有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100587P
株式会社パイオラックス コーポレートガバナンス状況 (2015年3月期)
当事業年度における当社のコーポレート・ガバナンスに関する実施状況については次のとおりです。
①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、コーポレート・ガバナンスとは、株主、顧客、従業員、取引先など様々な利害関係者(ステークホルダー)との関係において、法令および倫理を遵守し透明性を確保した企業経営の基本的枠組みのあり方と理解しております。
当社は、中長期的な経営戦略として、自動車産業向け部品供給を事業の中核とし、グローバルな展開を急速に進める同業界のニーズを先取りしていくとともに、これまでに培ってきた「弾性」に関わる技術蓄積を活用し、医療関連を始め新たな事業分野を育成していきたいと考えております。
その前提としてコーポレート・ガバナンスの充実を経営の優先課題と認識し、改善を図っております。
なお、当社は、監査役制度を採用しており、監査役4名のうち3名を社外監査役としております。
②現状の体制を採用している理由
当社は、社外取締役を選任しておりませんが、コーポレート・ガバナンスの観点からも社外取締役の設置は重要であると認識しております。中長期的な企業価値の向上を図るような経営方針や経営改善に関する助言を行っていただくために、当社の事業を深く理解いただける社外取締役の選任を引き続き実施するとともに、昨今のコーポレート・ガバナンスに関する市場等の要請に前向きに応じるよう経営環境の変化に迅速に対応できる経営体制の構築に向けて対応策を検討していく所存です。当社は、現状、社外監査役3名を選任し、それぞれの専門知識を背景に公正な立場で取締役会に出席し、取締役の意思決定・職務執行に係わる適法性に加え妥当性についても意見を表明しております。
また、監査役会において、代表取締役との意見交換を適宜行っております。
③コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況
イ.経営上の意思決定、執行および監督に係る経営組織その他の体制の状況
・当社は、取締役会の定時開催を行っており、その頻度は月2回以上となっております。
取締役会は、法定事項の決議および業務執行の監督に留まらず、経営目標や経営戦略等重要な事業戦略についての意思決定を行う最高機関となっております。構成人数がさほど多くないことから、実質的な議論の場として機能しており、重要な事案について迅速な経営判断を行えるようにしております。
・執行役員制度を2001年度より導入しております。
その目的は以下の2点であります。
1.経営と執行の分離を行うことによって、取締役会の業務監督としての機能を強化すること。
2.事業分野ごとに執行権限の委譲と責任の明確化を図りスピーディーな経営意思決定と業務執行推進を実現すること。
執行役員は、取締役会に出席し、意見を述べることが認められています。
監査役は取締役会に出席し、取締役の業務執行について監査し、必要あれば各人の専門分野での経験を活かし積極的に意見を述べております。
ロ.監査役監査、内部監査および会計監査の状況
会計監査人である監査法人、監査役、および内部監査部門は、社内監査に係る年間計画の立案、監査結果の点検を相互に連携し、効率的な監査と実効性の向上を目指しております。
・内部監査
当社の内部監査は、社長直属の業務監査室(1名)が、年間の内部監査計画に基づく内部監査と、監査役との同行往査等を実施しております。
内部監査の目的は、業務執行に関して、諸法令、定款および社内規程類に照らし、その準拠状況を点検し、業務の適正化と不正の防止および内部統制の維持向上を図ることにあります。
・監査役監査
当社の監査役会は4名で構成され、3名が社外監査役、1名が社内出身の常勤監査役であります。常勤監査役は2000年4月から2003年3月まで生産管理部長、2003年4月から2005年2月まで購買部長を歴任し長年にわたり当社の生産管理等に従事しておりました。また、2010年6月から2012年6月まで子会社社長として、経営にもたずさわっておりました。監査活動は、取締役会をはじめ重要な会議への出席、工場・支店・子会社など国内外の部門に対する往査、ヒアリング、個別調査のほか、代表取締役との意見交換を適宜行っております。併せて、内部監査部門および会計監査人との情報・意見交換を密にして、効率的な監査と実効性の向上を目指しております。
なお、上記の社外監査役が当期末現在所有する当社株式数は、100株であります。
また、社外監査役の内2名は独立役員であり、それぞれ弁護士と公認会計士の資格を有しており、専門的見識に基づき、中立的な立場から職務を適切に遂行いただいております。さらに、「当社株式の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)」における取締役会の判断の客観性、公正さおよび合理性を担保するために設置される特別委員会のメンバーでもあります。また、当社との取引その他利害関係はありません。社外監査役の内1名は、当社の大株主である㈱佐賀鉄工所出身であります。
・会計監査
会社法監査および金融商品取引法監査について新日本有限責任監査法人と監査契約を締結しております。
業務を執行した公認会計士等の内容は以下のとおりです。
業務を執行した公認会計士
監査業務に係る補助者 公認会計士 16名、 その他 9名
ハ.リスク管理体制の整備の状況
当社のリスク管理については、各部門の責任者が自部門のリスクを把握し、規程・マニュアルを制定し、運用しております。
実施状況については、業務監査室による内部監査を行っております。
ニ.コーポレート・ガバナンスの充実に向けた取組み
コーポレート・ガバナンスコードは、企業が透明で公正かつ迅速な意思決定を実現するための原則です。当社におきましても、ガバナンスコードの趣旨に沿うように公正で迅速な意思決定の仕組みを構築し、成長が実現できるよう、対応してまいります。
④社外監査役
今西浩之氏は公認会計士として長年の経験を有し、また当社の業務執行者から独立した立場にあることから、社外監査役として選任しております。当社取締役会において、財務および会計に関する専門的立場から経営陣の業務執行に対する監督・監査を行っております。同氏は、㈱朝日ネットおよび㈱ソケッツの社外監査役でありますが、これらの会社と当社ならびに当社の経営陣との間には特別な利害関係はありません。一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断し、同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。
浅野謙一氏は弁護士として経験を有し、また当社の業務執行者から独立した立場にあることから、社外監査役として選任しております。当社取締役会において、弁護士としての専門的立場から経営陣の業務執行に対する監督・監査を行っております。同氏は内外テック㈱および㈱芝浦電子の社外監査役、保証協会債権回収㈱取締役でありますが、これらの会社と当社ならびに当社の経営陣との間には特別な利害関係はありません。一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断し、同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。
久富勝則氏は㈱佐賀鉄工所で人事・労務部門や海外支援業務に従事した経験を有し、また当社の業務執行者から独立した立場にあることから、社外監査役として選任しております。当社取締役会において、これまでの業務経験を活かして、経営陣の業務執行に対する監督・監査を行っていただきます。
㈱佐賀鉄工所と当社は、資本関係を含む包括的な業務提携契約を締結しております。同社と当社は相互に主要株主であり密接な関係にありますが、それぞれの経営は完全に独立しており、相互に影響を与えることはありません。久富氏は、㈱佐賀鉄工所の管理部部長でありますが、当社の経営陣からは独立しており、久富氏と当社経営陣は相互に影響を及ぼすことはありません。
社外監査役を選任するための独立性に関する基準は、現在または過去において当社と特別な利害関係がなく、また当社と密接な取引のある会社の業務執行者でなく、かつ専門的な知見や業務経験を有することです。
⑤役員報酬等
イ.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
ロ.使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの
(注)賞与を含めております。
ハ.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容および決定方法
役員報酬等の額は、株主総会が決定した限度額の範囲内で、会社の業績、従業員給与および世間水準を考慮して取締役会の決議または監査役の協議により決定しております。
⑥取締役の定数
当社の取締役は10名以内とする旨、定款で定めております。
⑦株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
⑧取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めています。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
⑨自己の株式の取得の決定機関
当社は、自己の株式の取得について、機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株式を取得できる旨を定款に定めています。
⑩取締役および監査役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)および監査役(監査役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役および監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
⑪中間配当
当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。
⑫株式の保有状況
イ.投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
23銘柄 2,105百万円
ロ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的
前事業年度
特定投資株式
当事業年度
特定投資株式
ハ.保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の
合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額
(注)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、
「評価損益の合計額」は記載しておりません。
①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、コーポレート・ガバナンスとは、株主、顧客、従業員、取引先など様々な利害関係者(ステークホルダー)との関係において、法令および倫理を遵守し透明性を確保した企業経営の基本的枠組みのあり方と理解しております。
当社は、中長期的な経営戦略として、自動車産業向け部品供給を事業の中核とし、グローバルな展開を急速に進める同業界のニーズを先取りしていくとともに、これまでに培ってきた「弾性」に関わる技術蓄積を活用し、医療関連を始め新たな事業分野を育成していきたいと考えております。
その前提としてコーポレート・ガバナンスの充実を経営の優先課題と認識し、改善を図っております。
なお、当社は、監査役制度を採用しており、監査役4名のうち3名を社外監査役としております。
②現状の体制を採用している理由
当社は、社外取締役を選任しておりませんが、コーポレート・ガバナンスの観点からも社外取締役の設置は重要であると認識しております。中長期的な企業価値の向上を図るような経営方針や経営改善に関する助言を行っていただくために、当社の事業を深く理解いただける社外取締役の選任を引き続き実施するとともに、昨今のコーポレート・ガバナンスに関する市場等の要請に前向きに応じるよう経営環境の変化に迅速に対応できる経営体制の構築に向けて対応策を検討していく所存です。当社は、現状、社外監査役3名を選任し、それぞれの専門知識を背景に公正な立場で取締役会に出席し、取締役の意思決定・職務執行に係わる適法性に加え妥当性についても意見を表明しております。
また、監査役会において、代表取締役との意見交換を適宜行っております。
③コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況
イ.経営上の意思決定、執行および監督に係る経営組織その他の体制の状況
・当社は、取締役会の定時開催を行っており、その頻度は月2回以上となっております。
取締役会は、法定事項の決議および業務執行の監督に留まらず、経営目標や経営戦略等重要な事業戦略についての意思決定を行う最高機関となっております。構成人数がさほど多くないことから、実質的な議論の場として機能しており、重要な事案について迅速な経営判断を行えるようにしております。
・執行役員制度を2001年度より導入しております。
その目的は以下の2点であります。
1.経営と執行の分離を行うことによって、取締役会の業務監督としての機能を強化すること。
2.事業分野ごとに執行権限の委譲と責任の明確化を図りスピーディーな経営意思決定と業務執行推進を実現すること。
執行役員は、取締役会に出席し、意見を述べることが認められています。
監査役は取締役会に出席し、取締役の業務執行について監査し、必要あれば各人の専門分野での経験を活かし積極的に意見を述べております。
ロ.監査役監査、内部監査および会計監査の状況
会計監査人である監査法人、監査役、および内部監査部門は、社内監査に係る年間計画の立案、監査結果の点検を相互に連携し、効率的な監査と実効性の向上を目指しております。
・内部監査
当社の内部監査は、社長直属の業務監査室(1名)が、年間の内部監査計画に基づく内部監査と、監査役との同行往査等を実施しております。
内部監査の目的は、業務執行に関して、諸法令、定款および社内規程類に照らし、その準拠状況を点検し、業務の適正化と不正の防止および内部統制の維持向上を図ることにあります。
・監査役監査
当社の監査役会は4名で構成され、3名が社外監査役、1名が社内出身の常勤監査役であります。常勤監査役は2000年4月から2003年3月まで生産管理部長、2003年4月から2005年2月まで購買部長を歴任し長年にわたり当社の生産管理等に従事しておりました。また、2010年6月から2012年6月まで子会社社長として、経営にもたずさわっておりました。監査活動は、取締役会をはじめ重要な会議への出席、工場・支店・子会社など国内外の部門に対する往査、ヒアリング、個別調査のほか、代表取締役との意見交換を適宜行っております。併せて、内部監査部門および会計監査人との情報・意見交換を密にして、効率的な監査と実効性の向上を目指しております。
なお、上記の社外監査役が当期末現在所有する当社株式数は、100株であります。
また、社外監査役の内2名は独立役員であり、それぞれ弁護士と公認会計士の資格を有しており、専門的見識に基づき、中立的な立場から職務を適切に遂行いただいております。さらに、「当社株式の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)」における取締役会の判断の客観性、公正さおよび合理性を担保するために設置される特別委員会のメンバーでもあります。また、当社との取引その他利害関係はありません。社外監査役の内1名は、当社の大株主である㈱佐賀鉄工所出身であります。
・会計監査
会社法監査および金融商品取引法監査について新日本有限責任監査法人と監査契約を締結しております。
業務を執行した公認会計士等の内容は以下のとおりです。
業務を執行した公認会計士
公認会計士の氏名等 | 所属する監査法人名 | |
指定有限責任社員 業務執行社員 | 志村 さやか | 新日本有限責任監査法人 |
伊東 朋 |
ハ.リスク管理体制の整備の状況
当社のリスク管理については、各部門の責任者が自部門のリスクを把握し、規程・マニュアルを制定し、運用しております。
実施状況については、業務監査室による内部監査を行っております。
ニ.コーポレート・ガバナンスの充実に向けた取組み
コーポレート・ガバナンスコードは、企業が透明で公正かつ迅速な意思決定を実現するための原則です。当社におきましても、ガバナンスコードの趣旨に沿うように公正で迅速な意思決定の仕組みを構築し、成長が実現できるよう、対応してまいります。
④社外監査役
今西浩之氏は公認会計士として長年の経験を有し、また当社の業務執行者から独立した立場にあることから、社外監査役として選任しております。当社取締役会において、財務および会計に関する専門的立場から経営陣の業務執行に対する監督・監査を行っております。同氏は、㈱朝日ネットおよび㈱ソケッツの社外監査役でありますが、これらの会社と当社ならびに当社の経営陣との間には特別な利害関係はありません。一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断し、同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。
浅野謙一氏は弁護士として経験を有し、また当社の業務執行者から独立した立場にあることから、社外監査役として選任しております。当社取締役会において、弁護士としての専門的立場から経営陣の業務執行に対する監督・監査を行っております。同氏は内外テック㈱および㈱芝浦電子の社外監査役、保証協会債権回収㈱取締役でありますが、これらの会社と当社ならびに当社の経営陣との間には特別な利害関係はありません。一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断し、同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。
久富勝則氏は㈱佐賀鉄工所で人事・労務部門や海外支援業務に従事した経験を有し、また当社の業務執行者から独立した立場にあることから、社外監査役として選任しております。当社取締役会において、これまでの業務経験を活かして、経営陣の業務執行に対する監督・監査を行っていただきます。
㈱佐賀鉄工所と当社は、資本関係を含む包括的な業務提携契約を締結しております。同社と当社は相互に主要株主であり密接な関係にありますが、それぞれの経営は完全に独立しており、相互に影響を与えることはありません。久富氏は、㈱佐賀鉄工所の管理部部長でありますが、当社の経営陣からは独立しており、久富氏と当社経営陣は相互に影響を及ぼすことはありません。
社外監査役を選任するための独立性に関する基準は、現在または過去において当社と特別な利害関係がなく、また当社と密接な取引のある会社の業務執行者でなく、かつ専門的な知見や業務経験を有することです。
⑤役員報酬等
イ.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分 | 報酬等の総額 (百万円) | 報酬等の種類別の総額(百万円) | 対象となる役員 の員数(人) | |||
基本報酬 | ストックオプション | 賞与 | 退職慰労金 | |||
取締役 | 129 | 95 | ― | 34 | ― | 5 |
監査役 (社外監査役を除く。) | 12 | 12 | ― | ― | ― | 1 |
社外役員 | 5 | 5 | ― | ― | ― | 2 |
総額(百万円) | 対象となる役員の員数(人) | 内容 |
17 | 1 | 従業員分としての給与および賞与であります。 |
ハ.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容および決定方法
役員報酬等の額は、株主総会が決定した限度額の範囲内で、会社の業績、従業員給与および世間水準を考慮して取締役会の決議または監査役の協議により決定しております。
⑥取締役の定数
当社の取締役は10名以内とする旨、定款で定めております。
⑦株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
⑧取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めています。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
⑨自己の株式の取得の決定機関
当社は、自己の株式の取得について、機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株式を取得できる旨を定款に定めています。
⑩取締役および監査役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)および監査役(監査役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役および監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
⑪中間配当
当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。
⑫株式の保有状況
イ.投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
23銘柄 2,105百万円
ロ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的
前事業年度
特定投資株式
銘柄 | 株式数(株) | 貸借対照表計上額 (百万円) | 保有目的 |
日産自動車㈱ | 522,600 | 480 | 営業取引目的 |
ダイキョーニシカワ㈱ | 134,280 | 227 | 営業取引目的 |
㈱タチエス | 90,000 | 153 | 営業取引目的 |
㈱横浜銀行 | 284,750 | 146 | 金融取引目的 |
日産車体㈱ | 82,200 | 142 | 営業取引目的 |
㈱ケーヒン | 89,300 | 134 | 営業取引目的 |
㈱日立製作所 | 91,751 | 69 | 営業取引目的 |
㈱ヨロズ | 35,500 | 60 | 営業取引目的 |
㈱みずほフィナンシャルグループ | 286,400 | 58 | 金融取引目的 |
本田技研工業㈱ | 8,070 | 29 | 営業取引目的 |
河西工業㈱ | 41,450 | 27 | 営業取引目的 |
第一実業㈱ | 40,000 | 18 | 営業取引目的 |
富士重工業㈱ | 3,400 | 9 | 営業取引目的 |
㈱オーネックス | 69,300 | 9 | 営業取引目的 |
カルソニックカンセイ㈱ | 18,000 | 8 | 営業取引目的 |
第一生命㈱ | 4,000 | 6 | 金融取引目的 |
㈱エクセディ | 1,000 | 2 | 営業取引目的 |
日本電産㈱ | 200 | 1 | 営業取引目的 |
㈱スパンクリートコーポレーション | 2,000 | 0 | 営業取引目的 |
三菱自動車㈱ | 800 | 0 | 営業取引目的 |
菱電商事㈱ | 1,000 | 0 | 営業取引目的 |
三井金属鉱業㈱ | 2,775 | 0 | 営業取引目的 |
マツダ㈱ | 1,000 | 0 | 営業取引目的 |
当事業年度
特定投資株式
銘柄 | 株式数(株) | 貸借対照表計上額 (百万円) | 保有目的 |
日産自動車㈱ | 522,600 | 639 | 営業取引目的 |
ダイキョーニシカワ㈱ | 134,280 | 438 | 営業取引目的 |
㈱横浜銀行 | 284,750 | 200 | 金融取引目的 |
㈱ケーヒン | 89,300 | 164 | 営業取引目的 |
㈱タチエス | 90,000 | 151 | 営業取引目的 |
日産車体㈱ | 82,200 | 126 | 営業取引目的 |
㈱ヨロズ | 35,500 | 89 | 営業取引目的 |
㈱日立製作所 | 91,751 | 75 | 営業取引目的 |
㈱みずほフィナンシャルグループ | 286,400 | 60 | 金融取引目的 |
河西工業㈱ | 41,450 | 40 | 営業取引目的 |
本田技研工業㈱ | 9,227 | 36 | 営業取引目的 |
第一実業㈱ | 40,000 | 24 | 営業取引目的 |
カルソニックカンセイ㈱ | 18,000 | 14 | 営業取引目的 |
富士重工業㈱ | 3,400 | 13 | 営業取引目的 |
㈱オーネックス | 69,300 | 13 | 営業取引目的 |
第一生命㈱ | 4,000 | 6 | 金融取引目的 |
日本電産㈱ | 400 | 3 | 営業取引目的 |
㈱エクセディ | 1,000 | 2 | 営業取引目的 |
三菱自動車㈱ | 800 | 0 | 営業取引目的 |
菱電商事㈱ | 1,000 | 0 | 営業取引目的 |
㈱スパンクリートコーポレーション | 2,000 | 0 | 営業取引目的 |
三井金属鉱業㈱ | 2,775 | 0 | 営業取引目的 |
マツダ㈱ | 200 | 0 | 営業取引目的 |
ハ.保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の
合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額
前事業年度(百万円) | 当事業年度(百万円) | ||||
貸借対照表計 上額の合計額 | 貸借対照表計 上額の合計額 | 受取配当金 の合計額 | 売却損益 の合計額 | 評価損益 の合計額 | |
非上場株式 | 1 | 1 | - | - | - |
「評価損益の合計額」は記載しておりません。
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