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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005A39

有価証券報告書抜粋 三浦工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、貫流ボイラーを中心に他に先駆ける独自の新技術の研究開発に努めるとともに、ボイラー以外の分野では、熱エネルギー利用技術、水処理技術、真空技術をベースとして、蒸気駆動エアコンプレッサ、過冷却水装置、真空冷却装置、滅菌装置、減圧沸騰式洗浄器、バラスト水処理装置、軟水装置、電気再生式純水装置、ろ過装置、燃料電池などの新製品開発に取り組んでおります。
これらの研究開発活動は、当社のRDセンターを中核に行っており、新技術の実用化、製品化に向けた研究開発を進めております。また、RDセンターでは、新規事業のための応用研究開発や長期的な研究課題に取り組み、三浦環境科学研究所では、ダイオキシン類、環境ホルモンをはじめとする特殊環境有害物質の分析前処理装置などの環境関連技術の研究開発を行っております。
なお、研究開発に当たっては、省エネルギーや省資源、高性能、安全性の追求に加え、環境問題に配慮した新製品開発に力を入れております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、24億3百万円であります。

当連結会計年度の主な研究開発の概要、成果及び研究開発費は、次のとおりであります。
(1)国内機器販売事業
貫流ボイラーでは、レーザー溶接設備を導入し、溶接スピードの向上や製品に及ぼす熱歪みの軽減、微細な高精度溶接方法の開発など、溶接工数の削減や溶接後工程の簡略化による生産効率の向上に役立つ生産技術の開発を行っております。
熱エネルギー有効活用機器では、「未利用熱有効活用機器」を開発しております。この製品は、食品や飲料などの生産工場において発生する低温の廃温水に含まれる熱エネルギーをヒートポンプ技術を利用して回収し、蒸気ボイラーへの供給水温度を上昇させ省エネルギーを実現いたします。
バラスト水処理装置では、フィルター+UV(紫外線)方式を採用し、船舶に取込まれるバラスト水に混入する水生生物等が、他の海域で生態系に影響を与えないよう効率的に処理を行う技術を開発しております。また、既存船に効率的に搭載するため、3Dスキャナーを使用した現場技術の開発を行っております。
メディカル機器では、「システム乾燥器 RL型」を開発しております。この製品は、病院で使用する金属製の手術用具や樹脂製のチューブなど材質や形状が異なる様々な器具を同時に、かつ、より短時間で簡便に乾燥できる技術を搭載しており、乾燥時間の短縮と省電力を実現しております。
食品機器では、「レトルト殺菌機 JQ型」を開発しております。この製品は、食品用として広く流通しておりますパウチ、缶詰、各種成型容器などの殺菌用途に用いられます。熱交換器を用いて加熱冷却を行う節水型や空気を含んだ成型容器が加熱により変形するのを防ぐため特殊な制御(含気制御)技術の開発も行っております。
当事業に係る研究開発費は、24億3百万円であります。
(2)国内メンテナンス事業
国内メンテナンス事業に係る研究開発活動については、製品開発と不可分であるため、上記「(1)国内機器販売事業」の研究開発活動に含めて記載しておりますので、これ以外に特記すべき事項はありません。
(3)海外機器販売事業
海外機器販売事業に係る研究開発活動については、海外で販売されている機器についても、国内で開発を行っております。
(4)海外メンテナンス事業
海外メンテナンス事業に係る研究開発活動については、製品開発と不可分であるため、上記「(1)国内機器販売事業」の研究開発活動に含めて記載しておりますので、これ以外に特記すべき事項はありません。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01478] S1005A39)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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