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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006LXB

有価証券報告書抜粋 株式会社リンクバル 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度における我が国経済は、日銀の積極的な金融緩和政策による株価上昇や円安基調の継続に加え、原油安の好環境により、企業収益や雇用・所得環境は回復基調にて推移しました。しかしながら、中国経済における景気減速の進展など、新興諸国経済の伸び悩みや、欧州経済の一部不安定要因等もあり、国内経済は、先行きやや不透明な状況にて推移いたしました。
当社は「人とアイデアで世界をつなぎ、幸せな社会を。」という経営理念の下、顧客満足度と企業価値の最大化を図るとともに、ネットとリアルの融合により経済成長に貢献する企業を目指しております。当事業年度におきましては、日本における少子化問題がクローズアップされ、その対策のひとつとして街コンイベントが数多くメディアに取り上げられました。国勢調査によれば、20歳~39歳までの未婚者数は約1,700万人とされております。現在日本の抱える少子化問題の対策として、未婚化、晩婚化を防ぐため、官民ともに婚活を後押しする機運が高まっており、そのきっかけとしての街コンイベントに大きな期待が注がれております。また2015年4月に発表された日本経済団体連合会(経団連)のレポート(「人口減少への対応は待ったなし」)からも、街コンイベントは男女の出会う場としての役割に加え、地方経済の活性化という観点からも一層推進すべき取り組みであると記載されており、街コンイベントに対する期待の大きさが伺われます。当事業年度では、当社及び当社サービスの認知拡大、街コンジャパンへのイベント掲載数の拡大、イベント種類の拡大を目指し販促活動を実施いたしました。認知拡大においては、東京、大阪の地下鉄車両広告等のプロモーションを実施いたしました。イベントの種類の拡大においては様々な企業とのコラボイベントを実施し、当社ならではの街コンイベントを創出してまいりました。街コンジャパンへのイベント掲載数の拡大においては、当社以外の主催者が開催するイベントにおいてバスや船等の乗り物を会場とするイベント等、新しいテーマの企画案件が増加し、イベント掲載数拡大につながりました。
以上の結果、当事業年度における業績は、売上高は1,722,031千円(前年同期比46.5%増)となり、また、損益面では、売上原価、販売費及び一般管理費の合計が1,457,187千円(前年同期比45.1%増)となった結果、営業利益は264,844千円(前年同期比54.8%増)、経常利益は282,898千円(前年同期比65.3%増)、当期純利益は156,460千円(前年同期比35.9%増)となりました。
なお、当社はインターネットサイト運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。サービスごとの取組みは以下のとおりであります。

(イベントECサイト運営サービス)
当事業年度では、当社の運営する「街コンジャパン」サイトへの訪問者数が順調に推移しました。当社が主催するイベントにおきましては、前事業年度から取り組んでいる同じ趣味を持った人たちが集まるイベントが定着いたしました。主たるものとしてアニメ好きが集まるイベント、ゲーム好きが集まるイベントが人気を集め、開催地は東京のみならず名古屋、大阪、福岡など日本全国に拡大いたしました。また、新しい取り組みといたしまして、今年人気となったクラフトビールをテーマにした街コンイベントや、Jリーグのサッカーチームと共同開催した街コンイベント、伊豆大島を舞台にした街コンイベント等、「食」「スポーツ」「旅行」といったユーザーの趣味や嗜好に合わせた街コンイベントを多数開催いたしました。当社以外のイベント主催者が開催するイベントでは、アウトドアをテーマにした街コンイベントが好評でありました。屋外でのバーベキューコン、ビアガーデンを会場とした街コンイベント、歴史ある町並みやハイキングコースを歩きながら交流を図るウォーキングコンといった新しいテーマの街コンが増加し、イベント掲載数は堅調に推移いたしました。また、街バルイベントにおきましては銀座や日本橋で開催されるイベントが定着するなど、ユーザーへの認知度が向上してきております。
これらの結果、当事業年度におけるイベントECサイト運営サービスの売上高は1,701,059千円(前年同期比45.6%増)となりました。なお、売上の内訳は、当社が主催する街コンイベントによる売上高が1,108,325千円、他社が主催する街コンイベントによる売上高が542,233千円、当社が主催する街バルイベントによる売上高が49,186千円、他社が主催する街バルイベントによる売上高が1,313千円となりました。


(WEBサイト運営サービス)
「恋学」サイトでは、大手ポータルサイトからのユーザー流入数拡大を狙い、検索キーワード上位に関連するコンテンツ数を増加いたしました。また契約ライター数を増加させ、恋学サイト内に設置したアンケートシステムや自己診断システムを通じてユーザーの生の声を収集し、記事化することにより多くの独自コンテンツを提供いたしました。その結果、月間PV数は大きく増加し、サイトのPVは1,000万PVを突破しました。またそれに伴い広告枠数を増加したことにより広告販売についても順調に推移しました。「婚活ジャパン」サイトの資料請求数は、少子化問題がクローズアップされたことも影響し当事業年度通じて安定しております。
これらの結果、当事業年度におけるWEBサイト運営サービスの売上高は20,972千円(前年同期比192.6%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から670,257千円増加し、929,745千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動から得られた資金は256,288千円(前年同期比10.9%増)となりました。これは主に、未払金の減少額が26,650千円、預り金の減少額が10,072千円、法人税等の支払額が82,782千円となったものの、税引前当期純利益が269,084千円、未収入金の減少額が29,166千円、前受金の増加が22,591千円となったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動により使用した資金は130,083千円(前年同期比432.9%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が58,838千円、敷金の差入による支出が67,829千円となったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動により獲得した資金は544,052千円となりました。これは、株式の発行による収入によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31448] S1006LXB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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