有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004DPW
ホシザキ株式会社 研究開発活動 (2014年12月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける研究開発活動は、日本では当社及び株式会社ネスターが、米州ではHOSHIZAKI AMERICA,
INC.、LANCER CORPORATION、Jackson WWS,Inc.及びAços Macom Indústria e Comércio Ltda.が、欧州・アジアではGRAM COMMERCIAL A/S及びWestern Refrigeration Private Limitedが行っております。当社グループにおける研究開発部門では、市場情報収集から要素開発、試作、設計、生産フォローアップまでの一貫した研究開発体制を持つことで、最終顧客の多種多様なニーズに対応しております。当連結会計年度は、新規開発及びモデルチェンジを中心とした開発活動と、収益性を向上させるためのコスト低減活動を行っております。なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は38億62百万円となっており、セグメントごとの研究開発費は、日本は30億31百万円、米州は7億53百万円、欧州・アジアは77百万円となっております。当社グループにおける研究開発部門に所属する従業員は、合計457名となっており、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。
(1) 日本
①当社
(製氷機)
キューブアイスメーカーIMシリーズのマイナーチェンジを行い、製品化いたしました。デザインの見直し及びドアの開閉をしやすくし使い勝手の向上を実現いたしました。
大形アンモニア製氷機R-10000SB-NH3を開発し、製品化いたしました。冷媒にアンモニアを使用することにより、環境に配慮した製氷機になっております。
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する自然冷媒採用のキューブアイスメーカーIM-100NE-HC、IM-130ANE-HCを開発し、製品化いたしました。従来のフロン冷媒機IM-100NE、IM-130ANEと比較して、氷1kgを作るのに必要な消費電力(それぞれ省エネ率29%、20%)低減を実現いたしました。
(業務用冷蔵庫)
業界最小の設置スペースのブラストチラー&ショックフリーザーHBC-20A3を開発し、製品化いたしました。本製品は2014年度グッドデザイン賞を受賞しました。
テーブル形恒温高湿庫CTシリーズのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。新センターピラーレス機構等の採用により、従来製品と比較して消費電力(省エネ率30%~63%)低減を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産するアジア向け業務用縦形冷蔵冷凍庫の市場拡大のために、ホテル市場向けHRE、HFE-GNシリーズ4機種を開発し、製品化いたしました。
(ディスペンサ)
みそ汁ディスペンサの注出口が2個タイプDL-2HTFを開発し、製品化いたしました。業界初のみそ残量切れランプと注出停止機能の採用により、使い勝手の向上を実現いたしました。
卓上機の組合せで氷点下のビール注出が可能な特定顧客向けのビールディスペンサAFEXシリーズ6機種を開発し、製品化いたしました。
付加価値のあるお茶で消費拡大や消費者の健康維持・増進を目的とした、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構と当社の産官連携により、給茶機リッチプラスを開発し、製品化いたしました。本製品により、茶葉に含まれる健康機能性成分を多く抽出した緑茶を、簡単に短時間に効率よく抽出し飲用することができます。
(その他)
ドアタイプ洗浄機JWE-Bシリーズを開発し、製品化いたしました。排水熱回収装置を新規開発し、従来製品と比較してランニングコスト低減を実現いたしました。
インバーター制御のプレハブ用コンデンシングユニットHUS-11RA-IV(冷蔵)、HUS-8FA-IV(冷凍)を開発し、製品化いたしました。従来製品と比較して消費電力(省エネ率冷蔵:50%・冷凍:27%)低減を実現いたしました。
厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」に従い、病院、学校、事業所の給食施設等の厨房の温度管理を行うスマートバンドSB-1Aを開発し、製品化いたしました。
②株式会社ネスター
シンク一体型瞬間冷水機に、市場からの要望である能力アップへの対応として、新たにシンクサイズ3機種CWS-04S75A、CWS-04W90A、CWS-04S60DAとCWS-04S75Aの冷水供給能力を倍増した高能力機CWS-08S75Aを製品化いたしました。
(2) 米州
①HOSHIZAKI AMERICA,INC.
(製氷機)
クレセントアイスメーカーSKM500AAを開発し、製品化いたしました。従来製品と比較して構造等の見直しにより、大幅なコストダウンを実現いたしました。
フレークアイスメーカーをモデルチェンジし、F-1501、F-2001シリーズ11機種を製品化いたしました。従来製品に、赤外線センサーの追加と排水回路の改善を行いました。
(業務用冷蔵庫)
冷凍機を側面に設置したピザプレップタイプの業務用テーブル形冷蔵庫3機種を開発し、製品化いたしました。
②LANCER CORPORATION
(ディスペンサ)
アメリカ障害者法に適合したカウンター設置タイプのビバレッジアイスディスペンサを開発し、製品化いたしました。
大手飲料メーカー向けのカウンター設置タイプのビバレッジディスペンサを開発し、製品化いたしました。
③Jackson WWS,Inc.
(食器洗浄機)
アメリカの省エネ基準であるEnergy Starに適合したドアタイプ洗浄機ConserverXL-Eとアンダーカウンタータイプ洗浄機AvengerHT-Eを開発し、製品化いたしました。
(3) 欧州・アジア
①GRAM COMMERCIAL A/S
(業務用冷蔵庫)
ドアのセルフクロージング機構を持った業務用縦形冷蔵庫BioCompactシリーズ4機種を開発し、製品化いたしました。
業務用テーブル形冷蔵庫にて、価格競争力のあるSnowflakeシリーズ9機種を開発し、製品化いたしました。
②Western Refrigeration Private Limited
(ショーケース)
大手飲料メーカーの省エネ要望に、凝縮器の見直し及びLED照明の採用等で対応したショーケースSRCシリーズ6機種を開発し、製品化いたしました。
(業務用冷蔵庫)
新規市場への参入のため、自社初のインド国内向けの業務用縦形冷蔵庫HRW、HFW4機種を開発し、製品化いたしました。
(ディスペンサ)
新規市場への参入のため、自社初のIEC規格に適合した、3バルブタイプのビバレッジアイスディスペンサGlazeを開発し、製品化いたしました。
INC.、LANCER CORPORATION、Jackson WWS,Inc.及びAços Macom Indústria e Comércio Ltda.が、欧州・アジアではGRAM COMMERCIAL A/S及びWestern Refrigeration Private Limitedが行っております。当社グループにおける研究開発部門では、市場情報収集から要素開発、試作、設計、生産フォローアップまでの一貫した研究開発体制を持つことで、最終顧客の多種多様なニーズに対応しております。当連結会計年度は、新規開発及びモデルチェンジを中心とした開発活動と、収益性を向上させるためのコスト低減活動を行っております。なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は38億62百万円となっており、セグメントごとの研究開発費は、日本は30億31百万円、米州は7億53百万円、欧州・アジアは77百万円となっております。当社グループにおける研究開発部門に所属する従業員は、合計457名となっており、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。
(1) 日本
①当社
(製氷機)
キューブアイスメーカーIMシリーズのマイナーチェンジを行い、製品化いたしました。デザインの見直し及びドアの開閉をしやすくし使い勝手の向上を実現いたしました。
大形アンモニア製氷機R-10000SB-NH3を開発し、製品化いたしました。冷媒にアンモニアを使用することにより、環境に配慮した製氷機になっております。
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する自然冷媒採用のキューブアイスメーカーIM-100NE-HC、IM-130ANE-HCを開発し、製品化いたしました。従来のフロン冷媒機IM-100NE、IM-130ANEと比較して、氷1kgを作るのに必要な消費電力(それぞれ省エネ率29%、20%)低減を実現いたしました。
(業務用冷蔵庫)
業界最小の設置スペースのブラストチラー&ショックフリーザーHBC-20A3を開発し、製品化いたしました。本製品は2014年度グッドデザイン賞を受賞しました。
テーブル形恒温高湿庫CTシリーズのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。新センターピラーレス機構等の採用により、従来製品と比較して消費電力(省エネ率30%~63%)低減を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産するアジア向け業務用縦形冷蔵冷凍庫の市場拡大のために、ホテル市場向けHRE、HFE-GNシリーズ4機種を開発し、製品化いたしました。
(ディスペンサ)
みそ汁ディスペンサの注出口が2個タイプDL-2HTFを開発し、製品化いたしました。業界初のみそ残量切れランプと注出停止機能の採用により、使い勝手の向上を実現いたしました。
卓上機の組合せで氷点下のビール注出が可能な特定顧客向けのビールディスペンサAFEXシリーズ6機種を開発し、製品化いたしました。
付加価値のあるお茶で消費拡大や消費者の健康維持・増進を目的とした、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構と当社の産官連携により、給茶機リッチプラスを開発し、製品化いたしました。本製品により、茶葉に含まれる健康機能性成分を多く抽出した緑茶を、簡単に短時間に効率よく抽出し飲用することができます。
(その他)
ドアタイプ洗浄機JWE-Bシリーズを開発し、製品化いたしました。排水熱回収装置を新規開発し、従来製品と比較してランニングコスト低減を実現いたしました。
インバーター制御のプレハブ用コンデンシングユニットHUS-11RA-IV(冷蔵)、HUS-8FA-IV(冷凍)を開発し、製品化いたしました。従来製品と比較して消費電力(省エネ率冷蔵:50%・冷凍:27%)低減を実現いたしました。
厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」に従い、病院、学校、事業所の給食施設等の厨房の温度管理を行うスマートバンドSB-1Aを開発し、製品化いたしました。
②株式会社ネスター
シンク一体型瞬間冷水機に、市場からの要望である能力アップへの対応として、新たにシンクサイズ3機種CWS-04S75A、CWS-04W90A、CWS-04S60DAとCWS-04S75Aの冷水供給能力を倍増した高能力機CWS-08S75Aを製品化いたしました。
(2) 米州
①HOSHIZAKI AMERICA,INC.
(製氷機)
クレセントアイスメーカーSKM500AAを開発し、製品化いたしました。従来製品と比較して構造等の見直しにより、大幅なコストダウンを実現いたしました。
フレークアイスメーカーをモデルチェンジし、F-1501、F-2001シリーズ11機種を製品化いたしました。従来製品に、赤外線センサーの追加と排水回路の改善を行いました。
(業務用冷蔵庫)
冷凍機を側面に設置したピザプレップタイプの業務用テーブル形冷蔵庫3機種を開発し、製品化いたしました。
②LANCER CORPORATION
(ディスペンサ)
アメリカ障害者法に適合したカウンター設置タイプのビバレッジアイスディスペンサを開発し、製品化いたしました。
大手飲料メーカー向けのカウンター設置タイプのビバレッジディスペンサを開発し、製品化いたしました。
③Jackson WWS,Inc.
(食器洗浄機)
アメリカの省エネ基準であるEnergy Starに適合したドアタイプ洗浄機ConserverXL-Eとアンダーカウンタータイプ洗浄機AvengerHT-Eを開発し、製品化いたしました。
(3) 欧州・アジア
①GRAM COMMERCIAL A/S
(業務用冷蔵庫)
ドアのセルフクロージング機構を持った業務用縦形冷蔵庫BioCompactシリーズ4機種を開発し、製品化いたしました。
業務用テーブル形冷蔵庫にて、価格競争力のあるSnowflakeシリーズ9機種を開発し、製品化いたしました。
②Western Refrigeration Private Limited
(ショーケース)
大手飲料メーカーの省エネ要望に、凝縮器の見直し及びLED照明の採用等で対応したショーケースSRCシリーズ6機種を開発し、製品化いたしました。
(業務用冷蔵庫)
新規市場への参入のため、自社初のインド国内向けの業務用縦形冷蔵庫HRW、HFW4機種を開発し、製品化いたしました。
(ディスペンサ)
新規市場への参入のため、自社初のIEC規格に適合した、3バルブタイプのビバレッジアイスディスペンサGlazeを開発し、製品化いたしました。
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