シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004CHW

有価証券報告書抜粋 GMO TECH株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積もりを必要としております。経営者はこれらの見積もりに対して、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積もりによる不確実性のため、これらの見積もりと異なる場合がございます。

(2) 当事業年度末の財政状態の分析

当事業年度末における総資産の残高は、前事業年度に比べ782,201千円増加し、1,415,688千円となりました。主な変動要因は、売上及び利益の増加並びに上場時の公募増資による資金調達に伴う現金及び預金の増加581,639千円及び、売掛金の増加175,988千円、自社利用サービスのソフトウェア開発投資によるソフトウェアの増加5,870千円によるものであります。
一方、当事業年度末における負債の残高は、前事業年度に比べ 142,494千円増加し、564,399千円となりました。主な変動要因は原価の増加に伴う買掛金の増加56,547千円、経費の増加に伴う未払金の増加16,610千円、利益の増加に伴う未払法人税等の増加29,979千円、売上の増加に伴う未払消費税等34,061千円の増加によるものであります。
当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末に比べ、639,707千円増加し、851,288千円となりました。これは、剰余金の配当により51,580千円減少したものの当期純利益157,687千円を計上し、上場時の公募増資に伴い、資本金が266,800千円増加し、資本準備金が266,800千円増加したことによるものであります。

(3) 当事業年度末の経営成績の分析

(売上高)
当事業年度末における売上高は3,029,727千円(前年同期比27.8%増)となりました。主にスマートフォンアフィリエイトASP事業の拡大により、当該事業の売上高が2,136,510千円(前年同期比45.1%増)となったことによるものです。広告媒体の新規獲得などにより、スマートフォン広告が広がりを見せており、スマートフォンアプリストアでの順位を上げるCPI型リワード広告商品「GMO SmaADリワード」及びスマートフォンアプリ向けCPI型ノンインセンティブ広告「SmaADアドネットワーク」を積極的に販売したことが要因となります。
(売上原価)
当事業年度末における売上原価は2,229,146千円(前年同期比27.3%増)となりました。主に売上高の増加に伴う媒体費が1,542,066千円(前年同期比38.3%増)となったことに加え、システム人員の増加による労務費が304,521千円(前年同期比13.5%増)によるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益)
当事業年度末における販売費及び一般管理費は518,878千円(前年同期比19.4%増)となりました。主に事業拡大による従業員の増加に伴う給与手当及び役員報酬が177,031千円(前年同期比12.0%増)、本社事務所の増床に伴う地代家賃51,209千円(前年同期比27.6%増)、イベント出展等に伴う広告宣伝費41,537千円(前年同期比131.5%増によるものであります。
この結果、当事業年度末における営業利益は281,702千円(前年同期比52.5%増)、経常利益は261,124千円(前年同期比41.2%増)となりました。
(当期純利益)
当事業年度末における法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額を含む)は、103,437千円(前年同期比47.0%増)となりました。
この結果、当期純利益は157,687千円(前年同期比37.6%増)となりました。

(4) キャッシュ・フローの分析

各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」をご覧ください。

(5) 経営者の問題認識と今後の方針について

経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業、組織体制等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
また、スマートフォンアフィリエイトASP事業の「GMO SmaAD」は、技術革新の激しいアドテクノロジー領域におけるアドネットワークになります。常に最新のテクノロジーに対応する社内の開発体制および海外を含めた情報の入手体制が重要と捉えております。
加えて、スマートフォンアプリCMS ASP事業の「GMO AppCapsule」においては、スマートフォン端末の変化への対応が重要と考えております。時代のニーズと最新の技術の融合を目指し、これら最新技術への対応も行なってまいります。

(6) 経営戦略の現状と見通し

当社は、TECHという社名の通り自社において開発力を有し、「自社開発の自社製品を提供する会社」として、テクノロジーを駆使した「インターネット集客支援事業」に特化し、「SEO AIRLINES byGMO」「GMO SmaADリワード」「GMO SmaADアドネットワーク」「GMO SmaAD ASO」「GMO AppCapsule」といったサービスを提供しております。
現在は2012年にリリースをした「GMO SmaAD」を中心としたスマートフォン広告領域での商品構成に注力しております。
また、スマートフォン広告領域に加えて、2013年に492億円の市場規模から2020年までに2,356億円に規模が拡大されると予想される(株式会社シード・プランニング調査)O2O(Online to Offline)の領域において、「GMO AppCapsule」の開発着手を2013年1月より行い、翌年の2014年9月1日にリリース致しました。この「GMO AppCapsule」においては、アプリを介してリアルな店舗への集客を行うだけでなく、Beaconを利用した自動チェックイン機能や店頭における非対面決済など、アプリを介在した幅広いサービスの提供を行っております。スマートフォン広告領域の「GMO SmaAD」に加えて、成長産業であるO2Oへの早期投資を行うことにより、O2O産業の先駆者として新たな事業成長を図ります。
当社は常に「今」、そして「未来」に企業及び人が必要とする「インターネット集客」を自社開発製品で提供し、技術革命の著しいインターネット産業の成長に貢献すべく事業を展開してまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31055] S1004CHW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。