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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006L1J

有価証券報告書抜粋 日精エー・エス・ビー機械株式会社 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(以下、当期)におきましては、当期末にかけて一部市場では経済環境の変化によりやや低調な販売環境になったものの、北米市場や南・西アジア市場を中心にユーザーの設備投資需要が順調に推移するなど、当社グループ全体では概ね堅調な市場環境が継続しました。
このような中、当社では、主要市場及び新興市場で開催された展示会に積極参加するなど、既存主力製品の拡充及び新製品の市場浸透に注力するとともに、技術面では、PF24-8B型や耐熱容器用成形機などの新製品の品質改良、既存主力製品の品質改善など顧客ニーズに即応する研究開発を実施いたしました。
生産面では、継続的に既存インド工場の機能拡充を図る取組みに注力するとともに、新たな建設用地を取得し、第3工場の建設を決定するなどインド工場の更なる拡充に向けた施策に注力しました。更に、日本国内においても生産規模の拡大を図るため、静岡工場の本格稼働に向けた準備を推進しました。
これらの結果、受注高は25,323百万円(前期比103.5%)、売上高は25,396百万円(同112.3%)と過去最高の実績を残すことができました。なお、当期末の受注残高は10,171百万円(前期末10,244百万円)となりました。
利益面では、売上ボリュームの増加などの影響により、売上総利益は11,073百万円(前期比107.8%)と増益となりました。一方、営業利益は、販売直接費の増加や貸倒引当金の計上など販売費及び一般管理費が増加したことにより、3,821百万円(同96.2%)と減益となりました。また、営業外損益では、前期と比べ為替差益が大幅に減少したことにより、経常利益は4,257百万円(同87.5%)と減益となりました。最終損益である当期純利益は、経常利益段階までの減益の影響により、2,487百万円(同80.9%)となりました。なお、売上総利益は過去最高益を更新いたしました。

当期における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
売上高売上総利益営業利益経常利益当期純利益
前 期22,60510,2763,9714,8673,076
当 期25,39611,0733,8214,2572,487
対前期比112.3%107.8%96.2%87.5%80.9%

セグメントの業績は次のとおりであります。

セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
米州欧州南・西アジア東アジア日本合計
前 期6,3215,0846,4382,6052,15422,605
当 期6,9984,6479,2262,2832,24025,396
対前期比110.7%91.4%143.3%87.6%104.0%112.3%

① 米州
中南米市場で前期の水準を上回ったことに加え、北米市場では好調な経済環境を背景に当社製品への需要が堅調に推移し、地域全体の売上高は6,998百万円(前期比110.7%)と増収となりました。セグメント利益も増収の影響により、2,375百万円(同112.1%)と増益となりました。
② 欧州
耐熱ボトル用成形機などの大型案件の出荷があったものの、ユーザーの投資意欲が低調に推移したことにより、地域全体の売上高は4,647百万円(前期比91.4%)と減収となりました。セグメント利益は、減収の影響や営業費用が増加したことにより1,087百万円(同64.9%)と大幅減益となりました。
③ 南・西アジア
大規模市場であるインド市場や中東市場で大幅増収になったことに加えて、東南アジアなどでも順調に販売を伸ばしたことにより、地域全体の売上高は9,226百万円(前期比143.3%)と大幅増収となりました。セグメント利益は、第2四半期に貸倒引当金を計上したものの、増収効果により1,224百万円(同125.2%)と大幅増益を達成しました。
④ 東アジア
主要市場である中国では市況が低迷し販売が振るわず、地域全体の売上高は2,283百万円(前期比87.6%)と減収となりました。セグメント利益は、収益性が低い個別案件がなくなった影響に加え、固定費が減少したことにより、655百万円(同143.1%)と大幅増益となりました。
⑤ 日本
市場環境は横ばい基調で推移し、売上高は2,240百万円(前期比104.0%)と前期並みの水準になりました。セグメント利益は、営業費用の減少などにより563百万円(同133.2%)と大幅増益となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当期末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前期末に比べ1,782百万円増加し、6,256百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
の期末残高
前 期2,280△1,570△1,0864,473
当 期1,241△1,4442,0056,256

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
たな卸資産や法人税等の支払いが大幅に増加したことによる資金の減少要因がみられた中で、税金等調整前当期純利益(4,315百万円)が計上されたことにより、営業活動の結果増加した資金は1,241百万円(前期:2,280百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の売却による収入が得られたものの、インド工場への追加投資により、投資活動の結果支出した資金は1,444百万円(前期:1,570百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払いがあったものの、長期借入金の大幅な増加により、財務活動の結果増加した資金は2,005百万円(前期:1,086百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01682] S1006L1J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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