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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053P3

有価証券報告書抜粋 日工株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、ソリューションパートナーとしてお客様の期待に応える研究開発及び製品開発を研究開発部門が中核となって関連部門と連携協力して推進しております。
当連結会計年度に係る研究開発費は2億76百万円であります。
(1)アスファルトプラント関連事業
アスファルトプラント関連事業では、アスファルトプラント専用のLNG(Liquefied Natural Gas)サテライトシステムを新たに開発致しました。シェールガス革命により安価なLNGがアメリカより安定的に輸入される見通しであることから、今後のアスファルトプラント用燃料として極めて有望です。LNGは炭素と水素で構成される最も単純な構造のメタンガスを主成分とすることから、燃焼ガスがクリーンで発熱量当たりの二酸化炭素生成量が化石燃料で最も少ないなどの特徴があります。今後、LNG価格の動向を睨みながら、このアスファルトプラント専用LNGサテライトシステムの拡販に努めて参ります。
当事業に係る研究開発費は1億47百万円であります。

(2)コンクリートプラント関連事業
コンクリートプラント関連事業では、一昨年市場に投入致しました新型ミキサ(DASH Hyper)のシリーズ化と拡販に努めて参りました。この新型ミキサは従来ミキサの毎時80バッチ練りの瞬発力を踏襲すると共に、混練性能を大きく向上させて高強度コンクリートなどに対応しています。さらに、リニア中央新幹線の建設や東京オリンピック開催に伴う大型土木工事で要求される大粒径の80ミリ骨材にも適応させております。
また、さらなる混練性能ならびにメンテナンス性の向上をはかるべく、各種試作ミキサによる試験練りを実施しました。この試験結果を基に次期主力ミキサの実用化にむけての研究開発を日々行なって参ります。
当事業に係る研究開発費は90百万円であります。

(3)環境及び搬送関連事業及びその他
環境及び搬送関連事業及びその他では、Ⅱ型無水石膏製造プラントとバイオマス発電用木材チップ乾燥プラントの市場投入を行いました。
Ⅱ型無水石膏製造プラントは、廃石膏ボードから製造したリサイクル石膏を高温で焼成することによりⅡ型無水石膏を製造する一連のシステムです。Ⅱ型無水石膏は350℃以上に加熱することにより製造することができますが、粒度や密度の品質を向上させるために、800℃以上の高温領域で焼成させる技術を新たに開発致しました。これにより、リサイクル石膏の適用範囲が拡大され循環型社会形成に向けての一躍を担うことができます。
バイオマス発電用木材チップ乾燥プラントは、バーク(樹皮)を燃焼させることにより発生する熱風を利用してバイオマス発電用の木材チップを乾燥させる一連のシステムです。バークは品質が不安定であることから産業廃棄物として焼却処分されていましたが、これを連続的に安定して燃焼させるロータリーキルンの技術開発を行うことにより燃料として有効利用することが可能となりました。今後、政府が主導する再生可能エネルギー固定価格買い取り制度の下、バイオマス発電所の建設計画が全国で60箇所以上にも上ることから、本プラントの積極的な拡販に努めて参ります。
当事業に係る研究開発費は38百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01372] S10053P3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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