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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002DQH

有価証券報告書抜粋 日本伸銅株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2013年4月1日から2014年3月31日まで)における世界経済は、新興国市場を牽引してきた中国景気の鈍化懸念や、緩やかな回復傾向が見られた米国での量的緩和縮小の決定、欧州全体では長引く債務問題、ウクライナに絡むロシア情勢等、依然として不透明感の漂う状況が続きました。一方国内経済は、アベノミクスによる金融政策および財政政策による効果が為替円安、輸出産業への後押しとなり、また住宅・建築・自動車等の分野では、4月からの消費税増税を見越しての受注増加も見られました。そのような中、アベノミクスの最後の矢である成長戦略に対する今後の期待が強まりました。
伸銅業界の黄銅棒の生産量につきましては、185千トン/年と前年に比べ約4%の増加となりました
当社グループでは、昨年4月9日に本社工場にて鋳造溶解物噴出による火災事故が発生したことにより、約2ヶ月半の間、鋳造設備が実質生産停止の状態となり、その期間は原材料の在庫品と外部からの中間材料の供給等により製造販売を行いましたが、需要量を満たすことが出来ず、販売数量は激減しました。生産再開後は積極的な販売活動を推進しましたが、従来の受注量の水準までは達することが出来ませんでした。上記の結果、当社グループの売上高は販売数量の減少を主たる要因として、13,263百万円と前年同期比7.1%の減少となりました。
収益面につきましては、上述のとおり販売数量減少に伴い、営業損失は296百万円(前年同期比204百万円減)、経常損失は289百万円(前年同期比185百万円減)となり、その結果、当期純損失は332百万円(前年同期比252百万円減)となりました。

当社グループは伸銅品関連事業の単一セグメントとしております。伸銅品関連事業の部門別の業績は次のとおりであります。
(伸銅品)
当社グループの主力製品である伸銅品は、販売数量では前年同期比24.2%減少し、売上高は11,031百万円と前年同期比13.1%の減少となりました。
(伸銅加工品)
切削/鍛造製品である伸銅加工品においても、販売数量で前年同期比23.8%の減少となり、売上高は579百万円と前年同期比26.0%の減少となりました。
(その他の金属材料)
その他の金属材料は、伸銅原材料の転売を主たる要因として販売数量は前年同期比140.4%増加し、売上高は1,652百万円と前年同期比109.6%の増加となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、600百万円となりました(前年同期比280百万円の減少)。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、287百万円となりました(前年同期は746百万円の取得)。これは主に売上債権の減少130百万円、たな卸資産の減少201百万円、減価償却費278百万円および税金等調整前当期純損失263百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、246百万円となりました(前年同期は629百万円の支出)。これは主に有形固定資産の取得による支出286百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、321百万円となりました(前年同期は356百万円の支出)。これは主に長期借入金の返済による支出504百万円および長期借入れによる収入250百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01305] S1002DQH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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