東洋シヤッター株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府主導による経済政策等により、円高修正、株高を背景に景況感の改善の中、おだやかな景気回復基調で推移してきました。
当シャッター業界におきましては、民間設備投資が底堅く推移しつつあるという経営環境の好転はあるものの、非住宅着工床面積の落ち込みもあり、決して楽観できる状況ではありません。
このような状況下、当社グループは、中期経営計画『JUMP UP3』の最終年度として、積極的な営業活動による受注確保・販売拡大を展開し、業務全般にわたる効率化を進めて事業基盤を固めるとともにさらなる原価低減に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度における受注高は前年同期比0.9%増の19,800,382千円となり、売上高は前年同期比0.2%減の18,807,368千円、営業利益は1,458,019千円(前年同期比227,653千円増加)、経常利益は1,385,641千円(前年同期比237,827千円増加)、当期純利益は849,339千円(前年同期比177,137千円増加)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて148,191千円増加し、1,114,008千円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は前連結会計年度末に比べて403,508千円増加し、638,444千円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は前連結会計年度末に比べて47,838千円増加し、173,129千円となりました。これは主に固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は前連結会計年度末に比べて60,685千円減少し、317,123千円となりました。これは主に短期借入金の増加によるものです。