シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100589Q

有価証券報告書抜粋 株式会社朝日工業社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済を顧みますと、消費税増税の影響は当初の想定以上に大きく、駆け込み需要の反動減や個人消費の低迷が長引きました。一方、急速な円安の進行は輸入価格の上昇をもたらしましたが、輸出関連企業を中心に企業業績は改善、雇用情勢の好転や個人消費にも回復の動きがみられるようになりました。海外経済につきましては、米国経済は底堅く推移し、欧州も景気持ち直しの動きがみられるものの、中国の景気減速感や地政学リスクの影響が懸念されています。
当社グループの事業環境は、設備工事事業については、企業収益が改善するなかで設備投資は堅調に推移しており、営業案件は増加の傾向にあります。しかしながら受注価格競争は引き続き厳しい状況にあり、工事施工においても管理技術者や技能者不足の対応が課題となっております。機器製造販売事業については、半導体及びFPD
(フラットパネルディスプレイ)の全体需要はスマートフォン・タブレット等のモバイル機器等が牽引し堅調に推移しているものの、当社の半導体製造装置及びFPD向け製品の生産及び販売は前連結会計年度に比べ低調に推移しました。
こうした事業環境の下で、当社グループは第15次中期経営計画の初年度にあたり、受注の確保と収益の向上に総力を上げて取り組んでまいりました。その結果、売上高は年度当初目標を下回りましたが、受注高及び営業利益以下の各段階利益は目標を上回る成績を上げることができました。当連結会計年度の経営成績は、受注高78,518百万円(前連結会計年度比0.7%減少)、売上高71,243百万円(前連結会計年度比4.7%減少)、営業利益1,603百万円(前連結会計年度比13.7%減少)、経常利益1,768百万円(前連結会計年度比12.2%減少)、当期純利益903百万円(前連結会計年度比66.7%増加)となりました。

セグメントごとの業績を示すと次のとおりであります。

(設備工事事業)
売上高は66,429百万円(前連結会計年度比3.4%減少)、営業利益は1,649百万円(前連結会計年度比1.7%減少)となりました。

(機器製造販売事業)
売上高4,813百万円(前連結会計年度比19.9%減少)、営業損失は45百万円(前連結会計年度営業利益182百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より975百万円減少し、6,776百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の減少は174百万円(前連結会計年度比859百万円の減少)となりました。これは、税金等調整前当期純利益は1,637百万円であったものの仕入債務の支払や未成工事支出金などの棚卸資産の投入による支出が売上債権の回収や未成工事受入金の収入を2,079百万円上回ったことと、法人税等の支払額の増加などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は347百万円(前連結会計年度比162百万円の減少)となりました。これは、主として投資有価証券の取得による支出305百万円があったことなどによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は505百万円(前連結会計年度比6百万円の減少)となりました。これは、主として配当金の支払479百万円などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00153] S100589Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。