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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021SR

有価証券報告書抜粋 株式会社アーレスティ 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済政策、金融政策の効果等を背景に個人消費が持ち直すとともに、一部に消費税率引き上げに伴う駆け込み需要もみられ、生産も増加し企業業績は大企業を中心に改善がみられる等、景気は回復基調で推移しました。
海外においては、アメリカの景気は緩やかな回復傾向にあり、先行きは金融緩和の縮小による影響等に留意する必要はあるものの、緩やかな回復が続くことが期待されます。中国では景気は緩やかに拡大しており、先行きは輸出や金融市場の動向等によって景気の下振れリスクが懸念されるものの、緩やかな拡大傾向が続くと見込まれます。インドでは景気は底ばい状態となっており、先行きは低めの成長にとどまることが見込まれます。
このような環境の中で、当社グループではグローバルでのダイカスト需要増に対応するため、北米及びアジアの生産能力拡充を進めました。
当連結会計年度の業績については、売上高は126,783百万円(前期比19.7%増)、営業利益は4,449百万円(前期比346.1%増)、経常利益は4,012百万円(前期比464.0%増)、旧浜松工場の跡地の売却による特別利益を計上したこと等により、当期純利益は6,272百万円(前期は当期純損失167百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① ダイカスト事業 日本
国内では、主要顧客である自動車メーカーにおいて、上期ではエコカー補助金の終了等による生産の減少があったものの、通期で見ると、消費増税前の駆け込み需要対応、また、好調な北米市場向け生産、日中関係の動向を受けて落ち込んだ中国市場向けの生産回復もあり、当社でもこれらの影響を受け、売上高は62,228百万円(前期比2.6%増)となりました。収益面においては、減価償却方法の変更及び生産性改善等によりセグメント利益は3,656百万円(前期比507.9%増)となりました。
② ダイカスト事業 北米
北米では、アメリカでの好調な自動車販売の影響を受けた受注の増加や円安による為替換算影響等により、売上高は33,906百万円(前期比48.1%増)となりました。収益面においては、設備投資による固定費の増加影響等により、セグメント利益は509百万円(前期比31.7%減)となりました。
③ ダイカスト事業 アジア
中国では、主要顧客である日系自動車メーカーにおいて、日中関係の動向を受けて減少した自動車生産が回復しつつあることにより、当社においても受注が増加しました。また、インドでは、新規製品の量産本格化により受注が増加しました。これらの要因に加え円安による為替換算影響により、アジアでの売上高は24,143百万円(前期比44.3%増)となりました。収益面においては、中国でのロイヤルティ料率変更の影響やインド及び中国での先行投資による固定費の増加影響等があったものの、主に売上高の増加に伴う増益により、セグメント利益は180百万円(前期はセグメント損失521百万円)となりました。
④ アルミニウム事業
アルミニウム事業においては、販売価格の上昇及び受注量が堅調に推移したことにより、売上高は4,657百万円(前期比21.3%増)となりました。収益面においては、原材料高騰に販売価格が追従し切れないことに加えて重油・電気・ガス等エネルギー費高騰もあって、セグメント損失は6百万円(前期はセグメント利益50百万円)となりました。
⑤ 完成品事業
完成品事業においては、主要販売先である半導体関連企業や通信会社のデータセンター向け物件等の受注により、売上高は1,848百万円(前期比3.1%増)となりました。収益面においては、価格競争の激化によりセグメント利益は66百万円(前期比14.7%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,704百万円増加し、当連結会計年度末には8,791百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度と比較して1,860百万円減少して、11,835百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益7,007百万円(前期比6,279百万円増)、売上債権の増減額△5,803百万円(前期比12,441百万円減)、仕入債務の増減額2,845百万円(前期比6,058百万円増)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度と比較して5,876百万円減少して12,671百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出△16,204百万円(前期比2,939百万円減)、旧浜松工場の跡地売却等による有形固定資産の売却による収入2,684百万円(前期比2,663百万円増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、前連結会計年度と比較して702百万円減少して3,012百万円となりました。これは主に借入金など有利子負債の減少257百万円(前期比3,523百万円減)、株式の発行による収入3,643百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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