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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002D5S

有価証券報告書抜粋 株式会社UACJ 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

技術開発研究所では、2013年10月1日の古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社との合併後の体制として、深谷センターと名古屋センターの2主要拠点を構え、アルミニウムという素材がもつ未知の可能性に挑むとともに、お客様の多様なニ-ズにお応えするため、材料設計・生産プロセスに関する基盤技術の開発から製品および利用技術の開発まで、トータルな研究開発を進めるとともに、世界最先端の研究機関とも積極的に連携し、新たなイノベーションの創出をめざしています。また、グローバルに対応できる人材の育成とコンプライアンスの徹底にも注力し、時代を一歩先取りした革新的な製品・技術開発のスピードアップを図ってまいります。
当連結会計年度の費用総額は、3,688百万円であります。各セグメントの研究状況は次の通りです。

アルミ圧延品事業
当社の主力中核であるアルミ板製品に関わる研究開発では、アルミ缶等の容器をはじめ、自動車用熱交換器用材料、エアコン、IT関連機器、印刷版、自動車ボディシート、自動車部品、船舶用厚板、電解コンデンサ、リチウムイオン電池用集電体などに使われるアルミ板等について注力し、多様化・高度化する需要家のニーズに応えております。また、生産性の向上や製造コスト・環境負荷の低減のため、ハード、ソフト両面から新規製造プロセスの開発を進めております。自動車用熱交換器用材料分野では、小型・軽量アルミ熱交換器用チューブ材の開発について高い評価を得て、軽金属学会第84回小山田記念賞を、ヒートポンプ室外機用熱交換器向けアルミニウム材料の開発に関しては、2013年度日本アルミニウム協会開発賞を受賞致しました。また、経済産業省からの委託事業である「革新的新構造材料等技術開発プロジェクト」に参画し、次世代航空機への適用を目指した新合金の開発を進めてまいります。
アルミ板事業と並ぶ当社グループの中核事業としてアルミ形材・管・棒製品に関わる研究開発では、自動車用熱交換器材料の開発とともに、航空機や自動車、熱交換器等の新規需要に向けたアルミ合金材料の開発を進めております。また、鋳鍛製品に関わる研究開発では、鋳物分野で高いシェアを誇るコンプレッサホイールの性能向上など、付加価値の高いアルミニウム製部材の開発に積極的に取り組んでおります。
アルミ圧延品事業に係る当連結会計年度の研究開発費は、3,557百万円であります。

伸銅品事業
伸銅品事業では、エアコン用高強度銅管の開発を進め、より一層の高性能省エネ型エアコンの開発・量産に大きく貢献しております。エアコン用あるいは建築配管用銅管の耐食性を向上させる合金開発並びに機器開発の推進や技術PR活動にも精力的に取り組んでおります。
伸銅品事業に係る当連結会計年度の研究開発費は、97百万円であります。

加工品・関連事業
当社は、自動車部品ビジネスの構築に向けた軽量かつエネルギー吸収性の高いアルミニウム製バンパーの開発や空調用のオールアルミ熱交換器、高性能かつ精密な各種制御機器用インバータ等の熱交換用アルミニウム加工製品の開発・製造を進めております。今後更なる需要拡大が期待される高性能制御機器用途への拡販を図ってまいります。
また、技術開発研究所では、独創的な技術の開発を進めています。アルミニウム板に特殊な凹凸模様を付与した軽量高剛性パネル「スマートシート」はその一例であり、こうした技術をお客様に提案することにより、広く社会に貢献することを目指していきます。
加工品・関連事業に係る当連結会計年度の研究開発費は、34百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01330] S1002D5S)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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