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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057BY

有価証券報告書抜粋 冨士ダイス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における日本経済は、政府による経済政策や日本銀行の金融緩和等を背景に雇用情勢や企業収益
が改善し、緩やかな回復基調が続いております。また、円安基調の定着により国内への生産回帰の動きも見られ、製造業を取り巻く環境は徐々に明るさを増しております。
超硬工具業界におきましては、上記のような日本経済の状況を受け、工具需要は年度を通して堅調に推移しまし
た。業界全体の出荷額は3,434億円(対前年度比387億円増・12.7%増)、うち当社製品の主な市場であります超硬耐
摩耗工具は389億円(対前年度比35億円増・10.1%増)と2013年度を上回りました。
こうした状況のなか、当社グループは「現状打破」の年度方針のもと、高品質・低コスト・短納期・充実したサ
ービスを顧客に提供することに努めてまいりました。
超硬製工具類では、設備更新を背景に鉄鋼向けのロールの売上高が増加し、超高圧発生用工具についても在庫補
充や工具需要の高まりによって売上高が増加するなど、好調に推移しました。
また超硬製金型類では、自動車部品生産用金型売上高が増加し、製缶金型などの売上高が堅調に推移した一方、
デジタルカメラの生産減少に伴って光学素子成型用金型の売上高が減少しました。
その他の超硬製品では、鉄鋼関連および海外の自動車部品向け各種部品の売上高が増加しました。
超硬以外の製品では、積極的に拡販に取組んだ自動車部品用生産用の鋼製品(鍛造金型)の売上高が増加し、ま
た、鋼製品(飲料缶生産用金型)の売上高が設備増強による需要増に対応し増加しました。更には加工用工具のダ
イヤモンド研削砥石の売上高が海外のスマートフォン関連やハードディスク向けで増加しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ8.0%増収の16,251百万円となりました。
利益につきましては、主要原料の卸価格は緩やかに下落したものの、円安による影響で材料費は高止まりとな
りましたが、それを上回る売上高の確保により、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ6.7%増益の
1,088百万円となりました。経常利益は前連結会計年度に比べ3.9%増益の1,130百万円に、当期純利益は前連結会計
年度に比べ4.8%増益の767百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ363百万円増加し、6,794百万円とな
りました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純利益1,164百万円、減価償却
費852百万円の計上などにより1,995百万円(前年同期比2.8%増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出1,380百万円など
により1,384百万円の支出(前年同期は1,003百万円の支出)となりました。この結果、フリー・キャッシュ・フ
ローは610百万円の収入(前年同期は938百万円の収入)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払額211百万円などにより288百万円の
支出(前年同期は432百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31594] S10057BY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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