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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059RW

有価証券報告書抜粋 オルガノ株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動による個人消費低迷の長期化、中国などアジア地域の新興国や欧州での経済成長減速などへの懸念はみられたものの、大幅な金融緩和政策、雇用・所得環境の改善効果もあり、全体として緩やかな景気回復に向かいました。
当社グループを取り巻く市場環境は、国内においては、消費税率引上げの影響などにより低水準だった企業の生産活動は持ち直しの動きがみられ、設備投資も電子産業分野など特定の業種や顧客に止まらず、産業全般において増加しつつありますが、未だ本格的な回復までには至っておりません。
当社グループの主たる海外市場であるアジア地域においては、台湾、中国、シンガポールなどの電子産業分野で活発に設備投資がなされていますが、一方では、価格競争が一段と激しさを増しており、引き続き厳しい状況にあります。
このような状況の下、当社グループは、「水処理事業分野における顧客のあらゆるニーズに対して、ワン ストップ ソリューション(One Stop Solutions)が提供できる企業グループの実現」を目指し、事業ポートフォリオの転換をさらに加速させ、機動的な開発・製造・営業体制の構築を目指すとともに、一層のコストダウン、工事力の強化により、収益の改善に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度は受注高60,687百万円(前連結会計年度比21.1%増)、売上高68,741百万円(同10.7%増)となりました。また利益面につきましては、営業利益2,398百万円(同187.9%増)、経常利益2,465百万円(同110.6%増)、当期純利益1,085百万円(同63.5%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
[水処理エンジニアリング事業]
当事業におきましては、国内において産業全般で受注高が増加し、電子産業分野及び一般産業分野の新設やメンテナンス、改造の各種工事の伸長などにより売上高が増加しました。一方、海外では各国で受注高が増加したものの、台湾の電子産業分野の設備投資の延期や減少などにより売上高が減少しました。この結果、受注高は50,243百万円(前連結会計年度比25.2%増)、売上高は48,841百万円(同16.0%増)となりました。利益面につきましては、主に電子産業分野の売上高の増加、販売費及び一般管理費の削減を進めた結果、営業利益1,063百万円(前連結会計年度は営業損失691百万円)となりました。
[機能商品事業]
当事業におきましては、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動、顧客工場の操業度の低下、標準型水処理装置の販売低調などにより、受注高及び売上高はほぼ前連結会計年度並みとなりました。利益につきましては、販売費及び一般管理費の削減を進めましたが、採算性の低下により減少しました。この結果、受注高10,444百万円(前連結会計年度比4.6%増)、売上高19,900百万円(同0.4%減)、営業利益1,335百万円(同12.4%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,322百万円(12.9%)減少し、当連結会計年度末には8,939百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって支出された資金は、2,548百万円となりました。これは主に、仕入債務の増加2,918百万円による資金の増加に対し、売上債権の増加7,192百万円及びたな卸資産の増加1,856百万円による資金の減少があったことによるものであります。(前連結会計年度は7,619百万円の収入)
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって支出された資金は、1,053百万円となりました。これは主に、貸付けによる支出780百万円によるものであります。(前連結会計年度は1,347百万円の支出)
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって得られた資金は、1,998百万円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1,500百万円による資金の減少に対し、長期借入れによる収入4,000百万円による資金の増加があったことによるものであります。(前連結会計年度は5,330百万円の支出)

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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