用情勢の改善、設備投資の増加等が顕在化しており、国内景気は緩やかな成長基調が続いております。しかしながら、海外における経済不安等の影響を受け、依然として不透明な状況が続いております。このような環境のもと、当社グループは「クラウドメディア×クラウドソーシング」という今までにないビジネスモデルを収益の柱とし市場の創出と継続的な成長を進めており、
Phase1:クラウドメディアにおける接触会員数の拡大
Phase2:クラウドソーシングにおける売上単価の上昇
Phase3:仕組化による売上最大化
上記の成長戦略に基づいた事業運営を行っております。
クラウドメディアにおいては、接触会員数の拡大を戦略目標とし、特に急成長が見込まれるスマートフォン向けのサービスに対して広告の投下等の投資を行ってまいりました。クラウドソーシングにおいては、売上単価の上昇を戦略目標とし、今期に実施した複数の業務提携を皮切りに、昨今市場の隆起が著しいビッグデータ領域(主にクレンジング)への参入を行いました。このような新商材への新たな投資及び新市場の創出に注力し中長期的な収益の柱の構築に尽力しております。
このような結果、当連結会計年度の売上高は2,766,527千円(前連結会計年度比33.9%増)、営業利益は196,440千円(前連結会計年度比407.9%増)、経常利益は195,635千円(前連結会計年度比436.2%増)、当期純利益は110,699千円(前連結会計年度比5,271.9%増)となりました。
なお、当連結会計年度において、契約しておりました役員に対する保険を解約したことにより、保険解約返戻金が9,505千円発生しております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
クラウド事業においては、「Gendama」の2014年9月末における会員数は、コンテンツの拡充及び友達紹介制度を主とした会員獲得施策が功を奏し、約409万人(前年同月約370万人)と前年同月対比で大幅に増加しました。一方、ライフマイルの同会員数は約473万人(前年同月約470万人)と増加しております。
また、「CROWD」の同会員数は、クラウドメディアサービスからの継続的な流入及び上場を含む当社サービスの認知度向上等により、約67万人(前年同月約46万人)と大幅に増加しました。
このような結果、売上高は2,729,318千円(前連結会計年度比34.5%増)となりました。
なお、セグメント利益は、前期において戦略的に実施したクラウドメディアサービスにおけるスマートフォン分野への投資の効果が顕著に表れたことと、PCにおいてコンテンツ拡充に伴うアクティブ会員数の増加等により、535,316千円(前連結会計年度比91.5%増)となりました。
会員数の詳細な情報は、次のとおりであります。
(サービスごとの会員数の推移) | (単位:千人) | |||
決算年月 | 第7期 2011年9月 | 第8期 2012年9月 | 第9期 2013年9月 | 第10期 2014年9月 |
Gendama | 2,842(403) | 3,252(394) | 3,707(461) | 4,090(484) |
ライフマイル | 4,691(148) | 4,683(133) | 4,705(128) | 4,738(139) |
CROWD | 179(20) | 289(21) | 466(34) | 674(34) |
※( )内は、各期末から遡る6カ月間において、各メディア・サービスにおいてポイントを獲得された会員数を記載しております(当社ポイントは、180日間に新たなサービス利用がない場合に失効することから同期間における稼動会員数(アクティブ・ユニーク・ユーザー)を記載しております)。
当事業におきましては、クラウド事業の成長に伴いポイントの交換が活性化されたため、売上高は37,208千円(前連結会計年度比0.0%減)、セグメント利益は11,349千円(前連結会計年度比80.4%減)の計上となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末より785,412千円増加し、1,224,755千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、16,750千円(前連結会計年度比86.4%減)となりました。
これは主に、売上の増加に伴う売上債権の増加額が146,172千円及び、ポイント引当金の減少額が88,212千円あったものの、税金等調整前当期純利益が195,635千円、及び仕入債務の増加額が44,377千円となったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は、27,682千円(前連結会計年度比31.4%増)となりました。
これは主に、預け金の預入による支出が45,994千円及び保険積立金の解約による収入が21,640千円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により得られた資金は、795,669千円(前連結会計年度は67,446千円の支出)となりました。
これは主に、短期借入金の純増加額200,000千円、及び株式の発行による収入626,085千円となったことによるものであります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30856] S1003R1E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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