シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029HT

有価証券報告書抜粋 東洋製罐グループホールディングス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善や個人消費の持ち直しなどが見られ、また、消費税率引き上げ前の需要増もあり、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
このような環境下におきまして、当連結会計年度における当社グループの業績は、以下のとおりとなりました。売上高は、米国のStolle Machinery Company, LLCをはじめとする海外子会社の販売が順調であったことに加え円安が寄与し、また、機能材料の販売が好調に推移したことなどにより、7,852億45百万円(前期比7.2%増)となりました。利益面では、売上高の増加や当連結会計年度から減価償却方法を変更した影響などにより、営業利益は278億58百万円(前期比72.4%増)、経常利益は296億5百万円(前期比29.4%増)となりました。当期純利益は減損損失などの特別損失を計上したものの、当連結会計年度より連結納税制度を適用したことにともない、繰延税金資産の回収可能性を見直したことにより、138億0百万円(前期比22.9%増)となりました。
各セグメントの営業の概況は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
〔包装容器関連事業〕
売上高は6,716億8百万円(前期比5.7%増)となり、営業利益は177億95百万円(前期比70.7%増)となりました。
①缶詰用空缶・その他金属製品の製造販売
飲料用空缶では、お茶類・炭酸飲料向けなどが低調に推移しましたが、チューハイ向けで新規受注があったほか、タイ・中国において円安が寄与したことにより、売上高は前期を上回りました。
食品・生活用品用空缶では、水産食品向けが伸長しましたが、備蓄用の乾パンなどの菓子向け・車載用二次電池向けが低調に推移したことにより、売上高は前期を下回りました。
メタルキャップでは、マキシキャップでビール向けの輸出が低調に推移したほか、ビール・清涼飲料向けの王冠が減少しましたが、ウイスキー向けが増加したことに加え、タイにおいて円安が寄与したことにより、売上高は前期を上回りました。
②プラスチック製品の製造販売
飲料用ペットボトルでは、野菜系飲料・ミネラルウォーター向けなどが減少しましたが、お茶類向けがティーエムパック株式会社の生産開始により増加したほか、コーヒー向けが中国の東洋飲料(常熟)有限公司の生産開始や2011年のタイの洪水で被災したToyo Pack International Co., Ltd.(現Toyo Seikan(Thailand)Co., Ltd.)における生産体制の復旧により増加し、また、果汁飲料向けが好調に推移したことにより、売上高は前期を上回りました。
一般プラスチックボトルでは、検査薬向けが減少しましたが、台所用洗剤・洗濯用洗剤向けなどが増加したほか、タイ・中国において円安が寄与したことにより、売上高は前期を上回りました。
プラスチックフィルムでは、味噌・流動食向けが減少しましたが、洗濯用洗剤向けの詰替用容器が好調に推移したほか、果実食品向けのカップが増加し、また、マレーシア・中国において円安が寄与したことにより、売上高は前期を上回りました。
プラスチックキャップでは、清涼飲料向けで新規受注があったことなどにより、売上高は前期を上回りました。
③ガラス製品の製造販売
びん製品では、ウイスキー向けなどが減少しましたが、清涼飲料・清酒向けが増加し、売上高は前期を上回りました。
ハウスウエア製品では、セールスプロモーション品でハイボール用のグラス・ジョッキが需要の一巡により低調に推移したことなどから、売上高は前期を下回りました。
④紙製品の製造販売
紙コップ製品では、冷菓向けが減少しましたが、コンビニエンスストア向けのコーヒー用飲料コップが増加したほか、ヨーグルト向けが好調に推移したことにより、売上高は前期を上回りました。
印刷紙器製品では、ビールギフト向けが減少しましたが、医薬系ドリンク向けが増加し、売上高は前期を上回りました。
段ボール製品では、清涼飲料・ビール類向けやシート販売が低調に推移したことにより、売上高は前期を下回りました。

⑤エアゾール製品・一般充填品の受託製造販売
エアゾール製品では、シェービング剤が増加したほか、タイにおいて円安が寄与しましたが、消臭芳香剤・発毛剤が減少し、売上高は前期並となりました。
一般充填品では、入浴剤・消臭芳香剤などが低調に推移したことにより、売上高は前期を下回りました。
⑥包装容器関連機械設備の製造販売
機械設備の製造販売では、当社グループ独自の新充填システムなどの販売が増加し、また、米国のStolle Machinery Company, LLC をはじめとして製缶・製蓋機械などの販売が好調に推移したほか、円安が寄与したことにより、売上高は前期を上回りました。
〔鋼板関連事業〕
売上高は550億88百万円(前期比12.3%増)となり、営業利益は34億28百万円(前期比269.3%増)となりました。
電気・電子部品向けでは、電池材が大きく減少し、売上高は前期を大幅に下回りました。
自動車・産業機械部品向けでは、ベアリングシール材・ガスケット材が好調に推移したことにより、売上高は前期を大幅に上回りました。
建築・家電向けでは、ユニットバス向け内装材や住宅・ビル向け外装材が需要の増加により伸長したほか、冷蔵庫向け扉材が増加し、売上高は前期を大幅に上回りました。
〔機能材料関連事業〕
売上高は379億85百万円(前期比32.6%増)となり、営業利益は33億24百万円(前期比53.1%増)となりました。
磁気ディスク用アルミ基板では、需要が増加したことなどにより、売上高は前期を上回りました。
光学用機能フィルムでは、フラットパネルディスプレイ向けが順調に推移したことにより、売上高は前期を上回りました。
その他、ほうろう製品向けの釉薬などが増加しました。
〔不動産関連事業〕
オフィスビルおよび商業施設等の賃貸につきましては、売上高は60億43百万円(前期比26.2%増)となり、営業利益は36億94百万円(前期比107.3%増)となりました。
〔その他〕
硬質合金・機械器具および農業用資材製品などの製造販売、石油製品などの販売および損害保険代理業などにつきましては、売上高は145億19百万円(前期比0.7%減)となり、営業利益は8億71百万円(前期比21.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて62億44百万
円増加し、1,273億8百万円(前期比5.2%増)となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益が153億9百万円、減価償却費387億41百万円などにより、当連結会計年度における営業
活動による資金の増加は609億90百万円(前期比0.9%増)となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
包装容器関連事業での設備投資を中心とした有形固定資産の取得による支出が684億59百万円あったことなどに
より、当連結会計年度における投資活動による資金の減少は668億87百万円(前期比5.4%増)となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入が180億円、長期借入金の返済による支出が64億14百万円、配当金の支払いが28億39百万
円あったことなどにより、当連結会計年度における財務活動による資金の増加は93億10百万円(前期は37億17百万
円の減少)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01353] S10029HT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。