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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050ME

有価証券報告書抜粋 東洋機械金属株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当連結会計年度の研究開発活動は、激しく変化する経営環境と、地球環境に対応するために、広く世界に目を向けて『世界が求める製品、地球に優しい製品開発』を基本方針とし、顧客の立場で、世界の一流品作りを目指しております。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は5億4千2百万円であります。
当社グループは、経営上の意思決定及び業績の評価は単一セグメントにより行っておりますが、主力製品であります射出成形機及びダイカストマシンの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

[射出成形機]
射出成形機では、主力製品である電動サーボ射出成形機のSi-6シリーズをベースに、精密成形を実現する「Si-30-6EP」(型締力294KN)を開発いたしました。スマートフォン用カメラレンズに代表される微細光学部品やコネクタなど、益々小型・高精度化が求められる微細電子部品分野において、定評ある計量・射出性能に加え、より精密でより安定した成形を実現する、高精度型締機構と高剛性フレームを備えた射出成形機となります。
また、標準仕様の成形機をベースに、オプション対応(液状シリコーン専用スクリュ、SRCⅢ計量など)で液状シリコーンの成形を可能にする装置を開発し、「Si-30-6EP」と共に、昨年開催されたIPF2014に出展いたしました。
今後も、顧客ニーズを的確に捉え新しい商品を提供することにより、市場競争力の強化とシェアの拡大に努めてまいります。

[ダイカストマシン]
ダイカストマシンでは、究極の環境対応型、完全電動サーボダイカストマシンDsF-125、DsF-350の開発を進めております。DsFシリーズは、油圧を使用することなく全ての動作を電動サーボモータで駆動しており、従来の油圧機と比較して消費電力を約80%削減可能な省エネ効果と、完全電動サーボ射出により、繰り返し精度に優れたマシンとなっております。また、フルラインアップが完了している、Ds-EXシリーズも顧客ニーズを捉えて、好評をいただいており、ダイカストマシンの電動化技術、世界No.1をめざし、更なる開発を進めてまいります。
油圧ダイカストマシンでは、宇部興産機械株式会社との業務提携で、東洋機械(常熟)有限公司工場生産のBD-350VCEXに引き続き、BD-500VCEXを共同開発し7月に市場投入いたします。また、当社独自の射出機構である、マルチインジェクションに磨きをかけるために油圧サーボバルブや油圧機器の高性能化にも取り組んでおります。
当社はDsFシリーズ、Ds-EXシリーズ、V5EXシリーズ、VCEXシリーズを軸に顧客ニーズを捉え、トップシェアを目指してまいります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01528] S10050ME)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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