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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004VXD

有価証券報告書抜粋 株式会社豊田自動織機 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度の経済情勢を概観しますと、世界経済は、米国では堅調に推移いたしましたものの、中国で減速するなど、全体としては緩やかな回復となりました。国内におきましては、消費税率引上げの影響により個人消費が低迷し、景気は後退しました。こうした情勢のなかで、当社グループは、品質第一に徹してお客様の信頼におこたえいたしますとともに、各市場の動きに的確に対応して、販売の拡大に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高につきましては、前連結会計年度を1,588億円(8%)上回る2兆1,666億円となりました。
利益につきましては、人件費の増加、減価償却費の増加、原材料の値上がりなどがありましたものの、売上げの増加、グループあげての原価改善活動の推進に加え、為替変動による影響などにより、営業利益は前連結会計年度を99億円(9%)上回る1,175億円、経常利益は前連結会計年度を327億円(24%)上回る1,708億円となりました。当期純利益につきましては、前連結会計年度を235億円(26%)上回る1,152億円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

① 自動車
自動車におきましては、国内市場では低迷しましたものの、海外市場では中国・北米の拡大に加え、欧州が回復するなど、世界市場は成長を続けました。こうしたなかで、当セグメントの売上高は前連結会計年度を441億円(4%)上回る1兆507億円となりました。営業利益は前連結会計年度を8億円(2%)上回る359億円となりました。
このうち車両につきましては、RAV4は増加したものの、ヴィッツが減少したことにより、売上高は前連結会計年度を80億円(2%)下回る4,590億円となりました。エンジンにつきましては、主にKD型ディーゼルエンジンやAR型ガソリンエンジンが減少したことにより、売上高は前連結会計年度を105億円(5%)下回る1,920億円となりました。カーエアコン用コンプレッサーにつきましては、国内では減少したものの、北米、中国などで増加したことにより、売上高は前連結会計年度を489億円(18%)上回る3,246億円となりました。電子機器・鋳造品ほかにつきましては、電子機器、鋳造品ともに増加したことにより、売上高は前連結会計年度を137億円(22%)上回る749億円となりました。

② 産業車両
産業車両におきましては、国内市場および海外市場のうち北米・欧州・中国などが好調に推移し、世界市場は引き続き拡大しました。そのなかで、当社は、各市場の状況に応じて、生産・販売活動を強化するとともに、新製品を投入してまいりました。昨年7月には、新型クリーンエンジンを搭載し、環境負荷の低減、作業者の安全確保や操作性の向上を追求した、1.5~8.0トン積エンジンフォークリフト「ジェネオ(GENEO)」の発売を日本で開始いたしました。このような状況のなか、主力のフォークリフトトラックは、国内、北米、欧州などで増加いたしました。加えて、フォークリフト用アタッチメントの製造・販売など事業領域の拡大に努めてまいりました。その結果、売上高は前連結会計年度を1,157億円(14%)上回る9,249億円となりました。営業利益は前連結会計年度を108億円(19%)上回る688億円となりました。

③ 物流
物流におきましては、物流受託事業および自動車関連部品の運送事業が増加し、売上高は前連結会計年度を27億円(3%)上回る980億円となりました。営業利益は前連結会計年度を11億円(20%)上回る62億円となりました。


④ 繊維機械
繊維機械におきましては、中国・アジア新興国経済の減速により、市場は低調のうちに推移しました。そのなかで、当社は、繊維品質検査機器は増加したものの、織機が減少したことにより、売上高は前期を50億円(7%)下回る681億円となりました。営業利益は前連結会計年度を29億円(52%)下回る26億円となりました。


(2) キャッシュ・フロー

キャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益を1,708億円計上したことなどにより、1,821億円の資金の増加となりました。前連結会計年度の1,550億円の増加に比べ、271億円の増加となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得により1,698億円を支出したことにより、1,607億円の資金の減少となりました。前連結会計年度の1,184億円の減少に比べ、423億円の支出の増加となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入による収入が1,190億円あったものの、長期借入金の返済による支出が404億円あったことなどにより、89億円の資金の減少となりました。これらの増減に加え、換算差額、期首残高を合わせますと、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,487億円となり、前連結会計年度末に比べ223億円(10%)の増加となりました。

(注) 1 本報告書の売上高、受注高等は消費税等抜きで表示しております。
2 セグメントの業績に記載の売上高は、外部顧客に対する売上高を表示しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01514] S1004VXD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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