有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053UW
株式会社小森コーポレーション 研究開発活動 (2015年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
研究開発活動は、当社グループの事業戦略に基づき重要度及び緊急度の高い課題に重点的に取組んでおります。
当連結会計年度における当社の重要な研究開発成果は次の通りであります。
リスロンGシリーズの性能を継承しながら、先進の卓越したテクノロジーとノウハウを結集した世界最先端の機種として「リスロン GX40」を開発しました。厚紙を含めた18,000回転/時間での安定した印刷を可能にするとともに、自動ノンストップシステムや制御システム、各種自動装置により、高速連続稼動の実現とジョブ切り替え効率の向上を行いました。高付加価値印刷対応の特殊機械構成など多彩な要求に応える構成をラインナップしており、高級商業印刷・出版印刷はもとより、その印刷品質と生産性の高さにより多彩な要求のあるパッケージ印刷に威力を発揮します。また、環境に優しい省エネ・省スペース・省排熱も実現しました。
2014年6月、10月及び2015年3月に当社つくばプラントにて内覧会にて実演を行い、多くのお客様からご高評を頂くことが出来ました。
自動化システムでは、色調管理装置PDC-SXの新たな機能として、パッケージ印刷向けの品質安定・生産性向上に役立つ新機能を開発しました。色合わせが難しかった特色でも色彩値を用いて正確にフィードバックできる色補正機能や、打ち抜き工程に連携できるように紙位置に対して絵柄を合わせる印刷位置合わせ機能を搭載しております。更にはイメージセンサーにより印刷物全体を取り込み、PDFなどの刷版データと本機出力を比較するPDF照合装置を新たに開発しました。これにより、調整刷りの段階で版キズや文字欠けなども確認でき、不正紙の流出を防止することが出来ます。
また、不良紙の管理のためのシステムとして、インクジェット式ナンバーリングシステムを開発しました。フィーダーボード上で1枚毎にシリアルナンバーを印字し、印刷物の品質管理を行います。
印刷資材においては、当社独自開発のH-UVシステムに使用するH-UVインキの品質改善(タック、濃度、流動性など)に取組み、硬化性・品質・汎用性・経済性をハイレベルに兼ね備えたH-UV機に最適なインキである「KG-911」を開発し、販売を開始しました。
さらには今後の市場拡大が見込まれるPE(プリンテッドエレクトロニクス)向けの印刷機械として、グラビアオフセット印刷手法による革新的なタッチパネルメタル配線用の量産設備を開発し、本格販売を開始しました。既存技術であるフォトリソグラフィーでは、一般的に7工程要したものが、当開発商品では1工程に短縮が可能となるなど、設備投資価格の圧縮、ランニングコスト削減、省スペース化が可能になります。
Touch Taiwan 2014(2014年8月)及び CEATEC JAPAN 2014(2014年10月)に出展し、この量産技術を多くのお客様にご紹介致しました。
なお、当連結会計年度の研究開発費は、5,123百万円(売上高比5.6%)であります。
当連結会計年度における当社の重要な研究開発成果は次の通りであります。
リスロンGシリーズの性能を継承しながら、先進の卓越したテクノロジーとノウハウを結集した世界最先端の機種として「リスロン GX40」を開発しました。厚紙を含めた18,000回転/時間での安定した印刷を可能にするとともに、自動ノンストップシステムや制御システム、各種自動装置により、高速連続稼動の実現とジョブ切り替え効率の向上を行いました。高付加価値印刷対応の特殊機械構成など多彩な要求に応える構成をラインナップしており、高級商業印刷・出版印刷はもとより、その印刷品質と生産性の高さにより多彩な要求のあるパッケージ印刷に威力を発揮します。また、環境に優しい省エネ・省スペース・省排熱も実現しました。
2014年6月、10月及び2015年3月に当社つくばプラントにて内覧会にて実演を行い、多くのお客様からご高評を頂くことが出来ました。
自動化システムでは、色調管理装置PDC-SXの新たな機能として、パッケージ印刷向けの品質安定・生産性向上に役立つ新機能を開発しました。色合わせが難しかった特色でも色彩値を用いて正確にフィードバックできる色補正機能や、打ち抜き工程に連携できるように紙位置に対して絵柄を合わせる印刷位置合わせ機能を搭載しております。更にはイメージセンサーにより印刷物全体を取り込み、PDFなどの刷版データと本機出力を比較するPDF照合装置を新たに開発しました。これにより、調整刷りの段階で版キズや文字欠けなども確認でき、不正紙の流出を防止することが出来ます。
また、不良紙の管理のためのシステムとして、インクジェット式ナンバーリングシステムを開発しました。フィーダーボード上で1枚毎にシリアルナンバーを印字し、印刷物の品質管理を行います。
印刷資材においては、当社独自開発のH-UVシステムに使用するH-UVインキの品質改善(タック、濃度、流動性など)に取組み、硬化性・品質・汎用性・経済性をハイレベルに兼ね備えたH-UV機に最適なインキである「KG-911」を開発し、販売を開始しました。
さらには今後の市場拡大が見込まれるPE(プリンテッドエレクトロニクス)向けの印刷機械として、グラビアオフセット印刷手法による革新的なタッチパネルメタル配線用の量産設備を開発し、本格販売を開始しました。既存技術であるフォトリソグラフィーでは、一般的に7工程要したものが、当開発商品では1工程に短縮が可能となるなど、設備投資価格の圧縮、ランニングコスト削減、省スペース化が可能になります。
Touch Taiwan 2014(2014年8月)及び CEATEC JAPAN 2014(2014年10月)に出展し、この量産技術を多くのお客様にご紹介致しました。
なお、当連結会計年度の研究開発費は、5,123百万円(売上高比5.6%)であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01667] S10053UW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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