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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058BO

有価証券報告書抜粋 エンシュウ株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済政策による株価上昇や円安の進行が見られ、穏やかな回復基調が続きました。一方で世界経済は、北米地域および欧州は堅調に推移いたしましたが、中国やアセアンを主とするアジア経済の成長鈍化が鮮明となり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような情勢の中、当社グループは中国をはじめとしたアジア諸国や欧米において拡販に努めるとともに、生産効率の向上や原価低減、経費削減などの推進に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、工作機械関連事業部門及び輸送機器関連事業部門ともに減少したことにより29,921百万円(前期比3.7%減)となりました。損益につきましては、工作機械関連事業部門及び輸送機器関連事業部門ともに採算が悪化したことにより、営業損失は160百万円(前年同期は営業利益1,442百万円)、経常損失は411百万円(前年同期は経常利益1,565百万円)となりました。当期純損失は582百万円(前年同期は当期純利益1,459百万円)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

工作機械関連事業部門につきましては、中国を中心とした需要に対し、日本および海外子会社において生産対応をしてまいりました。システム商品につきましては、アジア全般において市場が鈍化しており苦戦いたしましたが、汎用機につきましては、欧米において売上を増加することができました。損益面につきましては、システム商品において物件ごとの採算が悪化したことなどにより、減益となりました。
レーザー関連につきましては、引き続きレーザーシステムインテグレーターとして、高出力半導体レーザー加工機を中心に溶接及び焼入れ加工設備の売上拡大を進めてまいりました。
また、昨年12月に工作機械事業部と光関連事業を中心とした新事業推進本部を統合し、新しく工作機械・レーザー事業部として効果を上げるべくスタートを切っております。
以上の結果、工作機械関連事業部門の売上高は19,073百万円(前期比1.1%減)、営業利益は152百万円(前期比86.7%減)となりました。
輸送機器関連事業部門につきましては、主力部品であります大型二輪車用、バギー車用エンジン部品及び自動車関連部品の生産が大幅に減少する中、新規取り込みの推進を行いましたが売上高は前年を下回りました。損益面におきましては、売上が減少する中で、原価低減活動を継続的に推進いたしましたが、ベトナム現地法人の創業赤字計上もあり、営業利益段階で赤字化しました。
以上の結果、輸送機器関連事業部門の売上高は10,769百万円(前期比8.0%減)、営業損失は369百万円(前年同期は営業利益242百万円)となりました。
その他部門におきましては、不動産賃貸事業により売上高は78百万円(前期比0.0%)、営業利益は59百万円(前期比1.6%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は3,427百万円と前期と比べ597百万円(前期末比21.1%増)の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,390百万円(前期比49.1%減)の獲得となりました。これは主として減少要因である仕入債務の減少額1,481百万円を、たな卸資産の減少額2,720百万円等が上回ったことによります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、739百万円(前期比71.0%減)の使用となりました。これは主として有形固定資産の取得、関係会社出資金の払込によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、236百万円(前期比66.3%増)の使用となりました。これは主として借入れによる収入を借入れの返済による支出が上回ったことによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01521] S10058BO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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