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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059K3

有価証券報告書抜粋 佐藤鉄工株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期の国内経済は、政府による景気対策や、日銀の大規模な金融緩和政策の継続を背景とした円安の進行もあり、輸出関連の製造業を中心として企業業績の大幅な改善がみられたものの、一方では、円安による輸入原材料価格の上昇や消費増税に伴う個人消費の低迷など景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社の主力事業である公共工事については、『復興需要』に加え、今後、『オリンピック開催』に伴う「インフラ整備」の加速が見込まれるものの、長期的には減少傾向が続くと共に、中味も「新設」から「補修」等への流れが加速されることが確実であり、厳しい環境が続くことが予想されます。
このような中、当期は「橋梁」「水門」等の公共工事につきましては、引き続き「総合評価方式工事」の受注確保に注力すると共に、鉄構部門を中心として電力会社工事やゼネコン等民間会社への営業展開の強化を図ってまいりました。その結果、「橋梁部門」におきましては、国交省発注の大型(WTO)工事等の受注により、目標を大幅に上回ることができました。一方、水門、環境関連の「鉄構部門」では、国交省や自治体発注の水門関連工事や、電力会社や民間会社からの鉄管工事他の受注に加え、環境事業において大型家電リサイクルプラントの受注もあり、目標には若干の未達となったものの、受注高は前年を大幅に上回ることができました。
このような状況のもと、当社グループの当連結会計年度の受注高は9,727百万円(前連結会計年度比 38.6%増)受注残高は6,988百万円(同 65.9%増)、施工高は7,001百万円(同 0.02%増)、完成工事高は、6,949百万円(同 1.6%減)となりました。
損益面につきましては、受注工事の採算確保と現業部門の生産性向上に努めた結果、経常利益443百万円(前連結会計年度は456百万円)、当期純利益325百万円(前連結会計年度は345百万円)となりました。
事業の種類別セグメントの業績は以下のとおりであります。
① 橋梁部門
受注高は5,324百万円(前連結会計年度比 79.5%増)となり、完成工事高は3,514百万円(同 4.9%増)、当期末受注残高は3,831百万円(同 89.5%増)、営業利益は381百万円(前連結会計年度 211百万円)となりました。全体の中でのシェアは受注高で54.7%、完成工事高で50.6%であります。
② 鉄構部門
受注高4,402百万円(前連結会計年度比 8.6%増)となり、完成工事高は3,434百万円(同 7.5%減)、当期末受注残高は3,157百万円(同 44.2%増)、営業利益は246百万円(前連結会計年度 402百万円)となりました。全体の中でのシェアは受注高で45.3%、完成工事高で49.4%であります。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果は867百万円の収入となりました。(前連結会計年度 56百万円の支出)これは未成工事受入金の増加等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果は142百万円の支出となりました。(前連結会計年度 52百万円の支出)これは有形固定資産の取得の支払等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果は100百万円の支出となりました。(前連結会計年度 425百万円の支出)これは長期借入金の返済等によるものであります。

(現金及び現金同等物)
上記の諸要因により、現金及び現金同等物期末残高は前連結会計年度末に比し624百万円増加し、1,320百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01460] S10059K3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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