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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004Z3Q

有価証券報告書抜粋 株式会社アイシン 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度の自動車業界を取り巻く事業環境は、新興国市場の一部において新車販売台数の減少が見られましたが、北米、中国などの大規模市場において、前連結会計年度を上回る新車販売台数を維持したこともあり、世界全体としては堅調に推移しました。一方、国内においては、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動により、前連結会計年度を下回る販売台数となりました。
住生活関連業界についても、新設住宅着工戸数が減少するなど、個人消費は低調に推移しました。
このような状況の中、当企業グループは2012年4月に発行した「AISIN Group VISION 2020」の実現に向けて、新商品の開発と拡販に努めるとともに、グローバルな事業基盤の構築に取り組みました。
売上高については、国内外における得意先カーメーカーの生産台数の増加に加え、為替変動の影響などにより、前連結会計年度(2兆8,222億円)に比べ5.0%増の2兆9,639億円となりました。
利益については、収益体質強化活動に取り組みましたが、将来の成長に向けた研究開発費や減価償却費が増加したため、営業利益は前連結会計年度(1,711億円)に比べ3.2%減の1,657億円、経常利益は前連結会計年度(1,894億円)に比べ0.8%減の1,880億円、当期純利益は前連結会計年度(900億円)に比べ14.2%減の773億円となりました。
なお、セグメントの業績は、次のとおりです。

① アイシン精機グループ
北米をはじめとした海外の得意先カーメーカーの生産台数増加などにより、売上高は前連結会計年度(1兆3,536億円)に比べ3.6%増の1兆4,019億円となりました。営業利益は収益体質強化活動の成果や為替の影響があったものの、減価償却費などの費用増加により、前連結会計年度(592億円)に比べ19.3%減の478億円となりました。
② アイシン高丘グループ
国内外の得意先カーメーカーの生産台数増加などにより、売上高は前連結会計年度(2,474億円)に比べ6.6%増の2,638億円となりました。営業利益は減価償却費などの費用増加があったものの、売上高の増加や収益体質強化活動の成果などにより、前連結会計年度(93億円)に比べ20.5%増の112億円となりました。
③ アイシン・エィ・ダブリュグループ
国内外の得意先カーメーカーの生産台数増加などにより、売上高は前連結会計年度(1兆530億円)に比べ7.0%増の1兆1,272億円となりました。営業利益は生産準備費用などの増加があったものの、売上高の増加に加え、収益体質強化活動の成果や為替の影響などにより、前連結会計年度(812億円)に比べ10.5%増の897億円となりました。
④ アドヴィックスグループ
北米をはじめとした海外の得意先カーメーカーの生産台数増加などにより、売上高は前連結会計年度(5,115億円)に比べ3.1%増の5,273億円となりました。営業利益は収益体質強化活動の成果や為替の影響があったものの、生産準備費用などの増加により、前連結会計年度(140億円)に比べ31.4%減の96億円となりました。
⑤ その他
得意先カーメーカーの生産台数増加などにより、売上高は前連結会計年度(1,847億円)に比べ1.7%増の1,877億円となり、営業利益は前連結会計年度(69億円)に比べ12.0%減の61億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況について、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、営業活動により2,397億円の増加、投資活動により2,613億円の減少、財務活動により177億円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額により59億円の増加の結果、当連結会計年度末には2,946億円となり、前連結会計年度末(3,280億円)に比べ333億円(10.2%)の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、前連結会計年度(2,866億円)に比べ468億円(16.3%)減少し、2,397億円となりました。これは、たな卸資産の増減額が362億円増加したことや、売上債権の増減額が162億円増加したことなどによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は前連結会計年度(2,654億円)に比べ40億円(1.5%)減少し、2,613億円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が451億円増加したものの、定期預金及び有価証券の増減額が266億円減少したことや、投資有価証券の取得による支出が100億円減少したことなどによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、前連結会計年度(18億円)に比べ大幅に増加し、177億円となりました。これは、借入れとその返済による収支が71億円減少したことや、配当金の支払額が57億円増加したことなどによります。

(注) 本報告書の売上高等は、消費税等抜きで表示しています。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01593] S1004Z3Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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