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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100522K

有価証券報告書抜粋 株式会社前田製作所 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における研究開発活動は、産業・鉄構機械等関連事業においては、排ガス規制に合わせたクレーンの製品開発、その他事業においては新分野における研究開発を重点的に取り組みました。
当連結会計年度における研究開発投資額は449百万円であり、主な研究開発課題とその成果は次のとおりであります。
(1) 4.9t吊クローラクレーン2機種モデルチェンジ機開発による2014年基準への対応
排ガス規制エンジンを搭載した4.9t吊クローラクレーン2機種の2016年3月期市場導入に向け、試作機による強度・機能・安全・耐久などの各種検証試験を含む開発を進めております。
(2) かにクレーン現行2機種の北米Tier4対応エンジン搭載仕様機の開発
現行かにクレーン2機種において、特に排ガス規制の先行している米州に対応するエンジンを搭載した仕様モデルの開発を進めております。排ガス規制によるエンジン出力低下に対応すべく油圧制御の見直しを含む開発を進めております。
(3) 国内向け小型かにクレーン2.9t吊新型機の開発
2.8t吊小型かにクレーンのモデルチェンジ機を開発し、2015年2月に国内市場へ導入いたしました。今後、この機種の海外市場への展開を図るべく各種仕様機の開発を継続してまいります。
(4) 海外向け新コンセプト小型かにクレーンの開発
現行小型かにクレーンをベースとしたブーム屈折型の新コンセプト小型かにクレーンを2014年10月に海外市場へ導入いたしました。今後、この機種の改良及び国内市場への導入を図るべく継続して開発を進めてまいります。
(5) ソフト水熱プロセス技術活用の研究
環境負荷、コスト低減が望まれる中、ソフト水熱プロセスを活用した各種試験研究を実施しております。
① きのこ使用済み培地の再生処理装置による、きのこ生育実証試験
自社開発の装置により使用済み培地を再生処理し、実用規模の生育実証試験を実施しております。
② その他活用研究
化石燃料に変わる油の抽出にソフト水熱技術を用い、実証試験研究を実施しております。
医療分野では、産学共同により濡れにくい高圧蒸気滅菌法の研究開発を進めております。
(6) 介護用品メンテナンス機器の開発
① 介護用品レンタル業者において、メンテナンス作業に多くの労力と時間を要していることから、作業者の負
担軽減、省力化を図るため、重量物も搭載可能な昇降及び回転機能付きの作業台を開発し、市場導入いたしました。
② 車椅子のタイヤ洗浄作業は、従来1台毎の洗浄でしたが、2台同時洗浄を可能とした効率的な洗浄装置を開
発し、市場導入いたしました。
(7) 電子制御装置の開発
自社開発製品のクレーン等に使用される電子制御装置の開発を行い、グローバルな要求仕様を満たす機器を市場導入いたしました。
(8) 金属微粉末の大量製造技術の確立
太陽光パネル配線材、電子制御機器等に使用される金属微粉末材料は、高価な銀を主原料としていることから、これに代わる金属微粉末材料が求められております。当社は、微粉末製造特許取得業者と連携し、均一な品質を確保し大量生産可能な装置を共同研究開発し、製造技術の確立を目指しております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01658] S100522K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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