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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027U1

有価証券報告書抜粋 朝日工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は各事業における需要および技術の進歩に対応するため、鉄鋼建設資材事業、農業資材事業の分野において、それぞれ研究開発に取り組んでおります。鉄鋼建設資材事業では、事業企画部開発担当が主にねじ節鉄筋およびその周辺商品開発に取り組んでおります。農業資材事業では、生物工学研究所の肥料開発担当が未利用資源等を活用した有機質肥料の原料開発および高付加価値肥料の開発を行い、種苗開発担当が新たな野菜品種の作出、作出された野菜品種の改良および導入品種の育成に関する研究開発に取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は375百万円となっております。各セグメント別の研究の目的、主要課題、成果および研究開発費は次のとおりであります。

(1)鉄鋼建設資材事業
建築物の耐震強度を安定的に確保する工法として、従来の圧接工法から機械式継手工法のニーズが高まり、ねじ節鉄筋の需要が拡大しております。当社としても、ユーザーニーズに対応した高強度ねじ節鉄筋および周辺商品の継手、定着板の改良などを行っております。
継手開発においては、「ネジエーコン無機グラウト継手」および「ネジエーコン樹脂グラウト継手」に、新たにカプラー材質FCD800を追加した形で、2014年2月に財団法人日本建築センターの評定を取得し、商品の拡充を図っております。また、定着工法については、「スクリュープレート工法」の評定の有効期限である5年が経過したため、更新を実施し、主力商品の継続維持を図っております。
新規受注開拓として、前年の「低温(-40℃)試験」に引き続き、LNGタンク建設への参加を考慮した「鉄筋および継手の極低温(-100℃)試験」を実施し、極低温下での機械的性質(強度など)を確認しております。
当連結会計年度における研究開発費は73百万円となっております。

(2)農業資材事業
生物工学研究所の肥料開発担当は、有機質肥料の原料開発として、未利用資源等を活用した原料開発を進めております。
家畜糞・食品残渣堆肥などを有機原料として用いた、混合堆肥複合肥料(商品名:エコレット)は、2013年度より販売開始し、低コスト・循環型有機複合肥料として、各地での普及試験、販売拡大に努めております。
種苗開発担当は、耐病性、収量性、斉一性、食味などを中心に、付加価値の高い野菜種子の開発を進めております。特に、耐病性を付与することで、農薬に頼らない安心安全な種子の開発に注力しております。
さらに、トマト黄化葉巻病耐病性品種(商品名:アニモ)のバラエティ化のため有望品種を選抜し、試作拡大を進めております。また、開発の促進、効率化、さらには普及拡大を目的として、自社農場を開設いたしました。
当連結会計年度における研究開発費は301百万円となっております。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01265] S10027U1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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