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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005727

有価証券報告書抜粋 株式会社ソディック 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

研究開発活動の拠点として、横浜本社技術研修センターに研究開発部門を置き、中国上海、米国カリフォルニア州シリコンバレーに研究開発子会社を開設しております。この世界3極体制のもと、技術研修センターを軸に、機械構造設計開発、放電加工機用電源の開発、放電加工機及びマシニングセンタなどの性能向上の研究を行っております。さらに中国上海、カリフォルニア州シリコンバレーなどの地域性を利用し、各種ソフトウエア開発、CNC装置開発、モーションコントローラ開発などの工作機械の基礎技術となる研究開発を実践しております。
なお、基礎・応用研究には、当社の連結企業グループの合計で24億94百万円(工作機械事業17億65百万円、産業機械事業3億69百万円、食品機械事業57百万円、その他3億2百万円)の研究開発費を投入いたしました。

当連結会計年度における主な研究開発の成果は、以下のとおりであります。
・金属3Dプリンタの開発(工作機械事業)
金属粉末にレーザー光をスキャンすることにより溶融凝固し、それを10層程度繰り返し積層した後、回転工具でミーリングによる仕上げ加工を行い、これを連続して行える金属3Dプリンタ「OPM250L」を開発いたしました。OPM250Lは三次元冷却配管を備えた高付加価値の金型をワンプロセスで製造でき、お客様の生産性向上を実現します。

・SN-PLUSの開発(工作機械事業)
需要の高まる冷間鍛造分野の超硬加工向けに形彫り放電加工機用SN-PLUS回路を開発し、販売を開始いたしました。このSN-PLUS回路は従来の精密仕上げ回路(超梨地面)の回路配置を最適化することにより、超硬材などの最良面の面粗度が従来品より約35%向上しました。

・AP250L-SPWの開発(工作機械事業)
当社のフラグシップ機「AP250L」に最新CNCのSPW電源を搭載した「AP250L-SPW」を開発しました。これにより従来製品よりも加工速度や最良面の向上が実現されます。また、新型FJ-AWTの採用により、さらに安定した自動結線に貢献します。

・高品位マシニングセンタの開発(工作機械事業)
スマートフォンやタブレット端末器、先端医療機器の市場の拡大による、より微細で高速な加工の需要に対応するため、高品位マシニングセンタ「UH430L」を開発しました。ヘッド部への新素材CFRPの採用やスピンドルのトルクアップにより幅広い加工に適合できます

・超薄肉導光板専用射出成形機の開発(産業機械事業)
スマートフォン及びミニタブレットなどの液晶バックライトに採用されている薄肉導光板の製造が可能な超薄肉導光板専用射出成形機「HSP180EH2」「HSP220EH2」を開発いたしました。高速型締コンプレッション装置を併用したHSPシリーズは、業界初のパネルサイズ:6.0inch、厚み:0.25mmの高精度・高品質な超薄肉導光板成形を実現します。

・高付加価値製品用射出成形機の開発(産業機械事業)
これまで製造・販売してきた「V-LINE+電動ハイブリッド直圧型締」を特徴とする射出成形機LAシリーズをさらに高性能化した高付加価値製品用射出成形機「GL30/GL60/GL100/GL150」を開発しました。トータルサーボドライブシステムの開発によるさらなる省エネと型締力の安定性の向上、トレサビリティー機能の強化、ユーザビリティーの向上により、幅広い分野における高付加価値製品の開発・製造を可能にします。

・トレー脱パン装置の開発(食品機械事業)
主にコンビニエンスストア向けの調理麺用のトレー容器を、製麺工程ラインの中に自動で配置し、搬送させるシステム装置「トレー脱パン装置」を開発し、納入しました。このシステムにより従来作業者が行っていた作業を自動化することが可能となり、麺製造ラインの省人化・効率化に貢献します。

・綾織装置の開発(食品機械事業)
麺の品質向上のため、麺帯の折りたたみや伸ばしに工夫を凝らした「綾織装置」を開発しました。麺帯スイング機構により麺帯を交互に折りたたみ、多方向圧延が可能になり麺のもちもち感がアップし、粘り強い食感を生み出すことができます。

・真空押出機の開発(食品機械事業)
食通好みの調理麺をターゲットに、より高い真空機能、温度調節機能及び高密度化機構を備えた真空麺帯成型を行う「EX-500」を開発し、販売を開始しました。これにより麺の歯ごたえや食感の向上により高品質な麺の製造が可能になります。パスタなどの麺製品に加え、薬剤やペットフードなど様々な分野への展開も見込まれます。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01504] S1005727)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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