シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059A4

有価証券報告書抜粋 株式会社メニコン 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費増税の反動による慎重な姿勢は残るものの政府が推し進めた経済、金融政策により回復傾向にあります。中でも企業の輸出におきましては円安の影響もあり、業績を堅調に伸ばしている企業が多く、雇用や設備投資についても積極的な姿勢が見られます。しかし消費増税の駆け込み需要の反動は和らいでいるものの、このような景気の回復基調が個人消費にはまだ表れておらず消費者マインドの良化にはもう少し時間がかかるものと考えられます。
コンタクトレンズ業界におきましては、市場は横ばいで推移しているものの、多品種の使い捨てコンタクトレンズおよび瞳の色を変えるカラーコンタクトレンズや瞳を大きく見せるサークルレンズのコスメ系コンタクトレンズが販売されるなど顧客獲得競争が一層激化しております。
このような環境の中、当社グループは、より良い視力の提供と瞳への安全性を追求し続け、収益基盤であるメルスプラン事業の更なる拡大に努めてまいりました。具体的には2014年7月に若い女性をターゲットとした自社製サークルレンズ「2WEEK Menicon Rei」をメルスプランに導入しました。同製品につきましては製品CMをはじめイベント協賛など販売促進活動に注力し、新たな顧客層の獲得に尽力しました。また、自社製1日使い捨てコンタクトレンズ「Magic」につきましては特定期間中にメルスプラン会員となった方に特典を付与する「Magic定額キャンペーン」および加盟施設の製品推奨力向上を目的としたメルスプラン加入インセンティブ企画も実施いたしました。これらによりメルスプラン会員数増加に貢献したものと考えております。海外事業におきましては、アメリカで新規販売代理店と販売契約を締結し新規チャネルおよび新規市場の開拓を推進するとともに、地域に密着した販売活動の強化を目指し営業担当者の増員を行いました。上記に加えまして韓国におきましては新たに子会社を設立いたしました。同社は以前から取引のあった現地の会社より事業を譲り受けたものでアジアにおける販売チャネルの拡大に貢献しております。今後も海外における事業の拡大に取り組んでまいります。
コンタクトレンズ事業以外に関しましては主にライフサイエンス事業、環境バイオ事業、動物医療事業があります。ライフサイエンス事業は妊娠しやすい身体づくりをサポートするサプリメント「プレグナ」および不妊治療のための生殖補助医療製品である「スパームソータ」などの製品を軸に取り組んでおります。環境バイオ事業は酵素・微生物を軸とした稲わら分解剤「アグリ革命」、たい肥化促進材「resQ45システム」といった既存商品の売上拡大に加え環境資源問題として社会的にもニーズの高いスターバックス コーヒー ジャパン㈱、三友プラントサービス㈱と3社にて共同事業を行い、豆粕から牛の飼料製造に代表される未利用資源(食品残渣)の飼料化に取り組んでおります。動物医療事業は犬用の白内障の手術とアフターケアのための眼内レンズからスタートし、現在は犬猫用のコンタクトレンズ及びサプリメントの販売も行っております。
この結果、当連結会計年度の連結業績は売上高は63,131,105千円(前連結会計年度比1.5%増)、営業利益は2,863,701千円(前連結会計年度比24.8%増)、経常利益は2,822,091千円(前連結会計年度比10.6%増)、当期純利益は1,431,434千円(前連結会計年度比41.6%増)となりました。


セグメントの業績は次のとおりであります。
コンタクトレンズ関連事業
コンタクトレンズ分野は、当社グループの主要な事業基盤でありますメルスプランにおきまして「2WEEKメニコン プレミオ」、「Magic」、「2WEEK Menicon Rei」などのディスポーザブルレンズを中心に会員数が堅調に推移したことに加え、海外子会社におけるコンタクトレンズおよびケア用品の物販売上高が前連結会計年度実績を上回りました。
この結果、売上高は62,001,106千円(前連結会計年度比1.7%増)、セグメント利益は6,633,698千円(前連結会計年度比6.1%増)となりました。

その他事業
その他事業につきましては、ライフサイエンス事業の妊娠しやすい身体づくりをサポートするサプリメント「プレグナ」および環境バイオ事業の酵素、微生物を軸とした稲わら分解剤「アグリ革命」、たい肥化促進剤「新特別急酵」の売上が堅調に推移致しましたが、眼内レンズなどに関する受託開発売上が前連結会計年度に比べて減少したことによりその他事業全体の売上高が落ち込みました。
この結果、売上高は1,132,918千円(前連結会計年度比7.2%減)、セグメント損失は373,507千円(前連結会計年度はセグメント損失139,737千円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、8,387,331千円(前連結会計年度比2.5%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を計上したことおよび減価償却費が増加したことなどにより、 4,233,677千円の収入(前連結会計年度比279.3%増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出などにより、 3,525,800千円の支出(前連結会計年度比4.3%増)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済および社債の償還などにより422,008千円の支出(前連結会計年度は3,029,339千円の収入)となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31560] S10059A4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。