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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100534Z

有価証券報告書抜粋 リンナイ株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発は、総合熱エネルギー機器メーカーとして「熱」を通じて「安全・安心・快適性の実現」と健康・エコライフを社会に提供していくため、各分野において電子技術、ガス制御技術、燃焼技術、センサーソフト技術、通信技術の応用等の先端要素技術を核として、誰もが安全で安心してお使い頂けるよう、商品の安全高度化を第一とし、省エネ・省資源・リサイクル等を追求した付加価値の高い環境配慮型熱機器の研究開発を進めております。
現在の研究開発は、今後のエネルギー自由化の流れを見据えながら、主に当社の開発本部および生産技術部において給湯機器、厨房機器、空調機器を中心に推進しており、ヒートポンプ技術とガス燃焼技術を組み合わせたハイブリッド給湯・暖房システムにも積極的に取り組んでいます。
当連結会計年度における研究開発費の総額は88億95百万円であります。なお、日本セグメントの研究開発の比率が高いため、日本セグメントにおける各機器部門別の研究の目的、主要課題、研究成果等を記載しております。

(給湯機器関係)
家庭用給湯器の分野においては、高効率ガス給湯器「エコジョーズ」の付加価値向上と製品の軽量化をめざし、ふろ給湯器や給湯暖房熱源機などにおける新シリーズの開発とラインアップの拡充を図ってまいりました。また業務用50号給湯システムもリニューアルして市場投入いたしました。
海外向け給湯器につきましては、欧州向けにEN規格を取得したコンデンシング給湯器を開発いたしました。
ハイブリッド給湯・暖房システムは新たにR32冷媒を使用する新製品を開発し、2013年度省エネ大賞において最高ランクの経済産業大臣賞を受賞した現行モデルの一次エネルギー効率129%を大幅に上回る138%を実現しました。
今後も、さらなる性能向上と、ラインアップの充実を図ることで、ますますの普及拡大を目指してまいります。

(厨房機器関係)
ビルトインコンロの分野では、最上位機種である「DELICIA(デリシア)」と「GRiLLER(グリレ)」をモデルチェンジして、調理の楽しさを広げるグリル調理容器「ココット」および「ココットダッチオーブン」の対応を可能としました。またシンプルで上質なお求めやすい価格の「LiSSe(リッセ)」を開発し、操作部にはフラットフェイスを採用するなど、お客様に快適にお使いいただけるよう機能・性能とデザインの向上に努めました。
テーブルコンロの分野では、最量産機種である60cm幅プッシュタイプ「RT64JH」と56cm幅回転タイプ「RT33NJHS」を開発、発売いたしました。
海外向けの分野では、ASEAN、ロシア、中南米、中東などの新興国市場に向けたビルトインコンロ「MY HOB(マイホブ)」のシリーズを開発し、グローバル展開を図りました。なお「LiSSe」、「GRiLLER」、「MY HOB」については、グッドデザイン賞も受賞しております。

(空調機器関係)
ガスファンヒーターの分野では、本格空気清浄機能つきの50号タイプにHEPAフィルターを搭載し改良いたしました。
FF暖房機では、負圧式の燃焼方式を採用した「RHFE-1005FT」を開発し、海外向けとして発売いたしました。今後は国内展開も図って参ります。

なお、当連結会計年度の特許出願件数は255件、登録件数は242件、2015年3月31日現在の特許権所有件数は2,763件であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01417] S100534Z)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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