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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051ZT

有価証券報告書抜粋 株式会社ニチダイ 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における、当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業は、消費税増税に伴う反動減による国内販売台数の停滞やASEAN市場の低迷などの影響がありましたが、北米市場が堅調に推移したことなどにより、海外生産台数が増加傾向で推移いたしました。
このような状況のなか、ネットシェイプ事業の金型部門では、国内ユーザー向けの輸出用金型の売上高が増加したことに加え、中国、韓国、インドなどアジア地域における海外ユーザー向けの売上高が増加いたしました。また、精密鍛造品部門では、NICHIDAI(THAILAND)LTD. におけるエアコン用スクロールコンプレッサー部品の生産が本格化し増加いたしました。その結果、ネットシェイプ事業の売上高は78億9千4百万円(前年同期比10.1%増)となりました。
アッセンブリ事業では、年度後半より新規品の生産が増加したものの、VGターボチャージャーがモデルチェンジの端境期に入っている影響が年間を通じて生じました。その結果、アッセンブリ事業の売上高は47億7千2百万円(前年同期比11.6%減)となりました。
フィルタ事業では、欧州向けの大口案件や石油掘削用フィルターが増加したことにより海外売上高が増加したことに加え、大型海水ストレーナーの売上高も増加いたしました。その結果、フィルタ事業の売上高は19億6千8百万円(前年同期比15.6%増)となりました。
以上の結果、アッセンブリ事業の減収をネットシェイプ事業、フィルタ事業でカバーしたことにより、連結売上高は過去最高となる146億3千5百万円(前年同期比2.5%増)となりました。
損益面におきましては、経常利益ベースでアッセンブリ事業が減益になったことにより、営業利益12億6千9百万円(前年同期比2.8%減)、経常利益13億1千1百万円(前年同期比1.6%減)となりましたが、税金費用の減少の影響により当期純利益は8億7千5百万円(前年同期比8.1%増)と過去最高益となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億8千6百万円増加し、23億1千6百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は14億7千5百万円(前年同期比37.7%減)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益12億9千3百万円、減価償却費8億7千9百万円の増加要因より、たな卸資産の増加額3億9千7百万円、法人税等の支払額2億7千4百万円の減少要因を差し引いた結果によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は9億2千6百万円(前年同期比13.0%減)となりました。これは、主に京田辺工場の改築等、有形固定資産の取得による支出10億5千2百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億7千4百万円(前年同期比83.5%減)となりました。これは、主に長期借入れによる収入12億5千万円、短期借入金の純増加額2億8千万円の増加要因より、長期借入金の返済による支出14億1千2百万円、配当金の支払額1億6千4百万円、リース債務の返済による支出1億2千7百万円の減少要因を差し引いた結果によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01456] S10051ZT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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