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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10071QI

有価証券報告書抜粋 津田駒工業株式会社 研究開発活動 (2015年11月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


研究開発については、世界市場での優位性を確保するため、引き続き多様性、高度化するマーケットニーズに応え戦略製品の開発に取り組んでいる。当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は1,501百万円である。
当連結会計年度における主な事業の研究開発活動は次のとおりである。

(1) 繊維機械事業

当社が中心となり、イタリア・ミラノで開催された国際繊維機械展示会「ITMA2015」において、「スマートエコロジー 環境と生産の調和」を継続したテーマとして、ジェットルーム史上最速となる2105rpmを達成したエアジェットルームのコンセプト機とエアジェットルームの新型機「ZAX9200i MASTER」、及び、前年のITMA-ASIA2014に参考出品したQSCシステム(クイックスタイルチェンジ)の進化形を出展し、好評を得た。
コンセプト機では、他を寄せ付けない高速性能と高い省エネ性能を発揮、同時に競合比での製織品の品質の高さにも注目を集めた。ZAX9200iでは、広幅機でありながら8色の汎用性と高速性能、高い省エネ性能を展示し、QSCシステムでは、実際に周辺機器メーカとの接続形態を展示することで、大きな関心を得た。また、パネル展示ながら、IoTへの取組としてTISSコンセプト(津田駒・インターネット・サポート・システム)を発表し、顧客利益の拡大を提案した。さらに、他社小間ながら、当社ZW8100を使い電子ジャカードとの組み合わせで車載エアバックの製織を実演し、業界からの高い関心を得た。
経糸準備機械では、スパンサイザを筆頭に、省エネ性能の向上や、糊使用量の削減などを計り、市場から好評を得ている。
繊維機械全般の研究テーマとしては、従来の「省エネルギー、省人化、省資源」をメインテーマとして継続すると共に、新しい技術の取り込みを図り、一層の生産性の向上と汎用性の拡大をスピードを重視しながら取り組んでいる。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は1,053百万円である。

(2) 工作機械関連事業

当社が中心となり、イタリアで開催された欧州国際工作機械展「EMO Milano 2015」において「Smart stream」をテーマとして、「BallDrive」「Direct drive」「Worm drive」の各種駆動機構の特徴を活かしたロータリーテーブル製品群を出展し好評を得た。中でも次世代駆動要素「BallDrive」を初めて回転、傾斜両軸の駆動に採用したNC傾斜ロータリーテーブル「TBS-160」は、その高速性、高精度で来場者の注目を集めた。また、自社開発の「Smart DD」採用の薄型ダイレクトドライブテーブル「RDS-200」は量産小型ワークの高生産性をアピールして関心を集めた。3種類の内製駆動機構を有する数少ないメーカーとして高い顧客満足度を得られるソリューションを提示してゆく。
コモデティ製品関連では、小型ウォーム駆動モデルを中心にクランプ装置のモジュール化など部品の共通化、設計の標準化に注力し、多様化、短納期などの市場要求に対応可能な新シリーズ「RWA」「RWE」「TWA」の全9モデルの開発を完了した。
内外の工作機械メーカーや市中の部品加工メーカーなどのエンドユーザーの両者に軸足をおいた研究を進め、加工機の性能向上や部品の高効率な生産を通して顧客の利益に貢献できる開発・改良に注力している。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は448百万円である。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01524] S10071QI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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