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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053F7

有価証券報告書抜粋 株式会社四電工 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況


(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、4月の消費増税の影響による個人消費の落込みや住宅投資の低迷など一部に弱い動きがみられたが、個人消費や設備投資に改善傾向がみられ、雇用情勢も着実に改善するなど緩やかな回復の動きが続いており、四国地域においてもほぼ全国と同様の状況で推移した。
こうした中、当社グループは、全力をあげて業績確保に努めた結果、当連結会計年度の業績は、売上高は 73,028百万円(前連結会計年度比 3.4%増加)となり、営業利益は 1,752百万円(同 101.5%増加)、経常利益は 2,372百万円(同 60.9%増加)、当期純利益は 976百万円(同 20.2%増加)となった。

セグメントの業績は、次のとおりである。
なお、第3四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較は変更後の区分により作成した情報に基づいて記載している。

(設備工事業)
当建設業界においては、公共投資や設備投資が底堅く推移するなど総じて好調な受注環境が続く一方、原材料費の値上がりによる工事原価の高まりや労働者不足など厳しい状況が続くなど、明暗相半ばする状況で推移した。
こうした中、当社グループは、メガソーラーや官民の大型工事の受注増や工事進捗に加え、工事原価の圧縮や経費削減に鋭意努めた結果、完成工事高は 73,793百万円(前連結会計年度比 6.9%増加)、セグメント利益は 1,992百万円(同 165.7%増加)となった。

(リース事業)
連結子会社 ㈱ヨンコービジネスが、工事用機械、車両、備品等のリース事業を行っている。
事業環境が厳しい中、新規顧客の開拓に注力する一方、与信管理の徹底などコスト低減に努めた結果、売上高は 2,862百万円(前連結会計年度比 3.9%増加)、セグメント利益は 288百万円(同 12.0%増加)となった。

(太陽光発電事業)
当社及び連結子会社 ㈱ヨンコーソーラーが、太陽光発電事業を行っている。
販売電力量は堅調に推移したものの、建設中の発電所用地に係る賃借料の影響などにより、売上高は 171百万円(前連結会計年度は 2百万円)、セグメント損失は 142百万円(前連結会計年度はセグメント損失 13百万円)となった。
(その他)
CADソフトウェアの販売、指定管理業務を中心に、その他の売上高は 874百万円(前連結会計年度比 3.6%増加)、セグメント利益は 57百万円(同 7.2%減少)となった。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動、財務活動による資金収入が、投資活動による資金支出を上回ったため、前連結会計年度末に比べ 651百万円増加し、新規連結に伴う資金の増加額 175百万円を加えた結果、9,379百万円となった。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
仕入債務の減少による支出 1,010百万円があったものの、税金等調整前当期純利益 1,812百万円の確保や減価償却費 1,390百万円及び減損損失 528百万円の計上などにより、2,480百万円の資金収入(前連結会計年度は 2,528百万円の資金収入)となった。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出 4,776百万円などにより、4,313百万円の資金支出(前連結会計年度は 1,266百万円の資金支出)となった。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払い 392百万円などがあったものの、借入金の純増などにより、2,484百万円の資金収入(前連結会計年度は 521百万円の資金収入)となった。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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