有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057YJ
株式会社 コロナ 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、住宅関連機器事業のみの単一セグメントとなるため、研究開発活動については、製品の種類別区分ごとに記載しております。
当社グループの研究開発活動については、当社技術本部において、暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の3分野にわたる商品群により、「快適住空間をトータルに提案できるコロナ」を目指した商品開発に取り組んでおります。「思いやり“For You”」を合言葉とする心の豊かさ・ゆとり・夢・ユニークさを開発コンセプトとして、マーケットインに徹した人に優しい商品の開発を行うことにより「お客様に喜んで買って頂ける商品つくり」の具現化を図っております。
なお、製品の種類別の研究開発活動の主な内容は、次のとおりであります。
(1) 暖房機器
主力商品であるファンヒーターでは、高性能スタイリッシュファンヒーターで、消臭シャッターを搭載した「WXシリーズ・EXシリーズ」、大きな操作部パネルで操作も簡単な「STシリーズ」、基本性能充実の「Gシリーズ・VGシリーズ・ミニシリーズ」の合計18タイプ29機種を開発しました。「WXシリーズ・EXシリーズ」、「STシリーズ」他計16タイプ25機種において、帰宅時間や起床時間をあらかじめタイマーセットすることで、運転スイッチONから“7秒”で点火する「秒速タイマー」機能を新たに搭載しました。また、室温に関係なく、火力を絞って節約暖房したいときなどに、火力を弱・中・強の3段階に固定することができる「火力セレクト機能」を「WXシリーズ・EXシリーズ」まで拡大しました(従来は「STシリーズ」のみ搭載)。
FF式石油暖房機の「スペースネオ」床暖房機能付きモデルでは、サポートヒーターを新たに搭載した「スマート床暖機能」により、「ストーブの排熱のみを利用した床暖房」、「ストーブの排熱とサポートヒーターを併用した床暖房」、「サポートヒーター単独(ストーブ消火時)の床暖房」の3つの運転パターンが選べるようになりました。
遠赤外線電気暖房機の「コアヒート」では、暖房出力をアップした「パワフルモード」(1,150W)を新たに搭載することで、肌寒いときの力強い暖房や運転開始直後の素早い暖房が可能となり、さらに快適になりました。
なお、当部門に係る研究開発費は1億20百万円であります。
(2) 空調・家電機器
主力商品であるセパレートエアコンでは、選べる再熱&涼除湿、暖かさが続くノンストップ暖房&パワフル暖房の「Wシリーズ」、使いやすく基本機能充実の「Nシリーズ」、冷房のみを使用される方のために「冷房専用シリーズ」の3シリーズで、従来の冷媒HFC410Aに比べ地球温暖化係数(GWP)が低く、エネルギー効率に優れる新冷媒HFC32(R32)を採用した11機種を開発しました。さらに、「Wシリーズ」では、PM2.5対応空気清浄フィルターを採用しています。
当社エアコンラインアップの中で最も暖房能力を高めた「Wシリーズ」の寒冷地仕様として、外気温-25℃でも運転可能で、低温時における室外機の除霜運転中でもパワフルな暖房運転を持続、加えて、運転スイッチを入れてから約2分で温風が吹き出す「暖速モード」を採用した、寒冷地向けエアコン「冬暖」4機種を開発しました。
なお、当部門に係る研究開発費は98百万円であります。
(3) 住宅設備機器
ヒートポンプ式温水暖房システム「コロナエコ暖」では、シリーズの拡大・強化のため、冷暖房が可能な「冷温水輻射パネル」に接続できる冷温水システム「コロナエコ暖クール6.7」をラインアップしました。新冷媒HFC32(R32)を採用、HEMSのネットワークに接続できる設計としています。
地中熱と空気熱を組み合わせた当社「GeoSIS HYBRID(ジオシス ハイブリッド)」において、一般的な地盤改良工事用の鋼管杭を地中10mの深さに5本打ち込んで採熱管を埋設する新しい工法「パイルファイブシステム」を開発することにより、必要な工事費用を従来機種ジオシスの約4分の1に低減しました。また、「GeoSIS HYBRID(ジオシス ハイブリッド)」は2014年度省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞(ビジネスモデル分野)」を受賞しました。
自然冷媒CO2家庭用ヒートポンプ給湯機エコキュートの最上位機種「プレミアムエコキュート」では、沸上げ制御の最適化と熱交換器の高効率化により、CHP-HXE37AX2で業界トップクラスの年間給湯保温効率(JIS)3.5を達成しました(従来機種CHP-HXE37AX1は3.4)。なお、従来の高強度設計に加え、細部の強化を図りさらに耐震性を向上させ、従来と同じ3本脚で耐震クラスSに対応しました。2015年モデルの「ハイグレードタイプ」では、「湯はり節水」機能・リモコンのイラストや数値表示で給湯量をリアルタイムで表示する「給湯量モニター」・目標湯量に到達すると画面表示と音で知らせる「目標湯量お知らせ機能」を搭載、無理のない節約に役立ちます。また、世界で初めて新冷媒HFC32(R32)を採用したヒートポンプ給湯機「ネオキュート」を開発しました。全国で約78%を占める使用量の少ない1~3人世帯に最適な「ネオキュート」はタンク容量320Lの給湯機です。エアコンと同じ新冷媒HFC32(R32)を用いた新開発の軽量コンパクトなヒートポンプと貯湯ユニット間を冷媒配管で接続することにより、ユニット間の設置高低差は最大12m、配管長は最大20mまで対応可能、鳥居配管の制約がなくなるなど施工性の向上及び導入コストの低減を図りました。
石油給湯機では、給湯時に発生する排熱を再利用して効率を高めた高効率直圧式石油給湯機「エコフィールEFシリーズ」において、フルオートタイプ10機種を新たにラインアップ、オートタイプ3機種・給湯+追いだきタイプ1機種・給湯専用タイプ4機種をモデルチェンジしました。フルオートタイプでは、節水モード・4つの省エネ設定(省エネ湯はり・省エネ保温・給湯温度ひかえめ・ふろ温度ひかえめ)を使うことにより、さらに節約ができます。採用したスタイリッシュリモコンは、2014年度グッドデザイン賞を受賞しています。
潜熱回収型高効率暖房専用ボイラー「エコフィール」では、屋内設置タイプと屋外設置タイプ2モデルをラインアップしました。UHB-EG120(FF)では、91%の高い暖房効率を実現し、当社従来機種UHB-G1000H(FF)と比較すると、温水暖房にかかる灯油の使用量を年間約233L節約(試算条件 年間暖房負荷:約52.2GJ)することができ、地球温暖化の要因のひとつであるCO2排出量をおよそ13%低減しました。
温水ルームヒーター「暖 DAY BOY(ダンデイ ボーイ)」では、室内機のデザインを一新し、暖房能力、省エネ性能、静音性も当社従来製品に比べ向上しました。
多機能加湿器「ナノフィール」は、コロナ独自のナチュラルクラスター技術で発生するナノサイズの水の粒「ナノミスト」の効果で、加湿・消臭・除菌・空気清浄を行ない、ナチュラルクラスターイオンを大量に発生する多機能加湿装置です。本体内部の水がフィルターの役割を果し、内部のクリーン運転を自動で行なうため、フィルターの交換や内部のメンテナンスの負担が最小限ですみます。これまでの固定設置タイプに加え、給・排水配管、電気工事を必要とせず、使いたい部屋へ移動することができるタイプを追加ラインアップしました。
なお、当部門に係る研究開発費は4億57百万円であります。
この結果、当連結会計年度における研究開発費は6億77百万円であります。
当社グループの研究開発活動については、当社技術本部において、暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の3分野にわたる商品群により、「快適住空間をトータルに提案できるコロナ」を目指した商品開発に取り組んでおります。「思いやり“For You”」を合言葉とする心の豊かさ・ゆとり・夢・ユニークさを開発コンセプトとして、マーケットインに徹した人に優しい商品の開発を行うことにより「お客様に喜んで買って頂ける商品つくり」の具現化を図っております。
なお、製品の種類別の研究開発活動の主な内容は、次のとおりであります。
(1) 暖房機器
主力商品であるファンヒーターでは、高性能スタイリッシュファンヒーターで、消臭シャッターを搭載した「WXシリーズ・EXシリーズ」、大きな操作部パネルで操作も簡単な「STシリーズ」、基本性能充実の「Gシリーズ・VGシリーズ・ミニシリーズ」の合計18タイプ29機種を開発しました。「WXシリーズ・EXシリーズ」、「STシリーズ」他計16タイプ25機種において、帰宅時間や起床時間をあらかじめタイマーセットすることで、運転スイッチONから“7秒”で点火する「秒速タイマー」機能を新たに搭載しました。また、室温に関係なく、火力を絞って節約暖房したいときなどに、火力を弱・中・強の3段階に固定することができる「火力セレクト機能」を「WXシリーズ・EXシリーズ」まで拡大しました(従来は「STシリーズ」のみ搭載)。
FF式石油暖房機の「スペースネオ」床暖房機能付きモデルでは、サポートヒーターを新たに搭載した「スマート床暖機能」により、「ストーブの排熱のみを利用した床暖房」、「ストーブの排熱とサポートヒーターを併用した床暖房」、「サポートヒーター単独(ストーブ消火時)の床暖房」の3つの運転パターンが選べるようになりました。
遠赤外線電気暖房機の「コアヒート」では、暖房出力をアップした「パワフルモード」(1,150W)を新たに搭載することで、肌寒いときの力強い暖房や運転開始直後の素早い暖房が可能となり、さらに快適になりました。
なお、当部門に係る研究開発費は1億20百万円であります。
(2) 空調・家電機器
主力商品であるセパレートエアコンでは、選べる再熱&涼除湿、暖かさが続くノンストップ暖房&パワフル暖房の「Wシリーズ」、使いやすく基本機能充実の「Nシリーズ」、冷房のみを使用される方のために「冷房専用シリーズ」の3シリーズで、従来の冷媒HFC410Aに比べ地球温暖化係数(GWP)が低く、エネルギー効率に優れる新冷媒HFC32(R32)を採用した11機種を開発しました。さらに、「Wシリーズ」では、PM2.5対応空気清浄フィルターを採用しています。
当社エアコンラインアップの中で最も暖房能力を高めた「Wシリーズ」の寒冷地仕様として、外気温-25℃でも運転可能で、低温時における室外機の除霜運転中でもパワフルな暖房運転を持続、加えて、運転スイッチを入れてから約2分で温風が吹き出す「暖速モード」を採用した、寒冷地向けエアコン「冬暖」4機種を開発しました。
なお、当部門に係る研究開発費は98百万円であります。
(3) 住宅設備機器
ヒートポンプ式温水暖房システム「コロナエコ暖」では、シリーズの拡大・強化のため、冷暖房が可能な「冷温水輻射パネル」に接続できる冷温水システム「コロナエコ暖クール6.7」をラインアップしました。新冷媒HFC32(R32)を採用、HEMSのネットワークに接続できる設計としています。
地中熱と空気熱を組み合わせた当社「GeoSIS HYBRID(ジオシス ハイブリッド)」において、一般的な地盤改良工事用の鋼管杭を地中10mの深さに5本打ち込んで採熱管を埋設する新しい工法「パイルファイブシステム」を開発することにより、必要な工事費用を従来機種ジオシスの約4分の1に低減しました。また、「GeoSIS HYBRID(ジオシス ハイブリッド)」は2014年度省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞(ビジネスモデル分野)」を受賞しました。
自然冷媒CO2家庭用ヒートポンプ給湯機エコキュートの最上位機種「プレミアムエコキュート」では、沸上げ制御の最適化と熱交換器の高効率化により、CHP-HXE37AX2で業界トップクラスの年間給湯保温効率(JIS)3.5を達成しました(従来機種CHP-HXE37AX1は3.4)。なお、従来の高強度設計に加え、細部の強化を図りさらに耐震性を向上させ、従来と同じ3本脚で耐震クラスSに対応しました。2015年モデルの「ハイグレードタイプ」では、「湯はり節水」機能・リモコンのイラストや数値表示で給湯量をリアルタイムで表示する「給湯量モニター」・目標湯量に到達すると画面表示と音で知らせる「目標湯量お知らせ機能」を搭載、無理のない節約に役立ちます。また、世界で初めて新冷媒HFC32(R32)を採用したヒートポンプ給湯機「ネオキュート」を開発しました。全国で約78%を占める使用量の少ない1~3人世帯に最適な「ネオキュート」はタンク容量320Lの給湯機です。エアコンと同じ新冷媒HFC32(R32)を用いた新開発の軽量コンパクトなヒートポンプと貯湯ユニット間を冷媒配管で接続することにより、ユニット間の設置高低差は最大12m、配管長は最大20mまで対応可能、鳥居配管の制約がなくなるなど施工性の向上及び導入コストの低減を図りました。
石油給湯機では、給湯時に発生する排熱を再利用して効率を高めた高効率直圧式石油給湯機「エコフィールEFシリーズ」において、フルオートタイプ10機種を新たにラインアップ、オートタイプ3機種・給湯+追いだきタイプ1機種・給湯専用タイプ4機種をモデルチェンジしました。フルオートタイプでは、節水モード・4つの省エネ設定(省エネ湯はり・省エネ保温・給湯温度ひかえめ・ふろ温度ひかえめ)を使うことにより、さらに節約ができます。採用したスタイリッシュリモコンは、2014年度グッドデザイン賞を受賞しています。
潜熱回収型高効率暖房専用ボイラー「エコフィール」では、屋内設置タイプと屋外設置タイプ2モデルをラインアップしました。UHB-EG120(FF)では、91%の高い暖房効率を実現し、当社従来機種UHB-G1000H(FF)と比較すると、温水暖房にかかる灯油の使用量を年間約233L節約(試算条件 年間暖房負荷:約52.2GJ)することができ、地球温暖化の要因のひとつであるCO2排出量をおよそ13%低減しました。
温水ルームヒーター「暖 DAY BOY(ダンデイ ボーイ)」では、室内機のデザインを一新し、暖房能力、省エネ性能、静音性も当社従来製品に比べ向上しました。
多機能加湿器「ナノフィール」は、コロナ独自のナチュラルクラスター技術で発生するナノサイズの水の粒「ナノミスト」の効果で、加湿・消臭・除菌・空気清浄を行ない、ナチュラルクラスターイオンを大量に発生する多機能加湿装置です。本体内部の水がフィルターの役割を果し、内部のクリーン運転を自動で行なうため、フィルターの交換や内部のメンテナンスの負担が最小限ですみます。これまでの固定設置タイプに加え、給・排水配管、電気工事を必要とせず、使いたい部屋へ移動することができるタイプを追加ラインアップしました。
なお、当部門に係る研究開発費は4億57百万円であります。
この結果、当連結会計年度における研究開発費は6億77百万円であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01444] S10057YJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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