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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WSG

有価証券報告書抜粋 昭栄薬品株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続く中で、緩やかな回復基調となったものの、中国をはじめとするアジア新興国の景気減速の懸念が強まり、また2016年の年明けから円高が急速に進む等、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。
当社グループの事業とかかわりの深い界面活性剤業界におきましては、経済環境に不透明さが増す中で、底堅い需要に下支えされ、その生産活動は堅調に推移しました。
このような環境の下、当社グループはオレオケミカルを中心とした既存販売先への提案活動はもちろんのこと、新規取引先の開拓、新たな用途提案等を積極的に推進し、また国内外での新興国化学品の販売拡大に取組みました。
これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上高が18,406,562千円(前連結会計年度比2.8%増)、営業利益は283,363千円(前連結会計年度比18.5%増)となり、経常利益は営業外費用として為替差損21,377千円を計上し、また東京証券取引所への上場に伴う株式公開費用及び株式交付費として計13,101千円を計上した一方で、営業外収益として受取配当金77,326千円を計上したこと等により326,400千円(前連結会計年度比0.1%増)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は旧大阪工場の土地売却等による固定資産売却益766,762千円を特別利益に計上する等した結果、759,068千円(前連結会計年度比246.5%増)となりました。
セグメントごとの業績の概要は次のとおりであります。
なお、各セグメントの売上高は外部顧客への売上高を表示し、セグメント損益は連結損益計算書における営業損益(営業利益又は営業損失)をベースとしております。また、各セグメントの営業損益のほかに、各セグメントに帰属しない全社費用171,058千円(前連結会計年度比3.3%減)があります。
① 化学品事業
化学品事業におきましては、販売先の生産活動は概ね堅調に推移し、国内では高級アルコール及び界面活性剤の販売が増加したほか、脂肪酸の販売が堅調に推移し、また国内及び海外の販売先における当社グループ取扱商品の新規採用が順調に進みました。
この結果、化学品事業に係る当連結会計年度の売上高は16,431,673千円(前連結会計年度比3.1%増)、セグメント利益は332,987千円(前連結会計年度比17.3%増)となりました。
② 日用品事業
日用品事業におきましては、年度当初に昨年来の円安による原価の上昇で一部の商品が廃番となる等の販売の減少要因があった一方で、洗濯槽洗剤をはじめとする既存商品の販売は堅調に推移し、また機能性インソール等の新商品の導入及び既存商品のリニューアルが順調に進みました。
この結果、日用品事業に係る当連結会計年度の売上高は869,319千円(前連結会計年度比3.0%減)、セグメント利益は133,853千円(前連結会計年度比6.6%減)となりました。
③ 土木建設資材事業
土木建設資材事業におきましては、当事業の取扱商品とかかわりの深い地盤改良工事、コンクリート補修補強工事及び環境改善工事ともに工事案件が少ない中、地盤改良工事及びコンクリート補修補強工事に使用される材料・添加剤等の販売は低調に推移した一方で、環境関連薬剤は相対的に低採算の商品が採用されたものの比較的規模の大きい環境改善工事への納入がありました。
この結果、土木建設資材事業に係る当連結会計年度の売上高は1,105,569千円(前連結会計年度比4.0%増)、セグメント損失は12,419千円(前連結会計年度は11,086千円のセグメント損失)となりました。

〔2016年3月期 セグメント別連結業績〕(単位:千円,%)

セグメント区分セグメント別売上高セグメント損益(営業損益)
実績百分比前期比増減率実績利益率前期比増減率
化学品事業16,431,67389.33.1332,9872.017.3
日用品事業869,3194.7△3.0133,85315.4△6.6
土木建設資材事業1,105,5696.04.0△12,419△1.1-
全社費用---△171,058-△3.3
セグメント合計18,406,562100.02.8283,3631.518.5

(注)1.セグメント別売上高は、各セグメントの外部顧客への売上高を表示しております。
2.セグメント損益は、各セグメントの営業利益又は営業損失(△)を表示しております。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、営業活動の結果使用した資金が80,581千円、投資活動の結果獲得した資金が804,311千円、財務活動の結果使用した資金が365,636千円であったこと等により、前連結会計年度に比べ366,540千円増加し1,363,700千円となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況の詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32146] S1007WSG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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