シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005BTK

有価証券報告書抜粋 レオン自動機株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動や、物価上昇に伴う実質所得低下の影響による個人消費の落ち込みが継続しているものの、政府主導の経済政策や日銀の金融緩和策の効果もあり、円安・株高が継続し、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調で推移しました。
海外におきましては、米国では緩やかな回復が継続しましたが、欧州ではウクライナの政情不安等により、総じて弱含みで推移しました。また、中国の経済成長率は緩やかに減速しており、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが市場とする食品業界は、消費の低迷による商品の低価格化や差別化などの課題をかかえております。また、食の安全性、健康志向の増大、環境問題など市場のニーズが多様化しております。
このような状況の下で当社グループは、市場ニーズに対応するため、ワールドワイドに市場動向を調査し、レオロジー(流動工学)を基礎とする当社独自の開発技術の商品化により、食品機械のより一層の標準化推進と、安全性の向上を図るとともに、多様な消費者ニーズに対応できる商品群を国内および海外の食品業界へ提案してまいりました。

報告セグメント別の状況につきましては、次のとおりであります。

〔食品加工機械製造販売事業〕
国内市場における食品成形機において主力機種である「火星人 CN580型」、「火星人 CN020型」が小規模の和洋菓子店への販売で伸び悩み、売上が前年より減少しました。製パンライン等においては、品質アップやバラエティー化に対応した「ペストリーライン」、「中華まん生産ライン」や「クッキー生産ライン」等大手ユーザーからの設備投資が継続し、売上が前年より増加しました。
アメリカ市場では、食品成形機において「火星人 KN550型」の調理食品業界やエスニック市場への販売が好調で、売上が前年より増加しました。製パンライン等においては、「ペストリーライン」、「ブレッドライン」の販売があり売上が前年より増加しました。
ヨーロッパ市場では、食品成形機において、ピロシキやクノーデル等の調理食品を生産する「火星人 KN550型」の販売がありましたが、売上は前年並みとなりました。製パンライン等においては、「インジェクションライン」、「クッキー生産ライン」、「ブレッドライン」の販売があり売上が前年より増加しました。
アジア市場では、食品成形機において、中国ではミニパンを生産する「火星人 CN511型」、中華まんを生産する「火星人 KN550型」、月餅を生産する「火星人 KN500型」の販売が好調でした。また、韓国でも和洋菓子を生産する「火星人 KN500型」の販売が伸びたことにより、売上が前年より増加しました。製パンライン等においては、中国、オーストラリアを中心に「ペストリーライン」、「食パンライン」、「ブレッドライン」等の販売がありましたが、売上は前年より減少しました。
修理その他は、アジアを除く海外と国内で売上が前年より増加しました。


〔食品製造販売事業〕
国内の㈲ホシノ天然酵母パン種においては、台湾や国内大手ユーザー向けのホシノ天然酵母パン種需要が増加したことにより、売上が前年より増加しました。アメリカのオレンジベーカリーでは、バタークロワッサンの販売が好調であったことと、既存顧客へのパイ、デニッシュペストリーなどの販売量増加により売上が増加しましたが、原材料の高騰により、営業利益率は減少しました。

これらの結果、当連結会計年度における売上高は23,023百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は2,202百万円(前年同期比8.6%増)、経常利益は2,321百万円(前年同期比9.6%増)、当期純利益は1,872百万円(前年同期比4.7%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
①食品加工機械製造販売事業(日本)
日本国内は、食品成形機の売上が減少したことにより、外部顧客に対する売上高は9,154百万円(前年同期比1.5%減)となりましたが、販売費及び一般管理費が1.9%減少したことにより、セグメント利益(営業利益)は2,281百万円(前年同期比15.6%増)となりました。
②食品加工機械製造販売事業(北米・南米)
アメリカ地域は、食品成形機、製パンライン等、修理その他の売上が増加したことにより、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ6.4%増加、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが100円24銭から109円93銭と円安になり、外部顧客に対する売上高は1,828百万円(前年同期比16.6%増)となりましたが、売上原価が現地通貨ベースで13.4%増加したことにより、セグメント利益(営業利益)は46百万円(前年同期比19.6%減)となりました。
③食品加工機械製造販売事業(ヨーロッパ)
ヨーロッパ地域は、製パンライン等、修理その他の売上が増加したことにより、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ3.1%増加、円換算に使用するユーロの期中平均レートが134円37銭から138円77銭と円安になり、外部顧客に対する売上高は2,600百万円(前年同期比7.4%増)となりましたが、売上原価が現地通貨ベースで4.4%増加したことにより、セグメント利益(営業利益)は71百万円(前年同期比4.4%減)となりました。
④食品加工機械製造販売事業(アジア)
アジア地域は、食品成形機の売上が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は1,869百万円(前年同期比5.7%増)となりましたが、販売費及び一般管理費が63.9%増加したことにより、セグメント利益(営業利益)は540百万円(前年同期比7.6%減)となりました。
⑤食品製造販売事業(北米・南米)
バタークロワッサンの販売が好調であったことと、既存顧客への販売数量が増加したことにより、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ11.8%増加、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが100円24銭から109円93銭と円安になり、外部顧客に対する売上高は7,123百万円(前年同期比22.6%増)となりましたが、売上原価が現地通貨ベースで15.0%増加、販売費及び一般管理費が現地通貨ベースで8.3%増加したことにより、セグメント利益(営業利益)は750百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
⑥食品製造販売事業(日本)
台湾や国内大手ユーザー向けのホシノ天然酵母パン種需要が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は447百万円(前年同期比4.8%増)となりましたが、販売費及び一般管理費が24.4%増加したことにより、セグメント利益(営業利益)は50百万円(前年同期比11.9%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、3,699百万円(前年同期1,257百万円増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は2,595百万円(前年同期202百万円減)となりました。
これは、主に税金等調整前当期純利益が2,253百万円、減価償却費が795百万円、売上債権の増加が142百万円、たな卸資産の増加が349百万円、仕入債務の増加が77百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は813百万円(前年同期234百万円減)となりました。
これは、主に有形固定資産の取得による支出が818百万円、無形固定資産の取得による支出が15百万円などによるものであります。設備投資の主なものは、オレンジベーカリーの建物附属設備、製造用機械装置などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は510百万円(前年同期936百万円減)となりました。
これは、主に短期借入金の増加が519百万円、長期借入金の返済による支出が777百万円、配当金の支払が221百万円などによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01670] S1005BTK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。