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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051XV

有価証券報告書抜粋 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループは、より高度なモーションコントロールを提供するため、基礎研究の推進による次世代製品の開発とお客様のニーズを製品に反映させる応用開発の両面を追求しております。減速装置分野においては、より小型・軽量・高精度・高トルク容量比となる機構を追求し、メカトロニクス製品分野においては、これら減速装置分野の成果と、独自のモーター、センサー、制御技術等を応用し、各種アクチュエーター及びコントローラーの研究開発に注力しております。当社グループの研究開発はグループ内の独自技術によって行うことを中心にしておりますが、必要に応じて大学等の研究機関または他企業との共同研究開発も行っております。
当社グループ内において、研究開発の主たる部分は当社が担っております。カタログ標準製品の開発を行う「開発本部」、お客様の要求に基づく開発設計を行う「技術本部」、新しい自由な発想に基づいて現有製品の枠組みを超える新しい原理や機構を追求する「新原理機構研究室」、ハーモニックドライブ®の基礎技術を深耕し、性能向上の可能性を見出す「ハーモニックドライブ®研究所」、遊星減速機に特化し、カタログ標準品の開発とお客様の要求に基づく開発設計を行う「遊星減速機開発・技術本部」5本部体制を設けております。これにより、様々なお客様の要求に応じるのはもとより、将来を見据えた先行的な研究開発や全ての研究開発の基本となる基礎技術の追求、さらには将来的にお客様に革新的な価値を提供できるような新原理や新機構の研究にも積極的に取り組み、加速する時代の変化にも対応してまいります。また、穂高工場敷地内の研究棟において、超精密な製品を生産・測定するための技術及び技能の研究を行っております。
当連結会計年度に開発が完了し、市場投入した主な新製品には、主力製品であるメカトロニクス製品ACサーボアクチュエーターSHAシリーズの出力回転部分の構造を見直したことにより、出力の振れ精度をさらに向上させた「ACサーボアクチュエーターSHA-CGシリーズ」、ハーモニックドライブ®の最上位機種となるCSGシリーズに追加ラインアップした「ハーモニックドライブ®CSGシリーズ密封構造型フルユニット」があります。ACサーボアクチュエーターSHA-CGシリーズは、特に機械的な精度を必要とするテーブルの旋回駆動部や微小な角度調整を必要とする機構駆動部に適しております。ハーモニックドライブ®CSGシリーズ密封構造型フルユニットは、従来製品と同様の高精度、高トルク、扁平形状といった特性を継承しながら、新たに密封構造を採用することで当社工場から組み立てられた状態で出荷することにより、お客様にとって設計が容易となり、組立作業も軽減されるため取り扱いやすい製品となっております。
なお、当連結会計年度における研究開発要員は67名であり、研究開発費として13億9百万円を投下しております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01712] S10051XV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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