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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005Z38

有価証券報告書抜粋 株式会社イード 事業の内容 (2015年6月期)


沿革メニュー関係会社の状況


当社グループは、当社及び連結子会社4社(株式会社エンファクトリー、Interface in Design,Inc.(米国)、株式会社泰文堂、株式会社絵本ナビ)で構成されております。当社グループはコンテンツマーケティング企業としての地位を確立するために、顧客に対してマーケティングサービスとデータ・コンテンツを提供する『コンテンツ・マーケティングプラット・フォーム事業(以下CMP事業)』及び顧客に対してリサーチソリューションとECソリューションを提供する『コンテンツ・マーケティング・ソリューション事業(以下CMS事業)』を行っております。
CMP事業で運営するWebメディア、コンテンツの対象業種※1は情報・通信、自動車・関連品からファッション・アクセサリーまで7業種に及んでおり、企業のマーケティング部門に対し様々なインターネット広告等のマーケティングサービスやデータ・コンテンツ利用を提案しております。また、CMP事業から顧客の紹介を受けCMS事業のリサーチソリューション、ECソリューションも企業のシステム部門、開発部門等の関連部署に提案を行っております。当社グループはこのように1つの顧客の中のあらゆる部門に対して提案できる「マーケティングサービス」「データ・コンテンツの提供」「リサーチソリューション」「ECソリューション」と幅広いソリューションを保有し、事業間での繋がりを利用して効率よく提案活動を展開しております。
連結子会社では、CMP事業として株式会社エンファクトリーが「STYLE STORE」「COCOMO」「プロファイル」を運営、株式会社絵本ナビが「絵本ナビ」、「絵本クラブ」、「まなびナビ」、「できるナビ」を運営、株式会社泰文堂が書籍を発売しており、CMS事業でInterface in Design,Inc.(米国)が欧米企業向けのリサーチソリューションを提供しております。

※1 業種は株式会社電通が発表している「電通 日本の広告費」で利用されている業種分類を使用。

(1)事業の特徴

(ⅰ)「iid-CMP」について
当社グループの特徴として「iid-CMP(イード・コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム)」という共通プラットフォームにてCMP事業のWebメディア、コンテンツを運営していることが挙げられます。「iid-CMP」とは、当社グループが独自で開発した Webメディア及びコンテンツを管理・配信するためのシステムであり、2009年8月に稼動を開始しました。その後M&A、新規事業開発等により新たに増えたWebメディア、コンテンツを「iid-CMP」上に搭載していくことで、共通のプラットフォームとして機能を充実させてまいりました。「iid-CMP」の特徴は以下のとおりです。

①集客機能
・SEO施策※1
各Webメディアのニュース記事が検索エンジンの検索結果にて上位に表示されるよう施策を行い共用利用しております。
・SNS対応
各Webメディアのニュース記事がFacebookやTwitterなどのSNSにて広くユーザーに拡散されやすくなるよう対策を行い共用利用しております。
・Webページ高速表示
各Webメディア、コンテンツがストレスなくスムーズに表示されユーザーの利便性が上がるように対策を行い共用利用しております。
・スマートフォン含めた最適なユーザビリティ※2、ユーザーエクスペリエンス※3
各Webメディア、コンテンツのユーザビリティが優れ、ユーザーが目的の記事をスムーズに探せるように対策を行い共用利用しております。また、一度アクセスしたユーザーが再度アクセスするようユーザーエクスペリエンスの工夫も行っています。
・「オススメ記事」設定
掲載されているニュース記事に関連した記事を表示させる機能です。同じページに関連する他の記事を表示することで、よりユーザーが理解を深めることができます。関連記事は「iid-CMP」上の他のWebメディアの記事も選択できます。

②ローコストオペレーションノウハウ
・システムの共用利用、CPUリソース分散機能
複数のWebメディアで一つのシステムを共用利用しています。またWebメディアへ多数のユーザーが同時アクセスした場合、スムーズな閲覧ができるようサーバーの負荷を分散させる機能があります。
・ポータルサイトへのニュース記事提供フォーマット共有化
Webメディアがニュース記事を提供する際、相手方ポータルサイトへのフォーマットを共有化し、別のWebメディアがそのポータルサイトへニュース記事提供する際に、スムーズに設定が行えるようにしています。
・最適なネットワーク広告※4、アフィリエイト広告※5の共用運用
ネットワーク広告を提供している企業やアフィリエイト広告を実施している企業の中から最適な企業を選定し、各Webメディアで共用運用しております。
・記事交換機能
掲載されているニュース記事を、「iid-CMP」上の他のWebメディアでも担当編集者の判断で掲載することができる機能です。

③データベースへの蓄積
・コンテンツにより取得したビッグデータ管理
データ・コンテンツ提供の「RBB TODAY SPEED TEST」や「e燃費」にてユーザーから取得したデータを「iid-CMP」上のデータベースに蓄積しております。

④コンテンツマネジメント機能
・ニュース記事、ニュース写真投稿
ライターが取材現場等からニュース記事、撮影した写真をアップロードすることができます。アップロードされた記事は、編集デスクの承認を受けたのち各Webメディアに掲載されます。スケジュール管理機能により掲載時間の指定も行えます。
・文章校正、類似度チェック
記事をアップロードする前に、日本語の校正機能を使い誤字・脱字、表記ゆれなどをチェックし、また、アップロードする前後に、記事が他のインターネット上の情報と高い類似性がないかチェックする機能です。

※1 SEO施策:検索エンジンが適切な評価を行い、検索順位上位で表示されるように様々なルールに対応すること。
※2 ユーザビリティ:ソフトウェアやWebサイトがストレスなく使用できる「使いやすさ」のこと。
※3 ユーザーエクスペリエンス:ユーザーがWebサイトやプロダクト等を使ったときに得られる経験や満足度などを指し、その中でも楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念。
※4 ネットワーク広告:広告を配信するネットワークを利用して広告配信会社が複数の広告掲載媒体に対して配信する広告。
※5 アフィリエイト広告:成果報酬型のインターネット広告で、商品購入や資料請求などの最終成果またはクリックが発生した件数に応じて手数料が発生する手法。

(ⅱ)M&Aを中心とした新規事業の開発
当社グループのもうひとつの特徴として、新しいWebメディア、コンテンツを自社で開発すると共にM&Aによって事業取得していることが挙げられます。当社グループは設立当初から2015年6月末までに34個のWebメディア、コンテンツの営業権並びに6つの企業の株式を取得しており、その内撤退した事業は5個のWebメディア、コンテンツであります。当社は、取得したWebメディア、コンテンツが24ヶ月以内に単月黒字化することを目標としております。
新しいWebメディア、コンテンツの開始にはM&Aも含めて3つのパターンがあります。①「M&Aによる取得」②他社と共同で事業開発を行う「オウンド・メディア」③自社内で事業開発を行う「新規事業開発」となります。
当社ではM&Aで取得した事業を取得後2ヶ月程度で旧来のシステムから「iid-CMP」へ移行し稼動しております。「iid-CMP」への移行に伴い、「iid-CMP」に実装されたSEO施策や記事交換機能によりPV等のサイトの規模が移行前以上に拡大しております。
パターン別「iid-CMP」搭載後の12ヶ月のPV数推移は以下のとおりです。



(Webメディアごとに1ヶ月間の累計PV数推移を表示しています)

①M&Aによる取得
映画情報メディア「シネマカフェ」は、2012年の10月にM&Aにて取得後2ヶ月で「iid-CMP」へ移行し、移行後1ヶ月目は1,574千PVでしたが、12ヶ月目には2,930千PVとなり86.1%増加しております。

②オウンド・メディア
株式会社三越伊勢丹ホールディングスの子会社である株式会社ファッションヘッドラインと共同で運営している、「FASHION HEADLINE」(下記グラフにてFHと表記)も12ヶ月目には1,460千PVとなっております。

③新規事業開発
保護者と教育関係者向けのリサーチ&情報サイト「リセマム」は立ち上げから12ヶ月目で596千PVとなっております。

(2)CMP事業

(ⅰ)CMP事業の概要
CMP事業は、「iid-CMP(イード・コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム)」にて運営するWebメディア、コンテンツを通じて、顧客企業へマーケティングサービス(インターネット広告及びデータ・コンテンツ提供)を提供し、顧客企業より支払われる広告料金により主に収入を得ております。

(ⅱ)運営Webメディア、コンテンツ
CMP事業では2015年6月末時点で40個のWebメディア、コンテンツを運営しており、各メディアジャンルに特化した情報(ニュース記事)及びコンテンツを、インターネットを通じて提供しております。また、パズルジャンルに特化した8つの雑誌も発行しており、紙面上のパズル問題のデジタルコンテンツ化を進めております。各メディア、雑誌はそのメディアジャンルに興味を持つユーザーを多数集めることを運営の目的としており、「レスポンス」等のニュース系の各Webメディアでは、業界の新しい情報や旬な情報を1メディアあたり1日平均30本から50本発信しユーザーを集めております。CMP事業の全運営Webメディア、コンテンツの月平均ページビュー(PV)数※1は123,376千PVとなり、ユニークユーザー(UU)数※2は27,854千UUとなっております(2015年6月期のWebメディア、コンテンツ毎の年間平均値の合計)。Webメディア、コンテンツ数の増加に伴い、平均PV数/UU数も増加しております。2012年6月期以降、数値確認が可能な期間の推移は以下のとおりです。



(PV数、UU数は、当該期間におけるWebメディア、コンテンツ毎の年間平均値の合計を表示しています。また、Webメディア、コンテンツ数は、期末時点で運営している数です。)

Webメディア、コンテンツ及び雑誌は以下のとおりとなります(2015年6月末現在)。
対象業種※3メディアジャンルWebメディア/コンテンツ名
情報・通信ITRBB TODAY/ RBB TODAY SPEED TEST / dokoyo.jp
セキュリティScanNetSecurity
リサーチあんぱら
ユーザビリティU-site
展示会・イベントExpoTODAY / ことさが
自動車・関連品自動車レスポンス / amber
燃費・環境e燃費
趣味・スポーツ用品ゲームインサイド / Game*Spark /GameBusiness.jp / GameBlogRanking /
ゲーム大辞典 / Appフェス
映画シネマカフェ / 韓流エンターテインメント
アニメアニメ!アニメ! / アニメ!アニメ!ビズ
キャラクタープレイトイズ / mine
自転車サイクルスタイル
教育・医療サービス教育リセマム /MyCareerCenter web / 絵本ナビ / 絵本クラブ / まなびナビ / できるナビ
医療MEDWEB
ダイエットDietClub
ファッション・アクセサリーファッションFASHION HEADLINE
流通・小売業EC・通販ECサポーター / STYLE STORE / COCOMO / チャレンジング・ジャパン
地域情報30min
金融・保険金融・保険保険ゲート /プロファイル


対象業種※3メディアジャンル雑誌名
趣味・スポーツ用品パズル※4クロスワードキング / 漢字道 / 季節の漢字道 / アロークロス /
アロー&スケルトンキング / ナンクロキング / まちがいさがしキング /
点つなぎキング


運営Webメディアの中で、PV数上位の主要なWebメディアは以下のとおりです(PV数、UU数は2015年6月期の年間平均値です)。

・レスポンス:41,137千PV / 5,376千UU
自動車をはじめモビリティの情報を専門に扱うニュースサイトです。製品情報から業界動向、三面記事まで、国内外を問わず幅広いニュースを提供しております。

・RBB TODAY(アールビービー トゥディ):16,401千PV / 5,764千UU
「ブロードバンド」をキーワードにニュース配信を行う総合IT情報配信サイトです。技術者やビジネスマンに向けた業界動向のほか、一般の利用者向けの情報も提供しております。

・インサイド:15,761千PV / 3,934千UU※5
ゲーム情報を幅広くカバーするゲームニュース情報サイトです。家庭用ゲーム機からオンラインゲーム、スマートフォン用ゲームまで対象としており、ゲームユーザー向けにコミュニティも運営しております。

※1 ページビュー(PV)数:当社グループが運営するWebメディア、コンテンツの各ページがユーザーによって閲覧された回数。ページ毎に毎日集計を行い、Webメディア、コンテンツ毎に月次で集計。
※2 ユニークユーザー(UU)数:当社グループが運営するWebメディア、コンテンツへアクセスしたユーザーの延べ数。Webメディア、コンテンツ毎に月次で集計。
※3 対象業種は株式会社電通が発表している「電通 日本の広告費」で利用されている業種分類を使用。
※4 パズルは月刊及び隔月刊の雑誌。
※5 当社ではゲームカテゴリとして「インサイド」に「Game*Spark」「GameBusiness.jp」「GameBlogRanking」「ゲーム大辞典」を含めて管理している関係上、「インサイド」のPV/UUは5サイトの合計値となっています。


(ⅲ)マーケティングサービス(インターネット広告及びデータ・コンテンツの提供)
CMP事業は、ターゲティングされたユーザーに向けたマーケティング活動を行っている顧客企業に対して様々なマーケティングサービスを提供しております。提供するサービスとしては「パフォーマンス広告」「純広告」「提案型広告」等の『インターネット広告』と顧客企業のマーケティングに活用されるデータ提供等のBtoB向け、また顧客企業が行っているキャラクタービジネスをサポートするBtoC※6向けの『データ・コンテンツの提供』があります。

①インターネット広告
当社グループの主なインターネット広告は以下のとおりです。

(ア)パフォーマンス広告
PV数の増減に売上が依存する広告で、運用型広告※7、アフィリエイト広告、ネットワーク広告等を併せた広告
(イ)純広告
バナー広告、メール広告など
(ウ)提案型広告
Webメディア側が顧客への提案によって制作する広告

純広告と提案型広告は、各Webメディアの営業担当者が、メディアレップ※8又は広告代理店を経由して各顧客企業に広告提案を行っております。また、直接対象企業に提案を行い受注することもあります。

当社グループはインターネット広告の中でも、PV数が増加すれば売上が増加するパフォーマンス広告を強みとしています。PV数を増加させるために、アドテクノロジー※9を利用した様々なアドネットワークやSSP※10を最大限に活用し、最高収益を出す手法を「iid-CMP」にて各メディア間で共有化し運用しております。

※6 BtoC:企業(Business)と個人(Consumer)間の商取引のこと。
※7 運用型広告:アクセスするユーザーの属性情報など膨大なデータを処理するアドテクノロジーを活用したプラットフォームにより、広告の最適化を自動的にもしくは即時的に支援するような広告手法。
※8 メディアレップ:Webメディアへの広告掲載を希望する企業とWebメディア側を仲介するインターネット上の広告代理店。
※9 アドテクノロジー:インターネット広告を、広告主の目的を実現するために、効果的かつ効率的に流通させるための技術全般のことを示す。
※10 SSP:Webメディアの広告枠販売や広告収益最大化などを支援するツール

②データ・コンテンツ提供
当社グループの主なデータ・コンテンツ提供は以下のとおりです。

(ア)データ・コンテンツ提供(BtoB)
各顧客企業に対して、各メディアのニュース記事提供、PCやスマートフォンの通信速度を測定する「RBB TODAY SPEED TEST」のシステム提供及びデータ販売、クルマの燃費を管理する「e燃費」のシステム提供及びデータ販売を行っております。
主力は、各Webメディアのニュース記事提供です。ニュース記事はYahoo!JAPANを始めとしたポータルサイトや各種専門媒体に配信しており、各提供先サイトの集客に活用されています。提供先サイト数はCMP事業の全Webメディアを合計すると延べ142サイト(2015年6月末現在)となっております。
また、各Webメディアから関連するスマートフォンアプリを開発し、Webメディアを利用しているユーザーに提供を行っております。これらのアプリはユーザーに利用していただくだけでなくデータの収集も行っております。収益手法としては「コンテンツ提供→データ収集」というシステム上の仕組みを顧客企業に提供するコンテンツ提供とアプリで収集したデータの販売があります。e燃費の場合、各自動車メーカーに、ユーザーから収集した自動車ごと(エンジンの型式ごと)の燃費データを年間又は月間ベースで提供しており、自動車メーカーはデータを様々なマーケティング活動に利用しています。RBB TODAY SPEED TESTの場合、各通信キャリアやISP※11事業者に対して、ユーザーがスマートフォンで計測した通信速度データを年間又は月間ベースで提供しております。


(イ)コンテンツ提供(BtoC)
顧客企業が保有するキャラクターのサブライセンスを受け、スマートフォンアプリ等の提供を通じキャラクターの認知拡大のサポートを行っております。NTTdocomo、au、SoftBank公式サイト「プレイトイズ」において、スマートフォンユーザーの内カルチャー感度の高い10代後半~20、30代の女性を集客し、主にかわいいキャラクターを使った“きせかえ”、“壁紙”、“アプリ”の販売を行っております。

※11 ISP:電話回線やISDN回線、ADSL回線、光ファイバー回線、データ通信専用回線を利用したインターネット接続業者。

以上のCMP事業を系統図で表すと次のとおりとなります。




(3)CMS事業
CMS事業はリサーチソリューションとECソリューションの2つのソリューションの提供で構成されております。

(ⅰ)リサーチソリューション
当社グループでは大規模な定量調査から生活者個人に対する定性調査まで提供することが可能です。また、高度なネットリサーチからリアルな行動観察まで、幅広いリサーチソリューションメニューで各顧客企業の要望にきめ細かく対応しております。

主なリサーチソリューションメニューは以下の通りです。

ソリューションメニュー調査メニュー調査例
[マーケティングリサーチ]
顧客企業のマーケティングニーズに対する最適な調査・分析手法を提案すると共に、その企画・設計から実査・分析・提言にいたる各フェーズを、要望に応じてサポートしております。
・マーケットの実態把握
・消費者のニーズ探索
・新商品開発の支援
・新商品・サービスの評価(市場投入前)
・既存商品・サービスの評価(市場投入後)
・購買動向把握調査
・利用状況把握調査
・商品価格妥当性評価
・メディアコンテンツ評価・広告効果測定
・ニーズ探索調査
・初期反響調査・不買者調査
[デザイン関連リサーチ]
顧客企業のデザイン活動の各ステージにおける最適な方法を提案することで、顧客企業と市場ニーズのベストマッチング、さらには新しい市場(シーズ)の発見・開拓をサポートしております。
・商品・デザイン企画
・市場反響
・ブランドを創造・育成
・新しいマーケット発掘
・ターゲットのデザイン嗜好調査
・デザイン発想支援調査
・ユーザー把握調査
・ユーザー発掘調査
・製品デザイン受容性評価
[ユーザビリティ/人間中心設計]
企画・開発段階から人間中心設計(HCD)※1プロセスを導入して製品、サービス全体のユーザーエクスペリエンスの実現をトータルでサポートしております。
・人間中心設計による製品・サービス開発
・ユーザビリティ評価
・人間中心設計の啓蒙・教育
・ユーザビリティ評価
・ユーザーの利用実態把握調査
・ユーザーテストによる問題点の発見・改善案の提案
・競合他機種のサイト分析(メニュー構造等)
[海外リサーチ]
欧米諸国は勿論、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)、タイ・インドネシア・ベトナムといった東南アジア、中東地域等、全世界2,000 万人以上の提携・協力パネルに対してのネット調査を実施可能としております。1カ国/地域での調査の他、複数国調査、多言語調査にも対応しており、海外でのリサーチを素早く、現地語で行うことができます。
・日本顧客企業に対して、海外リサーチソリューションの提供
・海外顧客企業に対して、アジア地域のリサーチソリューションの提供
・HDD/DVDユーザー調査(アメリカ)
・カーデザインイメージ調査(アメリカ/イギリス/ドイツ/フランス/中国)
・海外(日本への)旅行者意識調査(中国)
・携帯電話新サービス調査(イギリス/ドイツ/フィンランド/フランス/イタリア/スペイン)

※1 人間中心設計(HCD):問題を解決するための調査をターゲットとなるユーザーを理解することから始め、その後、デザイン-評価-改善というプロセスを繰り返し行うことでターゲットユーザーに最適な設計となるよう解決を行うための考え方。

(ⅱ)ECソリューション
ECソリューションでは、当社オリジナルのECシステムである「marbleASP」の提供を中心に事業を展開しております。「marbleASP」はBtoC向けのECサイトを構築支援するシステムで、デザインの自由度、外部システムとの連携、スマートフォンなどのスマートデバイス対応など常に顧客企業のニーズに対応するよう機能を強化し、「ネットスーパー用システム」や「お歳暮/お中元用システム」として活用されております。2015年6月末時点において、通常ECサイトで18サイト、ネットスーパーサイトでは6サイト、お歳暮/お中元システム導入は500サイトで利用されております。

以上のCMS事業を系統図で表すと以下のとおりとなります。



沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31343] S1005Z38)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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