シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055R4

有価証券報告書抜粋 アイダエンジニアリング株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における世界経済は、欧州経済や中国を初めとする新興国経済が低迷するなかで、堅調な米州経済に支えられ全体として緩やかな回復基調を辿りました。国内経済については、消費増税の反動はあったものの、円安等の影響で企業業績は順調に推移しました。また、賃上げや原油安等により消費マインドも改善しつつあり、総じて景気は緩やかに回復している状況です。
鍛圧機械業界におきましては、北米、欧州向けが堅調に推移したものの、東南アジア、中国向けの落ち込みが響き、輸出全体では前年度比マイナスとなりました。一方で、国内受注は設備投資促進減税効果の影響等もあり年度後半より好調に推移し、全体の受注高は前年度比10.5%増の155,933百万円(一般社団法人 日本鍛圧機械工業会 プレス系機械受注額)となりました。
このような状況の下、当社グループは当連結会計年度よりスタートした中期経営計画(2015年3月期~2017年3月期)において、「環境・省エネをモノづくりから支えるグローバル先進企業として深化・追求する」というビジョンのもと、①更なる事業拡大を実現する基盤の構築、②グローバル市場におけるトップブランドの確立、③素形材成形の新技術追求、という3つの重要指針を掲げ、事業基盤の強化と収益拡大に取り組んでおります。当連結会計年度においては、研究開発や海外生産体制の強化に努めるとともに、販売面ではグループ各社がグローバルに連携し、顧客層の拡大に傾注してまいりました。
これらの取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は、欧州やアジアでの売上が落ち込むなか、米州や国内での売上を順調に伸ばし、全体では過去最高の76,897百万円(前連結会計年度比10.5%増)となり、営業利益は増収効果及び原価率改善等により過去最高の7,863百万円(同24.4%増)となりました。経常利益は、営業外収益として為替差益を298百万円計上したこと等により8,208百万円(同22.2%増)となり、当期純利益は税務上の繰越欠損金の解消により税負担は増えましたが、増益効果により過去最高の6,205百万円(同21.0%増)となりました。なお、受注高は、大口案件のずれ込み等の影響により、全体では70,256百万円(同8.4%減)となり、受注残高は51,934百万円(同11.3%減)となりました。
なお、当連結会計年度より「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号2015年3月26日)を適用しており、前連結会計年度比較についてはこれを遡及適用した前年度の数値を用いております(以下同じ)。

セグメントの業績は以下のとおりであります。
日 本:自動車関連向け中・大型プレス機の工事進行基準売上に加え、汎用機やサービスの売上も順調に伸び、売上高は45,994百万円(前連結会計年度比15.9%増)となりました。増収効果等により、セグメント利益は4,765百万円(同13.9%増)となりました。
アジア:自動車関連向けの中・大型プレス機の工事進行基準の売上減少等により、売上高は18,858百万円(前連結会計年度比5.5%減)となり、セグメント利益は1,478百万円(同6.7%減)となりました。
米 州:
自動車関連向けの中・大型プレス機売上の増加により、売上高は24,699百万円(前連結会計年度比42.0%増)となり、円安効果も含めた増収効果によりセグメント利益は1,587百万円(同75.8%増)となりました。
欧 州:
自動車関連向けの中・大型プレス機の工事進行基準の売上減少等により、売上高は14,948百万円(前連結会計年度比9.0%減)となりましたが、原価率の改善等によりセグメント利益は78百万円(前連結会計年度はセグメント損失717百万円)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末と比べ3,920百万円増加し、29,958百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により取得した資金は5,100百万円(前連結会計年度は5,978百万円の収入)となりました。主な要因は、収入として税金等調整前当期純利益8,543百万円、減価償却費1,712百万円、支出として売上債権の増加1,673百万円、たな卸資産の増加3,021百万円、法人税等の支払額1,972百万円であります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は1,237百万円(前連結会計年度は3,254百万円の支出)となりました。主な要因は、収入として定期預金の払戻1,118百万円、支出として有形及び無形固定資産の取得1,995百万円、定期預金の預入654百万円であります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により使用した資金は2,077百万円(前連結会計年度は26百万円の収入)となりました。主な要因は、支出として短期借入金の返済602百万円、配当金の支払額1,616百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01545] S10055R4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。