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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056DZ

有価証券報告書抜粋 不二サッシ株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の業績は、当社グループが主力とするビルサッシを中心とした建材事業分野においては、営業プロセスの徹底した効率化を推進してきたことなどにより概ね堅調に推移してきましたが、円安や市況の変動によるアルミ地金等原材料価格の上昇や技能労働者不足、労務費の高騰など懸念材料が顕在化しました。一方、形材外販事業においては、アルミ地金市況に連動して売上高は伸びましたが、市場競争激化などにより利益面では厳しい状況が続いています。環境事業においては、受注は堅調に推移しましたが、一部大型プラント物件で工事遅延が発生し影響が出ました。
このような状況のもと、当社グループは、「中期経営計画『躍進』(2014年度~2016年度)」を策定し、「バリューイノベーションの実現」「強靭な事業システムの構築」「成長分野の強化」「新分野への挑戦」を基本戦略とし、グループ全社一丸となって計画の達成に取り組んでいます。
この結果、当連結会計年度の連結経営成績につきましては、売上高は990億2千万円(前年同期比0.4%増)と前年並みを確保しましたが、利益面では営業利益30億1千8百万円(前年同期比6億9千5百万円減)、経常利益26億4千3百万円(前年同期比7億1千万円減)、当期純利益は繰越欠損金の解消に伴い税金費用が増加したことなどから12億9千2百万円(前年同期比11億8千5百万円減)と減益になりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
〔建材〕
主力の建材事業においては、ビル新築事業を中心に建築需要を確実に取り込み利益確保の営業に徹するなど概ね順調に推移しましたが、消費税増税前駆け込み需要の反動で、リニューアル事業及び住宅建材事業が減少したことに加え、アルミ地金等原材料費の上昇の影響もあり、売上高は696億5千万円(前年同期比2.7%減)、セグメント利益は36億5千4百万円(前年同期比1億8千8百万円減)と減収減益になりました。
〔形材外販〕
形材外販事業においては、アルミ地金市況に連動する売上が増加したため、売上高は236億1千4百万円(前年同期比7.7%増)と増収になりましたが、セグメント利益は国内市場の競争激化などにより、利益面では厳しい状況が続いており2億5千3百万円(前年同期比6億8百万円減)と減益になりました。
〔環境〕
環境事業においては、一部大型プラント物件で工事遅延が発生しましたが、前期からの順調な受注により、売上高は40億3千8百万円(前年同期比11.0%増)と増収を確保しました。セグメント利益は1億6千5百万円(前年同期比6千9百万円減)と減益になりました。
〔その他〕
その他事業には、運送業・不動産業・LED事業等がありますが、売上高17億1千8百万円(前年同期比17.1%増)、セグメント利益は1億4千万円(前年同期比2千1百万円増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ27億9千2百万円増加し、当連結会計年度末には145億9千1百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、52億1千3百万円(前連結会計年度は29億8千4百万円の獲得)となりました。これは主に、売上債権の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、11億6千4百万円(前連結会計年度は15億7百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、12億6千7百万円(前連結会計年度は14億6千2百万円の使用)となりました。これは主に、借入金の返済による支出によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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